塗り始めたはいいものの、飽きてしまったり思うように塗れなかったりして、途中で塗るのをやめてしまったページはありませんか?
この途中放置、私もいくつかあります。
最後まで完成させられないことに対して罪悪感を感じたり、できない自分に失望したり。
大げさかもしれませんが、ちょっと心苦しいんですよね。
途中放置をなくそうと頑張って塗っている方を、たまにお見かけします。
ご本人が楽しく塗れているなら何よりです。
しかし、「やりたい」という気持ちより、「やらなきゃ」という義務感が勝っているのだとしたら。
無理に早く終わらせようとしているのだとしたら。
「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」と思う私がいます。
途中放置に対する3つの考え方
満足した時点で完成でも良い
先日、自分が満足した時点でやめちゃってもいいじゃないという記事を書きました。
これは途中放置にも通じるところがありそうです。
途中で飽きてしまったということは、そのページについては、自分の塗りたいところを塗ることができて満足したということではないでしょうか。
自分が楽しめて、満足できたなら、その時点が自分にとっての完成でも良いんじゃないかな、と思います。
失敗したら次に活かせば良い
塗っていてなんだか気に入らなくて途中でやめてしまったページ。
配色や塗り方が上手くいかなかったな。
その反省は、別の塗り絵に活かすことができる材料になります。
「この配色だと上手くいかないんだな」
「この塗り方はまだまだ練習が必要かも」
失敗や反省は次に活かすことができます。
失敗を次に活かすため。
それが、途中放置したページの役割なのかもしれません。
また塗りたくなったときに塗れば良い
無理して完成させなくても、時間を置いたらまた塗りたくなることもあります。
私が現在取り組んでいる「リベンジ塗り」がまさにそれ。
続きを塗ろうにも当初と塗り方が大きく変わっていたので、消しゴムで全て消して塗り直しています。
これがまぁ楽しい。
「私上手くなってる!」と1人でひっそり自画自賛しています。笑
塗りたくなってから塗るようにしたら、想像以上に楽しかった。
楽しい気持ちで夢中になって塗れていること。
心から楽しめていること。
それ自体がとても嬉しいのです。
途中放置した当時、完成させるためだけに無理に塗らなくて良かったなと感じています。
そこに「楽しさ」があるかどうか
「完成させることが正しくて正解」
「完成させるべき」
「途中放置は良くない」
いつからこんな風に思い込んでいたんだろう?
飽きてるのにイヤイヤ塗って、惰性で完成させる?
自分の好きなところを好きなだけ塗って満足したらやめる?
擬人化みたいな例えになりますが、仮に塗り絵に役割があったとして、その役割が塗る人を楽しませることだとしたら。
あなたが楽しめて満たされた時点で、そのページの役割は十分果たされたと言えます。
だから完成まで至らなかったとしても、あなたが罪悪感を感じる必要はないんです。
無理に頑張らなくてもいいんですよ。
塗り絵に求めるものは人それぞれだと思いますが、どうせやるなら「楽しい!」とか「ストレス発散できてスッキリ!」といったプラスの感情を味わいたいですよね。
せっかく出会えた趣味を、いかに楽しむか。
塗り絵をするときに「楽しい」という気持ちが伴っているかどうか。
長く塗り絵を楽しむために、「楽しい」という気持ちを今後も大事にしていきたいと思います。