今日は色鉛筆の収納方法に関するご相談をいただきました。
ポリクロモス120色を買いました!
使いはじめて、意外と面倒くさいことに気づきました。
36色ですと、色見本も必要なく、使ってもすぐに元に戻せます。
が、120色もあると、色見本をいちいち見ながら色を選び出し、使ったら元に戻す。
これが、一苦労です。
老眼が始まっていることもあって、きついです。
色別に分けて、箱に保管なんていいかもと思ったりします。
ちづるさんのご経験から、これはどう思いますか?
ご相談ありがとうございます。
120色セットは36色セットに比べて、色数が豊富で色の違いがわかりにくく、使う色を選ぶとき・出し入れするときは少し大変かもしれませんね。
しかし残念ながら、今回私の経験は全くお役に立てないかもしれません……。
というのも、私は120色の管理を面倒だと思ったことがなく、むしろ1回1回出し入れするのが好きでたまらないんです。
そこで今回は、先日「憧れのお部屋」を塗ったときポリクロモスをどのように使っていたのかということ。
そして、私が知っているほかの方の色鉛筆収納についてご紹介したいと思います。
私のポリクロモス120色セットの使い方
先日塗った「憧れのお部屋」のページを例に見ていきましょう。
このページでは、ポリクロモス120色セットを使用しました。
ポリクロモスは買った当時のままのケースに収納しています。
色の順番も買った当時と同じように並べています。
使い終わったら、色見本を確認しながら元どおりに戻します。
具体的に見ていきましょう。
例えば、このふすまを塗るときは赤色3色と緑色1色を使用しました。
塗る前に、何色を使おうか考えながら色見本(カラーチャート)を見ます。
使いたい色を決めたらケースから取り出します。(この場合は赤色3色と緑色1色)
そしたら、ケースは片付けます。(デスク脇に放置)
あらかじめ使う色を取り出しておくので、ケースを広げながら塗るということはほとんどしません。
この4色で塗るべきところを全て塗り終わったら、元どおりケースにしまいます。
次に金色でふすまや細々した小物を塗っていきます。
このときも色見本を見ながら何色を使うか考え、決まったら使う色を取り出し、ケースは片付けます。
このときは4色で金色を作りました。
こちらもまた、4色で塗るべきところを全て塗り終わったらケースにしまいます。
私は同じ配色で塗るべきところは一気に全て塗ります。
とはいえ塗るのに時間がかかるので、使う色を一度ケースから出したら数日その色だけ出しっ放しです。
その間は一時置き場のペン立てに入れておきます。
*現在は塗っている最中の黒ペンや赤ペンを一時的に入れています。
①使う色を決めて、ケースから取り出す。
②同じ色で塗るべきところを全て塗ってしまう。
③塗り終わったらケースにしまい、次に塗る色を取り出す。
もしかしたら、とても面倒な使い方に見えるかもしれません。
しかし、私はこれを面倒だと思ったことはありません。
むしろこの使い方が好きでたまりません。
なぜなのか。
自分の子どもの頃を思い出して、思い当たることがありました。
シルバニアファミリーの収納方法との共通点
私は子どもの頃シルバニアファミリーが大好きでよく遊んでいました。
シルバニアはミニチュアの細々したものがたくさんあります。
家具から始まり、小さい食器やケーキ、パン、オムレツ、牛乳などなど・・・。
1つ1つが本当に小さい。
購入当初は、こちらの画像のように、きちんと1つずつプラスチックのケースのくぼみに収められています。
*Amazonから画像をお借りしました。
シルバニアファミリー ルームセット はじめてのシルバニアファミリーおすすめ家具セット セ-158
- 出版社/メーカー: エポック社
- 発売日: 2008/11/15
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 2人 クリック: 42回
画像の青い丸で囲んだ部分。
きゅうり、人参、トマトなどの野菜が1つずつ収まる場所があるのがわかるでしょうか。
私は遊び終わって片付けるとき、毎回この買った当時の状態にきっちり元に戻すのが大好きだったんです。
こういった小さい野菜も1つ1つ所定の場所に戻します。
しばらく遊んで満足したら、買ったときのケースにきっちり戻して片付ける。
出してから片付けるまでが、私にとっての遊びだったのです。
この遊び方を思い出して、改めて今の自分の色鉛筆の使い方を見ると、
「ああ……人間って変わらないんだ……。」
と感じました。
色辞典においても同様で、「ブック型収納からいちいち取り出すのが面倒」という声をよくお見かけしますが、私は全く思いません。
出して、使って、戻すまでがワンセット。
あるべきところに戻ってキレイに並べられている状態を見るのがたまらなく好きなのです。
私の色鉛筆の収納方法や使い方は、私にあった私好みの方法です。
この使い方は、おそらく「面倒」と感じる人の方が多いかもしれませんね。
収納方法の工夫
ご質問者さんがおっしゃる、色別に分けることは1つの方法だと思います。
自分の判断で、赤系、黄系、青系、緑系……と分けると、使う色の目星をつけやすくなるし取り出すのも楽になるかもしれませんね。
Instagramでも収納方法を工夫されている方をよくお見かけします。
ケースから全て出して、色別に分けてペン立てや百均のトレーに収納している方が多いです。
他に、このようなケースに収納している方もいるみたいです。
Sumnacon PUレザー色鉛筆ホルダー 120本入れ ペンシルホルダー 色鉛筆 収納ケース筆箱 シンプル 大容量 ペンケース 人気 色鉛筆なし 黒
- 出版社/メーカー: Sumnacon
- メディア:
Instagramで「#色鉛筆収納」でタグ検索をすると、様々な収納方法を見ることができるのでぜひ見てみてください。
(Googleで「Instagram #色鉛筆収納」で検索しても見ることができます。)
なかなかすぐには自分の使いやすい方法にはたどり着けないかもしれません。
でも、少しずつ少しずつ工夫を重ねていって、自分の好きな使いやすい方法を探していってみてください。
使っていくうちに、「これは合わない」、「これは良い」、「もっとこうしたい」ということが少しずつ見えてきます。
例えば、ご質問者さんの場合はご自分でおっしゃっているように、まずは色別に分けて使ってみても良いですね。
使っていくうちに、ご自分に合うか合わないか、こうしたら使いやすいかも……ということが少しずつ見えてくると思います。
使いながら、少しずつ修正して、自分にあった自分だけのスタイルを作っていってみてください。
終わりに
私の経験が全くお役に立てず申し訳ありません……。
色鉛筆の収納方法に関しては、ほかの方の工夫されている様子がとても参考になるので、ぜひ見てみてください。
ちなみに、私みたいな「元に戻すのが好きでたまらない」という人って他にもいるんでしょうか。
私おかしくないかな?
大丈夫かな?笑
私の収納方法は子どもの頃から根付いている好みだということが判明したので、まだまだしばらくはこの使い方を続けていこうと思います。
ではまた次回~。
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