今日はこちらのご相談です。
塗り絵の集中力がすぐ切れてしまいます。
机に座って塗ろうと思っても色合いが浮かばないし、イメージと違ったらやる気がなくなってしまいます。
Instagramで他の方が次々に作品を載せているのを見ると、「なんで出来ないんだろう」とへこんでしまいます。
他の方は次々と作品を完成させているのに、自分はなかなか進まないと焦ってしまいますよね。
ただ、私の場合、塗り絵の進め方がこの方とは少し異なっています。
そこで、今回は、私の塗り絵の進め方についてご紹介したいと思います。
イメージが固まるまで机に向かわない
机に向かい、塗り絵本を開き、どのページを塗ろうかな、どの色鉛筆を使おうかな、何色を使おうかなとあれこれ考えながら塗る。
これも1つの塗り絵の楽しみ方です。
今回ご相談いただいた方も、机に座ってから考えるタイプのようですね。
しかし、私はこの進め方が全く向いていません。
何をしたいのかよくわからないまま塗り始めると、配色もぐちゃぐちゃになり、途中で嫌になってしまうのです。
そこで、私はイメージを固めてから塗り始めるようになりました。
どのページを塗ろうかな。
どんなイメージが考えられるかな。
どんな配色にしようかな。
これらのイメージが固まり、さらに、
「塗りたくて塗りたくてたまらない!」
「早く塗らないと頭の中からこぼれちゃう!」
という段階まで来たら机に向かいます。
・イメージが固まってから塗り始める
・塗りたい気持ちが高まったら塗る
この2点を抑えておくと、途中で嫌になることは少ないです。
塗っている最中は、長時間集中力が続く日もあれば、全然塗らない日もあります。
その日の予定や気分、体調によっても変わってきます。
塗りたい気分じゃないときは、塗っても楽しくないので塗りません。
自分の塗るスピードが遅いことは自覚しているので、最近は数日、ときには数ヶ月かけて塗ることも当たり前。
とりあえずイメージだけは固めて、ゴールに向かって気長に進めていきます。
このイメージが固まっているおかげで、途中で嫌になることは少なくなりました。
もちろん、塗り進めていく中でイメージとは違ってくることもあります。
しかし、それはそれで「一体どうなっちゃうんだろう」とワクワクしながら楽しんでいます。
イメージ固めは日常生活の中で
私は次の状況で塗り絵のイメージを考えることが多いです。
・塗り絵をしている最中
・ご飯を作っているとき
・食器を洗っているとき
・お風呂で髪を洗っているとき
・ドライヤーで髪を乾かしているとき
まず1つ目の「塗り絵をしている最中」。
これは、1つの作品を塗っている最中に、次の作品をどうしようか考えていることが多いです。
目の前のものを塗っているんだけど、思考は別のところに飛んでいっています。
そして、2つ目以降はすべて日常生活のことばかり。
このときも、今やっていることとは別のところに思考が飛んでいくことがしばしば。
あまり頭を使わなくてもできることばかりなので、別のことを考えながら、でも手はちゃんと動いている。
ちなみに、塗り絵のイメージ固め以外にも、ブログに書きたいことやご相談・ご質問への回答、今後何をしていきたいかを思いつくことが多いです。
逆に、机に向かってさぁやろうとしてもあんまり進みません。
机に向かっているときは、アイディアを無理やり捻り出している感じがします。
そしてそのアイディアも、どうにもしっくりこないものばかり。
机に向かってあれこれ考えるよりも、別のことをしながらふとしたときに思いつくアイディアの方が、断然しっくりくることが多いのです。
そのため、何気ない日常生活の中での思いつきを大事にして、イメージが固まったら塗り始めるというようにしています。
終わりに
最近私の集中を邪魔するのはもっぱらスマートフォンです。
さっき見たばっかりじゃん!と思いながらもついつい手にとって見てしまう。
なんという恐ろしい機械でしょう。
さて、今回は私の塗り絵の進め方についてご紹介しました。
これは人それぞれ自分に合った進め方があると思うので、自分の生活やペースを大事にしながら自分のやりやすい進め方を探してみてください。
ではまた次回〜。
記事冒頭の写真に使用した塗り絵本
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