今日は「イスラム文様とモザイクのぬり絵ブック」を塗りました。
今回はイラスト自体が細かく、それをメタリックカラーのペンで塗ったので、いつもの倍くらい時間がかかりました。
ちまちまダラダラ塗り続けることなんと約3ヶ月。
危うく途中放棄しかけましたが、ゴールまで辿り着けて良かったです。
そして、シルエットではありませんが今回もあるものをモデルにしました。
完成がこちら。
モデルはメモリーズエッグ
劇場版・名探偵コナン「世紀末の魔術師」を見たことがある方なら、「メモリーズエッグ」を覚えていると思います。
正式名称はインペリアル・イースター・エッグ。
すごーくざっくり言うと、ロマノフ朝のロシア皇帝のために作られた、卵型の宝飾品です。
詳細はこちら。
ご存知ない方は「メモリーズエッグ」で画像検索してみるとわかりやすいです。
映画の中ではこのメモリーズエッグが2つ登場するのですが、今回はそのうちの1つ、赤とゴールドのエッグをモデルに塗ってみました。
塗るイラストはこちら
良い感じに細かいですね。
メモリーズエッグのイメージに近い文様だったので、こちらのページを選びました。
ちなみに隣のページは、今まで塗った中で1番しんどかったこちらです。
まずは赤を塗ります
プレイカラーKのストロベリーレッドで塗っていきます。
プレイカラーKは、ペン先0.8mmと0.3mmのツインペンです。
1本で細かいところと範囲の広いところを塗ることができてとても便利。
ストロベリーレッドを全て塗り終えました。
このままでもキレイじゃん……。
でも、今回目指すはメモリーズエッグ風。
残った文様をゴールドのペンで塗っていきます。
これが予想以上に疲れました……。
ゴールドを塗ります
ゴールドはこちらの2種類のペンを使用しています。
比較的塗るラインが太いところはシグノの0.8mmで。
細かいところはパイロットの0.4mmで塗っています。
↑ 上がシグノ0.8mm、下がパイロット0.4mmのペン先です。
メタリックカラーの細いペンをずっと探していたんですが、昨年秋に「マツコの知らない世界」で文具ソムリエールの菅未里さんがパイロットの0.4mmペンを紹介しているのを見て、すぐに買いました。
こちらのリンクから放送回のアーカイブを見ることができます。
今までメタリックカラーのペンは太いペン先のものが多く、塗るときもインクが出すぎてしまうことがしばしばありました。
しかしパイロットの0.4mmはインクが出すぎることは一切なく、細かい部分を塗るときの微調整がしやすい。
私が求めていたメタリックカラーペンはこれだ!
ただし、パイロット0.4mmだけではギラギラ感が物足りないので、他のメタリックが強いペンと併用することをオススメします。
パイロット0.4mmのみだと塗るのも時間がかかって大変ですしね。
ちなみに、パイロットのメタリックカラー0.4mmはセットでも売っています。
私はセットで買いました。
ゴールド塗り始め。
この時点ですぐには終わらないことを悟る。
そこからサボったりダラダラしたりで約2ヶ月。
ついに終わりが見えてきた。
そして……完成!!
左上部分はライトが当たっているので、ゴールド部分が結構輝いています。
ライトがあまり当たらないと、ゴールドは右下のような色合いになります。
これはこれで、どことなくレリーフのような雰囲気が出ていて好きです。
カーペットにしか見えない。
ちなみに、これを見た夫は「中国人が好きそうな色合いだね」とのこと。
確かに……。
右ページと合わせて見るとなかなか豪華。
左ページはメモリーズエッグどころかカーペットみたいだし、右ページはアラジンの魔法のじゅうたんをイメージして塗ったものだし。
「私カーペット好きすぎだろ」という自分の意外な好みを発見することになりました。
終わりに
いかがでしたか?
自分でもびっくりするくらいダラダラ塗っていた今回のページ。
無事に完成できて良かったです。
記事序盤にも書きましたが、コナンに出てくるメモリーズエッグは2つあり、もう1つは違う色合いになっています。
次はそちらの色合いでも塗りたいと思います。
ではまた次回〜。