今日はこんなご質問をいただきました。
ちづるさんは、色鉛筆は削り機だけで削りますか?
河合ひとみさんの本に、削り機で削るとすぐに短くなってしまうので、カッターで削りましょう。と、ありました。昔の本です。
先を尖らせる塗りに慣れ、尖らせていると、色鉛筆が怖ろしく早く短くなります。
もう少し長持ちする方法はないかなあ、と質問させて頂きました。
もう、先の丸い色鉛筆では塗れません。
ご質問ありがとうございます。
私は色鉛筆を削るときは削り機のみを使っています。
今までカッターで削ったことがなく、うっかり手を切ってしまう未来しか思い浮かばないので(笑)、安全第一で鉛筆削り機を使用しています。
私もマメに芯先を尖らせるのが好きなので、何か良い方法はあるかな?と調べてみたところ、芯だけを削ることができる鉛筆削りがありました。
色鉛筆画家さんが使う芯だけ削れる鉛筆削り
今回このご質問をいただいて調べていたら、色鉛筆画家・渡辺美香子さんのこちらのブログ記事にたどりつきました。
こちらの記事の中で、渡辺さんが紹介されていた鉛筆削りが、「M+R No.207 メタル3穴シャープナー」。
この鉛筆削り、削り穴が3つあり、
・通常
・鉛筆の木部だけ削る
・ 鉛筆の芯だけ削る
と3通りの削り方ができます。
渡辺さんは、芯先が丸くなったときは、3番目の芯だけ削るところを使っているそうです。
これだと、一回尖らせた芯の先だけを何回か再生して使えるから
無駄削りがなくなって色鉛筆を長持ちさせることができるんです
とのこと。
なるほど!これはいいかも!
削った芯先の様子は、先ほどの渡辺さんのブログ記事で詳しくご紹介されているので、ぜひご覧になってみてください。
芯だけ削るならKUMの鉛筆削りも
メタル3穴シャープナーを見ていて、こちらの鉛筆削りがあることも思い出しました。
去年鉛筆削りを数種類購入するときに、事前にTwitterでフォロワーさんにオススメの鉛筆削りを教えていただきました。
そのうちの1つが、このKUMの鉛筆削り。
2穴タイプの鉛筆削りで、
・芯だけ削る
・木軸だけ削る
と削り方が2通り選べます。
去年は購入を見送ったんですが、今改めて説明を見ると、芯だけ削れるというのはとても気になります。
2021.1追記
KUMの鉛筆削りを実際に試してみました。
使った感想などはこちらの記事で詳しくご紹介しているので、購入を検討している方はぜひこちらもご覧ください。
終わりに
カッターで削るのは慣れていない
色鉛筆が早く短くなるのがもったいない
という方は、芯だけ削ることができる鉛筆削りはいかがでしょうか?
本当は自分で使った感想をご紹介できたらよかったんですが、去年鉛筆削りをたくさん買ってしまったので、今回は「こんな鉛筆削りもあるみたいですよ」という情報だけひとまずお知らせしますね。
私も芯先をマメに尖らせたいと思うことが多いので、次に鉛筆削りを買うときはこの2種類をぜひ試してみたいです。
そのときは、また感想などご紹介できたらなと思います。
ではまた次回〜。
2021.1追記
KUMの鉛筆削りを実際に試してみました。
2021.5追記
最近はカール事務器のエンゼル5ロイヤル3を愛用しています。