先日、昨年10月から塗り続けていた3色塗り絵が完成しました。
今まで作る色ごとに記事を分けていたので、今回の記事で整理し、まとめました。
また、初めて挑戦した3色塗り絵について、やろうと思ったきっかけや、実際に塗ってみて感じたことなどもまとめました。
3色塗りシリーズ記事一覧
①【3色塗り】(赤色編)ダイソー塗り絵「花の国」を赤・青・黄の色鉛筆3色で塗ってみた
②【3色塗り】(緑色編)ダイソー塗り絵「花の国」を赤・青・黄の色鉛筆3色で塗ってみた
③【3色塗り】(黄色編)ダイソー塗り絵「花の国」を赤・青・黄の色鉛筆3色で塗ってみた
④【3色塗り】(青色編)ダイソー塗り絵「花の国」を赤・青・黄の色鉛筆3色で塗ってみた
⑤【3色塗り】(レース・リボン編)ダイソー塗り絵「花の国」を赤・青・黄の色鉛筆3色で塗ってみた
⑥【3色塗り】(背景編)ダイソー塗り絵「花の国」を赤・青・黄の色鉛筆3色で塗ってみた
⑦初めての3色塗り絵のまとめと感想 ←今回の記事はこちら
3色塗り絵で使用した本
ダイソーで1冊100円で売っているこちらの塗り絵本。
左の「花の国」のバラの花束のページを塗りました。
3色塗り絵は初めてで失敗する可能性が高かったので、もし失敗しても自分の精神的ダメージが少ない百均の塗り絵本を使用しました。
3色で深みを出すことを目標にしてきたんですが、改めて塗る前のイラストを見返すと、まあまあ達成できたのかなと思います。
3色塗り絵で使用した色鉛筆
大人の塗り絵を始めた頃に買った色鉛筆です。
これ以外にも、色辞典やステッドラー水彩色鉛筆、ファーバーカステルポリクロモスといった高品質な色鉛筆も持っています。
しかし、何せ3色塗り絵初挑戦。
自分にとって未知の領域だったので、高い色鉛筆を使うのがどうにもためらわれたのです。
また、比較的安価な色鉛筆でどこまでできるのかを確かめてみたいという気持ちもあり、今回は三菱色鉛筆を使用しました。
他の色鉛筆で3色塗り絵をしていないので比較はできませんが、塗り終えた今思うことは、
「安い色鉛筆でもやろうと思えばできるんだな。」
これに尽きます。
色鉛筆によって重ね塗りのしやすさは異なるとは思いますが、筆圧弱めに薄く重ね続けていればこの三菱色鉛筆でも十分3色塗り絵は楽しめるなと感じました。
3色塗り絵をしようと思ったきっかけ
私には、心の中で「塗り絵の師匠!!」と仰いでいる方がいます。
昨年1月にニュースZEROで大人の塗り絵特集が放送された際に、桐谷美玲さんのインタビューを受けていた方です。
「いねむり姫」さんというお名前で活動されています。
ZEROで私の塗り絵を使ってもらえるというお話をいただいたおかげで、私はこの方を知ることができました。
今思えば、自分の塗り絵が使われたことよりも、この方を知ることができたことが私にとって何倍も大きな出来事でした。
特集で強く興味を持った私は、早速この方について調べブログを発見。
1番古い記事から全部読みました。
ありがたいことに現在Twitterでも繋がらせていただいています。
そして、いねむり姫さんが3色塗り絵をしている様子をブログで拝見したことが、最初のきっかけでした。
それまで色鉛筆の赤・青・黄の3色だけで色を作って塗るやり方があることも知らなかったんですが、この記事を見てからいつか絶対やりたいと思っていました。
それから時は流れに流れ、いつかいつかと思いながらそのままにしていた3色塗り絵。
重い腰を上げてやっと取り掛かったのが去年の10月でした。
それまでは同系色の重ね塗りしかしてこなかったんですが、
「そろそろ次の段階に進みたい」
「深みのある塗り方ができるようになりたい」
という思いが強くなりました。
しかし、深みのある塗り方とは言うものの、何色を重ねれば深みが出るのかさっぱりわかりません。
以前「ロマンティックカントリー」を塗ったときに、影部分に補色を使うことを知って実践しましたが、せいぜいその程度のことしか知りません。
深みの出し方が全くわからない。
さー、困ったぞ。
そんな中ふと思い出したのが、いねむり姫さんの3色塗り絵。
「3色塗り絵をやってみたら何かわかるかもしれない」
こうして3色塗り絵を始めました。
本当に何をどうしていいのかさっぱりわからなかったので、いねむり姫さんが3色塗り絵で塗られていたイラストと似たようなバラの花束のページを塗ることに。
色の作り方も最初のうちはかなり参考にさせていただきました。
そして出来上がった私の3色塗り絵。
改めていねむり姫さんの3色塗り絵作品と見比べ、
「おお……何がどうしてこうなった……全然違うじゃないか……(笑)」
私は色を作るのでいっぱいいっぱいだったので、グラデーションとか、光の当たり具合とかは全然できていません。
それに比べ、とても3色とは思えない美しい深みのあるグラデーションで彩られた、いねむり姫さんの神々しい作品。
そもそもの技術力に圧倒的な違いがあるので当然の結果なんですが、あまりに違いすぎて思わず笑ってしまいました。
ちなみにいねむり姫さんは、河出書房新社主催の大人の塗り絵コンテストで毎年のように入賞している本当にすごい方なんです。
ぜひ一度いねむり姫さんのブログと素晴らしい塗り絵作品を見てみてください。
塗り絵の領域を超えています。
3色塗り絵を終えた感想
やって良かった!
先ほども書いたように、グラデーションとか陰影とか色々反省点はありますが、とりあえずまずは深みのある塗り方に一歩近づけたかなと思います。
3色塗り絵をする前は、何色と何色を重ねたらいいのかさっぱり見当もつきませんでした。
しかし3色塗り絵をしていくうちに、おぼろげではありますが、深みを出すためにはこうすればいいのかなというのがうっすら見えてきたような気がします。
3色塗り絵をする前はなかった感覚です。
最初のうちは、
ええ!?赤と青重ねちゃっていいの!?
青と黄色重ねても大丈夫なの!?
という衝撃がたくさんありましたが、とても勉強になりました。
これからたくさん経験を積んで、自分の中に情報を蓄積してそれを活かしていきたいです。
私のように、深みのある塗り方をしてみたいけれどどうしたらいいかわからないという方は、ぜひ一度3色塗り絵に挑戦してみてはいかがでしょうか。
3色塗り絵の記事一覧
色鉛筆3色で作った色ごとに記事を分けています。
背景のみパステルを使用しています。
3色塗り絵着色風景の動画
3色塗り絵の再生リストを作りました。
下の画面右上のマークからリスト一覧を見ることができます。
終わりに
長い間3色塗り絵にお付き合いくださってありがとうございました。
私の3色塗り絵を見て3色塗り絵を始めたという方をInstagramでお見かけして、とても嬉しかったです。
とても勉強になるし、3色だけで色を作れたときは「できた!」と感動します。
気になる方は、ぜひぜひ挑戦してみてください。
私の着色する様子を見た方から「こんなに重ねる根気がない……」というコメントをいただきましたが、多分こんなに重ねる必要なかったと思います。笑
「3色塗り」で検索していただければ、もっと簡単に素敵に塗ることができる方法が見つかると思うので、ぜひ探してみてください。
ではまた次回〜。