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大人の塗り絵(コロリアージュ)を通して、自身の体験をもとに、ぬりえライフをもっと楽しむための情報を発信しています。

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「奇跡の鳥の旅」きのこを色辞典で塗ってみた(赤系色編)

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みなさん、こんにちは。

今回は、塗り絵本「奇跡の鳥の旅」きのこの絵の見開きページを塗りました。

左右のページでそれぞれ色みを変えています。

今日は、左ページをご紹介。

左ページはすべて赤系の色鉛筆で塗りました。

できあがりがこちら。

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使用した塗り絵本

 

使用画材 

 

使用色

すべて色辞典です。

・VPー1  桜色(第3集)

・VPー2  一斤染(第3集)

・Pー1       薄紅(第1集)

・Pー2       珊瑚色(第1集)

・Pー11      撫子色(第2集)

・LGー1  子鹿色(第2集)

・Vー1     チェリー(第1集)

・Dー1     臙脂色(第1集)

・Dー11    李色(第2集)

・Dー12    蘇芳色(第2集)

・DLー10  梅紫(第3集)

全90色の中から、赤系と思われる色をすべて抜き出しました。

(蛍光色の第7集のみ除外しています。)

赤系は全部で11色。

今回は、この11色の中でいろいろ組み合わせてみました。 

 

お気に入りの組み合わせ

子鹿色×チェリー

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こちらの大きいきのこ。

ライトグレイッシュトーンの子鹿色(LGー1)とビビッドトーンのチェリー(Vー1)を重ね塗りしています。

気をつけたところは以下の2点。

・薄く塗る

・何度も交互に重ね塗り

2色とも、ひたすら筆圧弱めで薄く重ね塗りを繰り返しました。

手順は以下のとおりです。

①子鹿色で全体を薄く塗る。

②チェリーで濃くしたいところに薄く塗る。

③子鹿色を塗り重ねて、チェリーをぼかしてなじませる。

④濃くしたいところにチェリーを薄く塗る。 

好みの色みになるまで、上記①〜④を繰り返します。

自然なグラデーションになるようにねばりました。

 

チェリーはビビッドトーンなので、鮮やかなはっきりとした赤色です。

しかし、ライトグレイッシュトーンの子鹿色と組み合わせることで、優しくほんのり赤みが出るような色になりました。

この色の組み合わせはお気に入りです。

 

子鹿色×チェリー

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真ん中の3つのつながっている実。

先ほどの大きなきのこと同じ色の組み合わせです。

こちらは、子鹿色を強めに塗りました。

影になる部分をチェリーでささやかに塗り、子鹿色でひたすらぼかす。

これを2〜3回繰り返します。

先ほどと同じ色の組み合わせですが、異なる雰囲気に仕上がりました。

塗り方を変えるだけで印象が変わったのが面白かったです。

 

一斤染×珊瑚色×臙脂色

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真ん中のザクロみたいな実。

こちらは以下の3色を使用しています。

・VPー2 一斤染(ベリーペールトーン)

・Pー2      珊瑚色(ペールトーン)

・Dー1      臙脂色(ディープトーン)

塗り方は、先ほどとあまり変わりません。

薄い色から塗り、ぼかしながら濃い色を重ねていきます。

 

①一斤染で全体を薄く塗る。

②濃くしたい場所(少し範囲広め)に珊瑚色を塗る。

③一斤染を重ね塗りしてぼかす。

④濃くしたい場所(ピンポイント)に臙脂色を塗る。

⑤一斤染または珊瑚色を重ね塗りしてぼかす。

以降繰り返し。

この3色の中では、一斤染が1番薄い色、臙脂色が1番濃い色で、珊瑚色はその中間くらいです。

濃くしていく際に、中間の濃さである珊瑚色を少し範囲広めに塗ることで、臙脂色が目立ち過ぎないようにしました。

 

ベリーペールトーンは、色辞典の中でも1番明度が高く薄い色です。

単色で使うと薄くてあまり見えないため、使い方に悩んでいました。

今回は、重ね塗りをするにあたって、ベリーペールトーンを下地・ぼかし役として使用しました。

単色で使うのが難しい色は、重ね塗りに使うと良いかもしれません。

次回の記事でまた詳しく書きたいと思います。

他にも紹介したい組み合わせがあったんですが、使った色を忘れてしまいました……。

 

やっぱり赤系色は難しい!

前回「奇跡の鳥の旅」を色辞典で塗った際、赤系色の塗り方がわからず壊滅的でした。 

このときの反省を踏まえて、今回は赤系色の塗り方の練習も兼ねて塗りました。

感想は、「なんだかしっくりこない」というのが正直なところです。

もちろん、先ほどご紹介したとおり、お気に入りの色の組み合わせもありました。

ただ、全体的にもっとどうにかできたんではないかという気がします。

現在自分ができる範囲で頑張って塗ったんですが、青系や緑系の色と比べると、どうにもしっくり来ません。

全体的に赤系色が思っていた色と少し違ったというのもあるかもしれません。

組み合わせ方もきちんとメモしなかったので、終盤になると、まだ何色を組み合わせていないのかわからなくなってしまいました。

赤系色は自分の中で不完全燃焼なので、また別の機会にリベンジしたいと思います。

 

終わりに

きのこ赤系色編いかがでしたか。

なんだかんだで色辞典の重ね塗り自体はとても楽しかったです。

赤系色はまたいろいろ塗って練習するしかありませんね。

次回は、見開きの右ページのご紹介です。

右ページは緑系色で塗りました。

ちなみに、見開き完成はこんな感じです。

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緑系色は、赤系色の反省を踏まえて塗ったので、赤系色よりも詳しく説明できるかと思います。

よかったら、次回もお付き合いください。

では、また次回〜。

 

次の記事>「きのこを色辞典で塗ってみた(緑系色編)」はこちら

 

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