3月に入ってから、スマホ中毒、SNS中毒に拍車がかかりました。
特に用事があるわけでもないのに、TwitterやInstagramを開く行動が習慣化されてしまっていて、何も考えなくても手が勝手にアプリを開いてしまいます。
ある日、Instagramを見続けて気づけば2~3時間経っていたことがありました。
「あ、これはいけない」と悟った私。
SNSを頻繁に見ることによって、自分が他の人からの反応を過剰に気にしていることに気づいたので、今後の自分のために気づいたことを書き残しておこうと思います。
SNSの反応に一喜一憂してしまう
先日こちらの記事で、「自分の生活の中の優先順位を決めたら他の人と比べなくなった」と書きました。
他の人とは比べなくなったんだけど、過度にSNSを見ると別の問題が発生しました。
それは、SNS上での反応を気にしてしまうこと。
1日にSNSを何度も見るせいか、フォロワー数の些細な増減やいいね!の数に一喜一憂していました。
いいね!もフォローしてもらえるのもすごく嬉しいです。
しかし、それを妙に気にしすぎている自分がいることに気づきました。
ずっとSNSばかりを見ていると、そこで受ける評価が自分の全てだと思い込んでしまいそうになります。
いいね!がもらえるだけでもありがたいとわかってはいるけれど、その数が少ないと「あー、私はこれくらいなのか」と落ち込みそうになることもあります。
SNS上の反応で自分の全てが決まると感じてしまう。
そのため、いちいち敏感に反応し、一喜一憂して心がグラグラする。
これ、非常に疲れます。
SNSは自分の世界の一部でしかない
SNSは、開かない限り見ることはできません。
開かなければ存在しないことも同じです。
逆に、ずっと見ていると、SNSでのつながりだけが自分の世界の全てになってしまうように感じることがあります。
しかし、それは自分で自分の世界を狭くしているだけでした。
SNSでの反応は、あくまでも全体の一部でしかありません。
私のブログを読んでくださる人の中には、SNSをしていない方ももちろんいらっしゃいます。
昨年のプレゼント企画の際には、「いつもコメントしようと思っていても勇気が出なくて……」と書いてくださった方も数名いらっしゃいました。
たまにブログの問い合わせフォームから熱いコメントをくださる方もいらっしゃいます。
SNSは簡単に他の人からの反応が見えるからこそ、ついついそちらに気を取られてしまいます。
しかし、自分のブログ読者の中には、見える形での反応はしていないけれど読んでくださる方がたくさんいることも知っています。
目に見えるわかりやすいものだけが全てではないとわかっていたはずなのに、最近はSNSに気を取られすぎて大事なことを忘れてしまっていたようです。
「他人軸」から「自分軸」へ
SNS上でどう思われているのかということにとても過敏になっていました。
気づけば、塗り絵もブログも他の人の反応を気にしすぎている自分がいました。
塗り絵もブログも楽しいはずなんだけど、なんだかモヤモヤしていて、心の底から楽しめていないような気がする。
SNSでの反応を気にしすぎて、自分のことに全く集中できていなかったのです。
SNSを過度に見続けるうちに、他の人にどう思われるかを気にしてしまい、それが行動にも影響する「他人軸」の考え方になっていました。
自分は何をしたい?
自分はどう考える?
自分は何が楽しいと思う?
他人からの評価を気にしすぎて、自分はどうしたいのかという「自分軸」があやふやになりつつありました。
このままじゃダメだ!
もっと自分のことに集中しなきゃ!
SNS自体は決して悪いものではありません。
むしろリアルな生活ではなかなか出会えない人とも簡単につながることができる、世界を広げることができるとても便利なツールです。
自分のSNSの使い方が下手くそだったこと。
そして、SNSを見る自分をきちんとコントロールできていないことこそが問題だったのです。
このことに気づいてから、Instagramを見る回数を減らしました。
暇さえあれば開いていましたが、現在は朝・昼・晩の3回くらい。
意識して減らすようにしたおかげで、明らかに見る回数は激減しました。
今でもクセで開きそうになりますが、そんなときはぐっとこらえて我慢です。
SNSを見る回数を減らしたおかげで、グラグラしていた気持ちは大分落ち着きました。
見なければ気にならない。
おそらく見る回数も適度であればそんなに過敏にならなかったと思います。
見過ぎがいけない。
何事もやりすぎはいけませんね。
ほどほどが1番です。
ちなみに、この出来事があってから今年最初に書いたこちらの記事を思い出しました。
今の自分へのメッセージかと思うくらいグサッと来ました。
終わりに
今回の「もっと自分のことに集中する」ということ。
私の大好きな宮本佳実さんが以前著書やブログでもおっしゃっていたことです。
読んだときは「ふんふん、そうだよね~」とわかっていたつもりになっていましたが、今回身を以て実感しました。
周囲の反応や評価に全く無関心でいて良いかというと、それはちょっと違うとは思います。
でも気にしすぎは良くない。
今回は私のSNSの使い方が下手くそだということを再確認した出来事でした。
修行が足りませんね。精進します。
ではまた次回~。