みなさん、こんにちは。
大人の塗り絵を始めてから、あっという間に4ヵ月がたちました。
増える塗り絵本、増える画材。
さて、みなさん、塗り絵本は何冊ありますか?
そのうち塗ってない本は何冊ありますか?
私は塗ってない本がたくさんあります。
そして、塗ってない本があるにもかかわらず、次々新しい本が欲しくなります。
今日は、そのことで罪悪感を覚える自分を勇気づけてみました。
↑ 2015年12月29日現在持っている塗り絵本。あと他に3冊注文中……。
塗り絵本の出版ラッシュがすごい
大人の塗り絵にハマっている多くの人が感じているのではないでしょうか。
私が塗り絵を始めた頃は、塗り絵ブームの再来として「ひみつの花園」が特に目立っていた気がします。
書店の塗り絵コーナーも、ブームだったからか多少スペースをとっていましたが、今ほどではありませんでした。
しかし、月を追うごとに出るわ出るわ、塗り絵本の嵐。
海外の塗り絵本や、その日本語版、日本の作家さんの塗り絵本。
私のAmazonの欲しいものリストもどんどん埋まっていきます。
出版業界も、ブームがあるうちにどんどん売り出そうと思っているのでしょうね。
塗り絵本の種類が増えることは、買う側としては嬉しい。
嬉しいんだけれど、こんなに買ってはいけない……!というジレンマにおそわれます。
すべて塗りきれないかもしれない。
何年もかかるかもしれない。
今はまだ塗り絵を続けられていますが、いつ飽きるかわからない。
買っても無駄になるかもしれない。
無駄にしてしまうかもしれない。
できなかったときの自分への失望がこわかったです。
(大規模なお片付け後だったので必要以上にものを増やしてはいけないとも思っていました。)
買う塗り絵本は厳選。我慢していた
私は書店に行く度に塗り絵本コーナーを見に行きます。
幸い自宅近くに大型書店が複数あるので、塗り絵本の種類は豊富です。
行くと必ず新刊チェック。
Amazonでは確認できない、本の実際の大きさやページ内容、絵の雰囲気や線の感じを見ます。
さらに洋書コーナーにも塗り絵本があるのでチラ見。
できるだけ実物を確認してから買いたいので、塗り絵本コーナーのチェックは欠かせません。
お財布にも限界があるので、新刊が出たからといって片っぱしから買うわけにもいきません。
本当に気に入った本だけを吟味して買うようにしていました。
そうは言っても、現在塗り絵本は出版ラッシュ。
欲しい本、買う本は増えることはあれど減ることはありません。
さらにInstagramでフォローしている方々の、新しい塗り絵本の写真。
あー!いいな!いいな!
私も欲しいな!
増やしすぎないように気をつけているものの、誘惑に打ち勝つのはなかなか難しいです。
眺めているだけで幸せなことに気づいた
最近買った塗り絵本で、あまりに可愛すぎてもったいなくて塗ることができない本が2冊ありました。
「ロマンティックカントリー」はだいぶん前に発売されたので、お持ちの方も多いかと思います。
前から欲しいと思っていた本で、勇気を出して買いました。
そして井田千秋さんの「憧れのお店屋さん」。
書店で現物を見たところ、あまりの可愛さに即座に心を奪われました。
主人公の女の子が本屋さんやケーキ屋さん、パン屋さんや洋服屋さんといったお店をめぐっていきます。
とにかくお店が可愛く、また模様はあまり入っていないので、自分で好きなように描きこみができそうです。
しかも、店頭で残り2冊しかなく、すぐにレジに向かいました。
この2冊は、どちらも建物や内装、小物の数々が登場します。
見ているだけでもすごく楽しいし、どのように塗ろうかを考えながら眺めるのも楽しい。
しかし、もったいなくて塗れません。
そのとき、気づきました。
見ているだけで楽しいんだから、これも趣味のうちじゃない?
私にとっては、塗り絵本でありながら、画集も同然。
つまり、見ているだけで楽しいのだから、塗ることができずに持っていてもいいんじゃない?
買うの我慢しなくてもいいんじゃない?
とんでもない論法です。笑
しかし、これに気づいた瞬間、今まで買わずに我慢していたもやもやが晴れていくような気がしました。
塗り絵本は塗る楽しみだけではなく、見て楽しむという役割も持っているのだと感じました。
吹っ切れて爆買いしてきた
「塗り絵本を塗らずに眺めることも趣味のうち」という強力な言い訳を手にした私。
先週のクリスマスイブ、「自分へのクリスマスプレゼントだ!」とさらなる言い訳を重ねて書店へ足を運びました。
上限1万円で、今まで買おうか悩んでいた本を買いに行くことにしたのです。
そして買った結果が下の写真。
事前にAmazonで何冊かチェックし、書店で改めて内容を確認しました。
web上で見て可愛いと思っても、現物を見るとなんか違うなと思うことがあります。
物欲にのぼせ上がってましたが、本当に欲しいかの最終確認だけは忘れませんでした。
このとき、初めての水彩色鉛筆の使い方に悩んでいたので、こちらの本も買いました。
全部で、合計9,828円!
やった!1万円以内におさまった!
しかし、一度にこんなに大量に買ったのは初めてだったので、本の重みにドキドキし、「本当にこんなに買っても良いのか?」と続く自問自答。
悩みすぎて若干具合が悪くなりました。笑
帰宅後は1冊ずつ本を眺めて1人でニヤニヤ。
まさに至福……!
眺めるのも趣味のうちと自分なりに理由をつけましたが、眺めるだけでも幸せになれる趣味に出会えたことに、改めて嬉しくなりました。
終わりに
いかがでしたか?
塗り絵本が欲しくて増やすとき、「そんなに買ってどうするの?」とか「そんなに買っても塗りきれないよ」とご家族から言われたときは、こう言いましょう。
「塗らないで眺めるのも趣味のうちなの!」
楽しいんだから良いのです。
と今自分に言い聞かせています。笑
今年、大人の塗り絵に出会えたことは、私にとって本当に幸せでした。
ここ何年か、趣味という趣味がありませんでしたが、塗り絵のおかげで熱中することの楽しさを思い出しました。
その代わり、大人の趣味の恐ろしさも知りました。
大人なのである程度お金があるんですよね。
限度はありますが、自分の自由になる金額は子どもの頃とは桁違い。
趣味にかける金額も桁違い。
これからも、塗り絵本や画材が欲しくなることが多々あるでしょう。
そのときそのときで、お財布と相談しながらお気に入りを見つけていきたいと思います。
では、また次回〜。
先週爆買いした塗り絵本はこちら。