ちづるのもっと!ぬりえライフ

大人の塗り絵(コロリアージュ)を通して、自身の体験をもとに、ぬりえライフをもっと楽しむための情報を発信しています。

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ドールハウスやミニチュア好き必見!塗り絵本「マジカル・タワー」をご紹介。

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今日は新しい塗り絵本「マジカル・タワー」をご紹介します。

先月発売され、すでに書店で見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

この塗り絵本、全力で私の心臓を鷲掴みに来ています。

私の好みのツボをこれでもかと押さえています。

好きな人はものすごい好きな塗り絵本ではないでしょうか。

ということで、詳しく内容をご紹介していきます。

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著者はポンド紙幣も描いたイラストレーター

この本の著者はイギリスのイラストレーターであるアビ・デイカーさん。

なんと、2016年に発行された新5ポンド紙幣のビッグベンや国会議事堂を描いたというすごいお方だそうです。

著者のHPからも様々なイラストを見ることができます。

そんなすごいイラストレーターさんの塗り絵本、一体どんな内容なんでしょうか。

 

本の特徴

この本の最大の特徴は、何と言っても隅から隅まで細かく描かれている建物の内装です。

建物の外観だったり、内装だったり、駅や潜水艦や動物園、空港やスポーツジム、百貨店などなどなど。

それぞれが1ページずつ数階建ての建物のようにギュギュッと凝縮して描かれています。

 

こちらはパノラマハウス。

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イギリス貴族の住むお屋敷のようなイラストです。

大きさがわかりやすいように色鉛筆と一緒に撮影してみましたが、ご覧の通り、かなり細かく描かれています。

 

こちらは空港のページ。

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お買い物ができるお店が入っていたり、荷物を預ける場所やラウンジ、搭乗口のゲートと、実際の空港にありそうなものが1つの建物にギュギュッと詰め込まれています。

飛行機が最上階から飛び立つ発想が面白いです。

 

こちらはこの本の中で1番ときめいた、パノラマ・バザール(市場)のページ。

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エジプトやモロッコを思い出すような異国情緒溢れるページ。

一時期ものすごいモロッコに行きたい時期がありました。

現実に行くのはなかなか難しいので、このページで妄想しようと思います。

 

なお、全体を通して見開きではこのような感じになっています。

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左ページに右ページのイラストの解説が記載されています。

つまり、イラストページの裏は解説の文章だけなので、裏写りを気にせず色を塗ることができます。

 

イギリスのイラストレーターさんが描いているからか、イギリスらしさがところどころ垣間見えます。

最初に画像でご紹介したパノラマハウスは英国貴族の住むお屋敷のよう。

他にも駅のページからはハリーポッターのキングス・クロス駅を、先ほど見開きページでご紹介したグリーンハウスからは、漫画「エマ」の万国博覧会を思い出します。

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ドールハウス好きにはたまらない1冊

私は子どもの頃からシルバニアファミリーが大好きでした。

細かい家具や食べ物、食器のミニチュアがたまらなく好きです。

子どもの頃は「大人になったら自分の住む家の部屋の1つは、シルバニアを飾って埋め尽くす」という壮大な夢を描いていました。

さすがに最近はそこまで欲しいとは思わなくなりましたが、たまにふらりと電器屋さんのおもちゃコーナーに立ち寄るとついつい眺めてしまいます。

シルバニアファミリー お家 緑の丘のすてきなお家 ハ-35

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これは正直今でもちょっと欲しい……。

 

また、たまにチラシで入ってくる新築マンションの内装や間取りのイラストも大好きでした。

「自分がここに住んだら、ここにベッドを置いてソファを置いて、テレビはここ……」という妄想を繰り広げていました。

マンションのチラシはたまにポストに入ってくるので、現在もたまに妄想しています。

 

細かいものやシルバニアファミリーのようなドールハウス、ミニチュアが好きな方。

マンションのチラシの間取りを見るのが好きな方。

おそらく、この「マジカル・タワー」好きだと思います。

私自身最近はめっきりシルバニアやミニチュアに触れる機会は少なくなりましたが、この塗り絵本を見て、

「そう!私こういうの大好きだったの!」

忘れかけていたトキメキを全力で掘り起こされました。

どのページも何が描かれているのか隅から隅までじっくり眺めたくなります。

入り口から入ってこの部屋では何をして、このお店ではあれを買って……と、シルバニアファミリーで遊んでいたときのようなワクワクが溢れてきます。

イラスト自体が繊細でキレイなので、いつまでも眺めていられるし、正直なところ塗るのが非常にもったいないくらいです。

どんな色で塗ろうかなとまるで自分で建物をデザインするような楽しみもある。

実際に塗る楽しみもある。

そのまま眺めてあれこれ想像する楽しみもある。

塗り絵本としてもイラスト集としても楽しめる1冊だと思います。

とにかく、ものすごい心臓鷲掴みにされてトキメキます!

 

塗り方の参考に

イラスト自体はとても素敵ですが、細かいのでどうやって塗ろうか悩みますよね。

この「マジカル・タワー」の出版社であるグラフィック社さんのブログで、プロのイラストレーターさんの彩色例が紹介されています。

他にも、Instagramのハッシュタグ「#マジカルタワー」 で実際に塗っている方の作品を見ることができます。

裏写りを気にしなくても良いので、色鉛筆に限らず水彩やコピックでも楽しめそう。

正直ね、もうね、この彩色例見ているだけで私は幸せです(笑)。

それを自分で塗るとなったら、想像するだけでワクワクするし、塗り始めた日には幸せすぎてどうにかなっちゃうんじゃないかと思います。

 

終わりに

いかがでしたか。

こういうテイストが好きな方には本当にたまらない1冊だと思います。

以前ご紹介したこちらの塗り絵本と少し似ているかもしれません。

「世界一長い塗り絵」はファンタジー色が強めですが、今回ご紹介した「マジカル・タワー」は現実世界に近い雰囲気になっています。

それぞれ特徴があり、想像力をビシビシ刺激されます。

ドールハウスやミニチュアがお好きな方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

ではまた次回〜。

 

追記:「マジカル・タワー」を塗り始めました 

 

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