8月から取り組んでいる「描き込み式色鉛筆ワークブック」。
現在チャプター1のレッスン9まで進み、様々な図形の外側を塗る練習をしています。
レッスン6から9までは、ぼかしを作って均一に塗ること、複雑な形を塗るときのコツを覚えることが目的です。
皆さん、この部分どのように塗っていますか?
私は、これでもかと紙の隙間を埋めるように濃く塗っていました。
しかし昨日、
「あれ?【均一に塗る=濃く塗る】っていうわけじゃないよね?」
と気づいてしまいました。
「均一に塗る」と一言で言っても、均一に薄く塗るのか、均一に濃く塗るのか。
濃さは色々ありますよね。
重要なのは「均一な濃さ」であること。
どれくらいの濃さで塗るのかは、ワークブックでは特に指示されていません。
にもかかわらず、私は当然のように全力で濃く塗りつぶしていました。
濃く塗ることが目的になると薄塗りが雑になる
ワークブックでこれまで学んだことを心がけて塗っていましたが、「濃く塗ること」が目的になると、塗り始め序盤が雑になることに気づきました。
河合ひとみさんの塗り方の特徴は、薄塗りを丁寧に繰り返して濃くしていくこと。
しかし私はいつの間にか、「どうせ後から濃くするからわからないだろう」と、序盤の薄塗りが雑になっていたのです。
均一に薄く塗ることを目的としていたら、こんなに雑にはなりません。
現に、「均一な濃さで薄く塗ること」を目的に塗ってみたら、序盤の塗り方が大きく変わりました。
後から濃くすることができないので、最初から丁寧に塗らないといけませんよね。
せっかくワークブック序盤で薄塗りを覚えたのに、おろそかにするところでした。
均一に薄く塗ることが課題
レッスン6から9までの間、濃くキレイに塗ることしか頭になかったために、濃く塗る練習ばかりしてしまいました。
これだけたくさん図形があるのだから、いろいろな濃さを均一に塗る練習をすれば良かったと後悔しています。
さすがに遡って消しゴムで消すわけにはいかないので、レッスン9の残りの図形は、均一に薄く塗ることを1番の目的にして練習しようと思います。
以前こちらの記事でも書いたんですが、均一に薄くムラなく塗ることって意外と難しいんですよね。
私は序盤の塗り方が雑になると、それをごまかすために(笑)どんどん色を重ねて濃くしがちなので、当面の間は「均一な薄さでムラなくキレイ」を目指して頑張ります。
終わりに
ワークブックの取り組み方は自分次第だなと、改めて感じました。
今回は、たまたま「ずっと同じ塗り方でいいんだろうか?」と疑問に思ったことをきっかけに、課題と目的を再設定することができました。
ずっと同じ練習が続いてマンネリ化しそうなときは、自分で考えて自分なりに課題を設定する。
これも、自分で自由に進められるワークブックだからこそできる楽しみ方の1つかもしれません。
レッスン9の残りの図形は、「薄く均一に」を心がけて取り組みたいと思います。
ではまた次回~。
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