今年はどんな年にしたいかな。
どうやって塗り絵を進めていこうかな。
そんなことを考える一方で、塗り絵に対して最近もやもやした悩みを抱えていました。
今日、ようやくその悩みの原因がわかったので、改めて自分に言い聞かせるつもりで整理してみました。
もし、同じように感じたことがある方がいらっしゃれば、少しでも参考になれば嬉しいです。
最近悩んでいたこと
私は塗るスピードが遅いです。
最近では1ページに1ヶ月かかることも当たり前になるほど。
その間にも、Instagramでは他の方が次々と完成した作品を投稿しています。
自分のスピードが遅いことも、その理由もわかってはいるけれど、Instagramを見るとどうしても「急いで完成させなきゃ」と思ってしまいます。
以前こちらの記事で、「完成した状態を見たくて塗っている」ということを書きました。
今もその気持ちは変わりません。
しかし、最近は集中力があまりなく、なかなか塗り絵が進みませんでした。
そんな中で、どんどん更新されていくInstagramのタイムライン。
それを見て、「私も早く完成させなきゃ」と焦る自分。
かといって、じゃあ塗り絵が進むかというとそうでもない。
悶々としたエンドレスループにハマっていきました。
完成させることが目的になっていた
そんな状態がしばらく続き、これは自分に根気がないからダメなのかなと思っていました。
しかし、先ほど皿洗いをしているときに、ふと気づいたのです。
「私、いつの間にか完成させることが目的になってしまっている。」と。
気持ちだけが焦り、完成させることばかりに意識が向いていたのです。
それまでは塗っていること自体が楽しかったはずなのに。
塗っている時間を心から楽しめていないから、なんだか気が乗らなかったり、集中力が続かなかったりしたのかもしれません。
そのくせ、気持ちだけは一丁前に焦る。
SNSも、見なくていいときもついつい癖で見てしまっていました。
これにより、無意識に自分を焦らせて追い込んでしまっていたんでしょうね。
この点は、いまだにSNSとの付き合い方が上手じゃないなと自分で思います。
なんのために塗り絵をするのか
「完成させる」ことも目的の1つではありますが、何よりもまず「塗る」ということ自体を楽しむために始めた趣味です。
はみ出さないように慎重にペンを進める緊張感を味わったり。
重ね塗りの楽しさを知ったり。
ムラのない塗り方を試行錯誤したり。
色鉛筆の色の繊細さや鮮やかさに感動したり。
こういう、塗る瞬間に感じることの一つ一つをないがしろにせず大事にしたい。
もっともっと塗る瞬間を楽しみたい。
塗る楽しさを味わい尽くしたい。
今年は改めて、「塗る楽しさ」を忘れずに、塗り絵と向き合っていきたいと思います。
終わりに
新年最初の記事として何を書こうか。
いろいろ考えましたが、今後も忘れたくない自分の気持ちを書いてみました。
いかがでしたか。
久しぶりに自分自身の悩みを書いた気がしますが、自分なりの答えが出るととてもスッキリしました。
昨年中にいただいたご相談も、順次記事にしていきますね。
それでは、今年も「ちづるのもっと!ぬりえライフ」をどうぞよろしくお願いいたします。
ではまた次回〜。
記事冒頭の写真に使用した塗り絵本