今日は、前回いただいたご質問の続きです。
前回こんなご質問をいただきました。
差し支えなければお伺いしたいのですが、ちづる様は重ね塗りを何回くらいされていますか?
私はポリクロモスを使用しておりますが、4~5回塗り重ねてもなかなか濃くなりません。。
カリスマカラーほどの鮮やかさは求めておりませんが、ある程度濃くなってほしいなと思うのです。
その割に塗った場所の色が白紙部分を塗っている際に滲んでしまったりします。
ちづる様は滲み対策などどのようにしていらっしゃるかもご教授いただけると嬉しいです。
最後に、1つの作品を完成させるのにだいたい何時間くらいかかるかも、よかったら参考にお聞かせください。
回答が長くなってしまったので、ご質問の内容に合わせて、回答記事を3つに分けさせていただいています。
【回答記事一覧】
質問2 色鉛筆で塗っていると擦れて色が伸びてしまいます。何か対策はしていますか?
今日は、2番目のご質問についてです。
ご質問にあった「滲む」という内容について、ご質問者さんに確認したところ、
「塗っている最中に、手が擦れたりなどして、塗った箇所の色が伸びてしまう」
という意味で大丈夫とのことでした。
今回は、「色が伸びてしまう」と書かせていただきますね。
この色が伸びてしまう問題。
私も対策を取っていますが、あまり効果がないのが現状です。
そこで今回は、みなさんがどんな対策をとっているのか教えていただけたら……と思っています。
この記事の最後に記載していますので、よかったらぜひよろしくお願いします。
(追記)みなさんから教えていただいた対策をまとめました。
色が伸びてしまう問題の対策
塗った箇所が手で擦れて色が伸びてしまう……。
伸びちゃいますよね~!
私もよくあるので、すごくわかります!
私が現在取っている対策は、
・指先が空いた手袋を装着する
・塗り絵の上に紙を置いて塗る
の2点です。
指先が空いた手袋を装着する
塗り絵を始めて間もない頃、手の脂で水性ペンが弾かれるということがあったため、塗り絵をするときは手袋を装着するようになりました。
百均で買った手袋。
小指以外を切り落として装着。
手の脂だけでなく、汚れ防止にもなって良いかも!
しかし、ある日気づきました。
塗ったところが手袋と擦れて色が伸びてしまうということに……。
塗り絵の上に紙を置いて塗る
手袋では、塗ったところと擦れて色が伸びてしまいます。
特に、ポリクロモス油性色鉛筆を使い始めてから頻発するようになりました。
色鉛筆の製品ごとの違いにもよるのでしょうか?
とにかく必要以上に摩擦を起こさないようにしなければ!
そこで、塗り絵の上に紙を置き、さらに手袋も装着して塗るようにしました。
しっかり固定しているわけではありませんが、塗っている間は、必要以上に紙は動かさないようにしました。
紙を置いたら手袋は不要な気もしますが、念のために装着しています。
ここまでやったらきっと大丈夫だろう!
しかし、今度は別の問題が発生しました。
色鉛筆の黄色の色落ちが激しい
塗り絵の上に紙を置いて塗ったところ、塗った色がその紙に色移りするようになってしまいました。
この写真は、塗り絵の上に置いていた紙の、塗り絵と接していた面の様子です。
黄色を多く使っていたところ、その黄色がこの紙に色移りしました。
その結果、黄色で塗ったところが色落ちしてしまったのです。
現在塗っている「FLORIBUNDA」の塗り絵。
Floribunda: A Flower Coloring Book
- 作者: Leila Duly
- 出版社/メーカー: Laurence King Publishing
- 発売日: 2016/04/05
- メディア: ペーパーバック
黄色をメインに使用しています。
塗った直後はこんなに濃い黄色だったのに……。
塗ってから8ヶ月経った現在、黄色が薄くなっているのがわかるでしょうか?
*写真の明るさは多少調整していますが、色の濃さは大体写真の通りです。
あんなに頑張って塗りこんだのに……。泣
色が伸びないようにと紙を重ねて塗ってみましたが、その紙に思いっきり色移りし、結果的に色落ちしてしまう事態になってしまいました。
さらに、色が伸びてしまったところもちらほら……。
色が伸びてしまったところは、おとなしく消しゴムで消すようにしています。
▼「FLORIBUNDA」を黄色で塗る様子はこちらをご覧ください。
フィキサチーフをかける?
塗っている途中の段階でフィキサチーフ(定着剤)をかけるのはどうかな?
と考えたことがあります。
しかし、
塗ったところ以外は隠してフィキサチーフをかけないといけない?
まだ塗っていないところにフィキサチーフがかかってしまっても、上から塗ることができる?
など、疑問点があり、勇気が出ないため、まだ試すことができていません。
まとめ
私が現在取っている対策は、
・指先が空いた手袋を装着する
・塗り絵の上に紙を置いて塗る
・色が伸びた箇所は消しゴムで消す
・色落ちしたら加筆するか諦める(笑)
です。
対策は取っていますが、ここまでお話ししたとおり、あまり効果がないのが現状です。
むしろ何もしないほうが良いのではないかとすら思えてきました……。
ご質問者さんと同じように、私も困っています。
みなさんは何か対策をしていますか?
みなさんは、手が擦れたりなどして、塗った箇所の色が伸びてしまったという経験はありますか?
何か対策をしていますか?
「こんな対策をしているよ」
「こうやって塗り方に気をつけているよ」
などなど、みなさんが取られている対策があれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです。
教えていただけた内容は、この記事に追記するか、新たに1記事を設けて記載し、さらにみなさんと共有できたらいいなと思っています。
ブログのお問い合わせフォームや、SNSのコメント・DMなどでお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(2019.6.27追記)
ご協力くださったみなさん、どうもありがとうございました。
おかげさまで教えていただいた内容をまとめることができそうなので、ここで締め切らせていただきます。
近日中に記事を作成しますので、今しばらくお待ちください。
終わりに
今回のご質問は私も困っていることだったので、みなさんが行なっている対策、もし何かあれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです^^
さて、次回は最後のご質問「1つの作品を完成させるのに大体何時間くらいかかりますか?」にお答えします。
どれくらい時間がかかっているのか、数えるのが恐ろしいです。笑
ではまた次回~。
(追記)みなさんから教えていただいた、色鉛筆の色伸び・色落ち対策をまとめました
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