みなさん、「世界一長い塗り絵」を知っていますか?
すでに書店やAmazonなどで見かけた方もいらっしゃるかもしれませんね。
噂では聞いていたんですが、実際に実物を目の当たりにしたら本当に長い!
「ながーい!!」と声に出さずにはいられないほどの、驚きの長さでした。
描かれているイラストもとてもユニーク。
私が住んでいる場所の近くの書店では、本がビニールでパッキングされていて中を確認することができず、実際のイラストのサイズ感や線の太さがよくわかりませんでした。
もしかしたら、私と同じように実物の内容を確認できず、そのせいで買うことをためらっている方がいるかもしれない……!
ということで、今日は「世界一長い塗り絵」をご紹介します。
世界一長い塗り絵とは
先月発売されたこちらの2冊の塗り絵本です。
普通の塗り絵本は、左から右(またはその逆)へページをめくっていくスタイルが一般的です
しかし、この塗り絵本は違います。
その特徴はなんと言っても長いこと。
左右にページをめくるのではなく、縦にどんどんページが伸びていくスタイルです。
広げてみた
実際どれくらい長いのか、「TO THE OCEAN DEEP」で見てみましょう。
まずは表紙をめくります。
ぺらり
ほうほう。早速1ページ目ですね。
……おや?
……おやおや?
おお〜!!
とても机の上では広げきれないので、床で広げてみました。
長すぎてフレームアウトしました。
そして、実はこれでまだ半分の長さなんです。
実際はこの2倍の長さがあります。
その長さなんと約4.5m。
我が家のリビングはそんなに広いわけではないという事情もありますが、1部屋ではとても広げきれない長さでした。
ページ数は15ページ。
画像の通り、蛇腹折りになっています。
全部が1枚の用紙というわけではなく、4ページごとにこのように繋がっています。
裏は無地なので裏写りの心配がありません。
用紙も比較的厚手でしっかりしています。
まだ塗っていないので何とも言えませんが、色鉛筆や水性ペンだけでなくコピックや水彩色鉛筆、水彩絵の具も使えそうだなと感じました。
描かれているモチーフがユニーク
この世界一長い塗り絵は2種類あります。
地上から月へ向かって伸びていく「TO THE MOON」。
地上から海へ深く潜っていく「TO THE OCEAN DEEP」。
「TO THE MOON」は、地上の一軒家の屋根の上に建物やら何やらをたくさん積み上げ、月への到着を目指します。
こちらは1ページ目のスタート地点。
右下の家族3人の姿が、未だ現実を受け止めきれず呆然としているように見えて面白いです。
こちらは「TO THE MOON」の裏表紙。
イラストを縮小した全体像が掲載されています。
月への道のりの中には、空飛ぶサーカスがあったり……
ドラゴンがワンフロアを占拠していたりします。
空飛ぶサーカスの象さん、手足がなんだか人間っぽいのも気になるところ。
一方、「TO THE OCEAN」は海の上の船からスタートします。
海の底にある財宝を目指す道のりに、これまた不思議な建物や生き物がたくさん描かれています。
こちらは「TO THE OCEAN」の裏表紙。
「TO THE MOON」同様に、イラストを縮小した全体図が掲載されています。
海の中に森の木があったり……
海ヘビが建物に巻き付いていたり。
この他にも、なんとピラミッドやお寺が道のりに組み込まれています。
また、4.5mのイラストの中には、こちらのキャラクターがちょこちょこ登場します。
可愛い!
4.5mと相当長いので塗るのは途中で飽きてしまいそうですが、様々なモチーフをユニークに取り込んだイラストばかりなので、眺めているだけでも十分楽しめると思います。
塗り絵コンテスト開催中
2017年2月28日(火)まで、この「世界一長い塗り絵」のコンテストが開催されています。終了しました。
ええ!どうやってこんなに長いページを応募するの!?
完成まですごい時間がかかるよ!!
大丈夫です。
2ページ塗って、写真を撮って、InstagramかTwitter、Facebookで応募できます。
2ページでOKだそうです。
よかった!!笑
追記
コンテストは終了しましたが、上記特設サイトではコンテストの受賞作品を見ることができます。
どれもユニークで楽しい作品ばかり。
自分で塗るときの参考にもなると思うので、ぜひ見てみてください。
終わりに
いかがでしたか?
書店で表紙を見たときは、もっと細かいイラストなのかと思ったんですが、実物はそこまで細かくなく、塗りやすそうに感じました。
さすがに全ページ完成させるのは相当大変だとは思いますが、例えば家族みんなで分担して塗ったり、好きなときに好きなパーツだけを塗ったりと、様々な塗り方が楽しめそうです。
もちろん、1ページ目から順番に、月や海のお宝を目指して少しずつ進んでいく王道スタイルも楽しそう。
今まで持っている塗り絵本にはなかったタイプのイラストでもあるので、これからどうやって塗っていこうか考えるだけでワクワクします。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
ではまた次回〜。