みなさん、こんにちは。
去年のクリスマスイブに爆買いした塗り絵本のうちの1冊、「奇跡の鳥の旅」を塗ってみました。
この本は発売した当初からすごく好きで、買うのを楽しみにしていました。
鳥と一緒に、森や海、ヨーロッパの町並みを旅するお話です。
線が細めで細かい絵柄。
塗り応えのあるとても可愛い塗り絵本です。
早速1ページ塗ってみました。
できあがりがこちら。
トランクが可愛かったので、このページから塗りました。
使用した塗り絵本
使用画材
トランク外側・鳥
水彩色鉛筆(水で濡らさずに使用)
トランク裏地
水性ペン(signo 超極細(ペン先0.28mm))
花・葉
水彩色鉛筆(水で濡らして使用)
水筆ペン
背景
ダイソーパステル
綿棒
ダイソーパステルについてはこちらの記事をご覧ください。
初めて水彩色鉛筆と水筆を使用
去年、クリスマスプレゼントで水彩色鉛筆を買ってもらいました。
使いこなせるか不安で、こちらの記事で「練習します」と書きました。
塗り絵をコピーして何度か塗ってみましたが、どうにもしっくり来ません。
実際に塗り絵本に塗ってみないとわからないなと思い始めました。
「奇跡の鳥の旅」は紙質がしっかりしていたこともあり、せっかくなので水彩色鉛筆を使ってみることにしました。
トランクの外側と鳥はドライ(濡らさずそのまま)で使用しました。
塗りやすく、色の濃淡もつけやすかったです。
鳥さんが予想以上に可愛くできて満足。
さて、肝心の水筆使用箇所について。
トランクの中のお花や葉を、水筆ペンを使って塗りました。
手順は、水彩色鉛筆をグラデーションで塗ったあとに、水筆ペンでぼかしています。
実際に使ってみて、「塗り絵本に直接塗って練習するしかないな」と感じました。
コピー用紙で練習していた時は、水筆の水を吸収できていなかったのか、水たまりがしばしばできてしまい、残念な状態になっていました。
しかし、今回塗り絵本に直接塗ってみたところ、紙質が違うせいか水を吸収してくれて、水たまりになることがありませんでした。
多少にじむ箇所ができてしまいましたが、そこは要練習ですね。
乾いてから見なおしたところ、特に気にならなかったので許容範囲です。
今回使ったステッドラーの水彩色鉛筆「カラトアクェレル」は、筆圧強めで塗ると、水で溶けきらず鉛筆の跡が残ります。
今回は花を塗るにあたって、あえて鉛筆の跡が残るように意識したので、かえって良かったです。
また、筆圧を弱くしてやさしく塗ると、鉛筆の跡が残ることもなく、キレイに水に溶けました。
自分が表現したいものによって、筆圧を調整し塗り分けしていきたいと思います。
真ん中のオレンジの大きいお花や、左上の緑の大きいお花は、筆圧強めで塗りました。
花の中心に向かうにつれて、うっすら鉛筆跡が残っています。
それ以外は筆圧弱めで塗りました。
鉛筆跡が残ることもなく、透明感のあるグラデーションにできたかなと思います。
水彩色鉛筆を水で濡らすと、普通の色鉛筆とは異なるグラデーションが表現できます。
もちろん、普通の色鉛筆のグラデーションも大好きですが、水彩色鉛筆を水で濡らしたときにしか出せない色みというものがあるように感じます。
今回、実際に塗ってみたら意外と良くできました。
やはり使ってみないとわからないですね。
今年は、水彩色鉛筆を使いこなすことを目標に、どんどん塗っていきたいと思います。
塗り方もいろいろあるみたいなので、どんどん試していきたいです。
トランクの裏地で大失敗
全体の絵をぱっと見たとき、トランクの裏地に目がいってしまうかもしれません。
予定より相当濃い色になってしまいました。
最初はすべて水彩色鉛筆で塗る予定でしたが、トランクの裏地が結構細かったので、急きょ水性ペンを使用。
トランクの外側よりも濃い色にしようと思ったのですが、水性ペンというのもあってか、予想以上に濃い色になってしまいました。
裏地を塗り始めて数分で、やらかしたことを悟ります。
しかし時すでに遅し。修正不可。笑
このまま突っ走るしかありません。
色鉛筆を尖らせて塗るか、水性ペンの色を違う色にすればよかったです。
今回、水筆をなんとか使えただけに、裏地は本当に残念でした。
終わりに
新年最初の作品となりました。
大人の塗り絵を初めて4ヶ月と少したちましたが、改めて、塗ることが上達への近道だと感じました。
失敗してもいいから、とにかくまずは塗ってみることが大事だなと、水筆ペンに教えられたような気がします。
今年は、技術向上も視野に入れて、もっともっと塗り絵を楽しんでいきたいと思います。
では、また次回〜。