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大人の塗り絵(コロリアージュ)を通して、自身の体験をもとに、ぬりえライフをもっと楽しむための情報を発信しています。

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塗り絵本「森のなかへ」サンプルページの彩色を担当しました③ 植物を塗るときに意識したこと

7月にグラフィック社さんから発売された塗り絵本「花と動物を彩るコラージュぬりえ 森のなかへ」。

この度サンプルページの彩色を担当させていただきました。

hananurie.exblog.jp

「ひみつの花園」オフィシャルブログさんでもご紹介いただきましたが、このブログでも、詳しい塗り方などを全4回にわたってご紹介しています。

前回は、色鉛筆4色で金色を作る手順をご紹介しました。

3回目の今日は、差し色として使用した赤・紫・緑で植物を塗る様子や、細かい植物を塗るときに意識したことをご紹介します。

 

 

使用した塗り絵本

 

使用した画材

ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆セット 120色 缶入 110011 [日本正規品]

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  • 出版社/メーカー: ファーバーカステル
  • メディア: オフィス用品
  • 購入: 1人 クリック: 4回
 

 

植物の配色が決まるまで

当初は、周りの植物を全て金色で塗り、額縁のようにする予定でした。

しかし、塗り始めて早々に「金色だけだと寂しい!」と感じたので、差し色を入れることにしました。

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金色に紫色を合わせるのが好きなので、紫色は即決。

また、キツネを赤ずきんに見立てて赤色で塗っていたので、統一感が出るかなと思い、赤色も使用することにしました。

 

私は配色にたくさんの色を使うことが苦手なので、差し色は紫色と赤色の2色だけにするつもりでした。

しかし、全体の様子を見ながら塗り進めていくうちに思いました。

「青みが欲しい!」と。

どちらかというと暖色系ばかりの配色で、なんとなくもの足りない。

青みを入れたら全体が引き締まるかな?

そう思い、緑色も入れることにしました。

 

完成は額縁イメージとは程遠くなってしまいましたが、赤・紫・緑といった色を入れたことで華やかな出来上がりになったので、これはこれで良かったなと思います。

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今回は「赤ずきん」と「額縁」というイメージを元に配色を決め、塗り進めながら少しずつ色を足していきました。

以前から配色にはあまり自信がなかったんですが、今回のように、ベースとなる色を先に決めて、あとは様子を見ながら合いそうな色を足していくと失敗しにくいなと感じました。

 

紫色使用色

紫色では次の2色を使いました。

・146 SKY BLUE

・249 MAUVE

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【146】は、「マジカル・タワー」の壁塗りで大活躍した色。

私が使う色鉛筆の中で1番減りが速いです。

この2色を重ねて、お花や多肉植物、松ぼっくりを塗りました。

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赤色使用色

赤色で使ったのは次の2色。

・129 PINK MADDER LAKE

・226 ALIZARIN CRIMSON

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【226】は、キツネを赤色で塗る際にメインで使用した色です。

キツネの赤色と統一感が出るかなと思い、植物にも同じ色を使うことにしました。

この2色を重ねて、お花や多肉植物、松ぼっくりを塗っています。

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緑色使用色

緑色には次の2色を使いました。

・112 LEAF GREEN

・163 EMERALD GREEN

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ポリクロモスの緑色はまだまだ塗り慣れていないため、今回1番塗るのが難しかったです。

どの色を重ねたら好みの色ができあがるのかも、いまいちわかりません。

そのため、事前に何パターンか試してこの2色を選びました。

この2色を重ねて、実や葉っぱを塗っています。

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今後はもっと配色に緑色を取り入れて、少しずつ慣れていきたいです。

 

細かい植物はかたまりで塗る

この見開きページは、多肉植物や松ぼっくり、花の中心部など、とても細かい箇所がいくつかあります。

この紫色で塗った多肉植物もとても細かいですよね。

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このような箇所を細かく1つずつ塗るのは、時間も手間もかかるのでなかなか大変です。

そこで今回は、ある程度のかたまりを1つとして考えて塗ることにしました。

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この塗り方だと、時短になり、手間も減らすことができます。

細かい箇所1つ1つだと難しいグラデーションも、かたまりとして考えれば塗りやすいです。

そして意外とキレイに仕上がります。

大変だなと感じる細かい箇所は、あえてひとかたまりで塗ってしまう。

細かすぎて塗るのが大変という方は、ぜひ試してみてください。

 

とても楽しかった松ぼっくりの塗り方

何の植物かわからない

今回1番塗っていて楽しかった植物が、松ぼっくりでした。

実は最初、何の植物なのかわからなかったんですが、調べたところ、どうやら閉じた状態の松ぼっくりとのこと。

閉じた松ぼっくりって何!?

画像検索をかけてもピンと来ないため、どうやって塗ったらいいのかわかりません。

しかし、近所を散歩していたとき、偶然閉じた松ぼっくりを発見!

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ここここれだーーーー!!

上から見たときが、あの松ぼっくりのイラストとそっくり!

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確かに閉じてる!

直に閉じた松ぼっくりを見ることができたおかげで、塗り方のイメージが定まりました。

 

塗り方パターン1

今回松ぼっくりは2通りの塗り方で塗ってみました。

1つ目は、かさの部分を1つずつ塗る方法。

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紫色と赤色はそれぞれ2色ずつだったので、思ったより時間もかからずに塗ることができました。

かさ1つ1つのどこが影になっているか。

それを考えながら塗るこの塗り方は、ものすごく楽しかったです。

塗りごたえも抜群で、さらに出来上がりもキレイ。

塗っていてとても楽しい植物でした。

 

ちなみに前回もご紹介しましたが、色鉛筆4色で作る金色で塗ると、このような仕上がりになります。

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かさ1つ1つに色鉛筆4色を重ねています。

さすがに時間がかかりました。

とても楽しかったんですが、出来上がった後「ちょっとやりすぎたかもしれない……」と思いました。笑

 

塗り方パターン2

もう1つの塗り方は、先ほどご紹介した「細かい植物をある程度のかたまりで塗る」方法です。

かさ1つ1つではなく、松ぼっくり全体をひとかたまりとして考え、色を重ねました。

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こちらも色鉛筆4色で作る金色の塗り方がベースになっています。

左上と右下に、それぞれこげ茶色、赤茶色、オレンジ色を重ね、全体に黄色を塗りました。

同じ4色でも、先ほどのかさ1つ1つに色を重ねる塗り方とは印象が大きく変わりますね。

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全体をひとかたまりとして塗ると、すっきりとした仕上がりになりました。

皆さんはどちらがお好みですか?

とても楽しかったので、ぜひ塗ってみてください^^

 

終わりに

植物の塗り方、いかがでしたか?

細かい箇所はある程度のかたまりで塗ると、楽だしグラデーションもしやすくなるのでオススメです。

大変だな、面倒だなと感じたら、ぜひこの方法で楽しちゃってください。

私はまた機会があったら、心ゆくまで松ぼっくりを塗りたいと思います。笑

 

さて、次はいよいよ最終回です。

動物の塗り方をご紹介します。

動物は、以前毛を描く塗り方をご紹介したんですが、今回は毛を描かずに塗りました。

この塗り絵本の動物イラストの特徴や、塗るときに意識したポイントをお話します。

ではまた次回~。

 

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次の記事>「④毛並みの模様がある動物の塗り方」はこちら

 

以前ご紹介した「動物の毛並みの塗り方」はこちら

 

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