3年半前に途中まで塗って止まっていた塗り絵を、先月から再開しました。
▼前回の記事はこちら。
今日は前回に続き、完成までの塗り進める様子をご紹介します。
使用した塗り絵本
厚手のしっかりした紙で、片面印刷になっています。
ただ、こちらのアーティスト・セレクションは今はもう販売されていないのかな……?
ちなみに、アーティスト・セレクションに収録されているイラストは、すべて通常盤の「ひみつの花園」に載っています。
今回塗っているイラストはこちらの本でも塗ることができるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
使用した画材
ポリクロモス油性色鉛筆を使いました。
色鉛筆の詳細はこちらの記事をご覧ください。
紫色
それでは前回の続きを見ていきましょう。
紫色は、影にしたいところに緑色を重ねながら塗りました。
使用したのはこちらの2色です。
・159 HOOKER'S GREEN(影)
・249 MAUVE(メイン)
矢印で示した花びらの根元に、緑色159を塗ります。
緑色を覆い隠すように、紫色249を重ねます。
花びら全体を、同じく紫色249で塗ります。
これで完成です。
花びらをすべて塗ると、こんな感じになりました。
黄緑色
背景の黄緑色とは別の色の組み合わせで、お花や葉っぱを黄緑色で塗ります。
・134 CRIMSON(影)
・166 GRASS GREEN(メイン)
赤紫色の134を葉っぱの根元に塗ります。
赤紫色を覆い隠すように、黄緑色166を重ねます。
同じく黄緑色166で、葉っぱ全体を塗ります。
少しわかりにくいですが、気持ち根元が色濃く、葉先が薄くなるように意識して塗りました。
背景に黄緑色を塗ったときは、同系色の黄緑色を2色使いましたが、メインのイラストには異なる色を重ねて根元を濁らせました。
▼背景に使った色は、前回の記事をご覧ください。
赤色
こちらも、先ほどの黄緑色と同じように、背景を塗ったときとは異なる色を組み合わせました。
(背景に使った色は前回の記事▲をご覧ください。)
・278 CHROME OXIDE GREEN(影)
・126 PERMANENT CARMINE(メイン)
渋めの緑色278を葉っぱの根元に塗ります。
緑色を覆い隠すように、赤色126を上から重ねます。
同じく赤色126で葉っぱ全体を塗ります。
こちらも背景の赤とは異なり、少し濁りが入った赤色になりました。
じょうろはゴールドにしたい!
昔はまったく思いつかなかったじょうろの色。
この3年半の間に色鉛筆で金色っぽく塗る方法が定まっていたこともあり、今回じょうろは絶対ゴールドにしようと決めていました。
できあがったじょうろがこちら。
これを見た夫に「濃ゆい!」と言われました。笑
金属の反射とか難しそうなことはすべて無視して塗ったので、なんちゃって金色ですが、どうにかそれっぽく仕上がったので満足です。
▼この金色は、過去に自分で書いたこちらの記事を見返しながら塗りました。
使った色や塗る順番は忘れてしまうので、過去の自分の記事に助けられています。
仕上げはゴールドのペンで
最後に、残っていた白いフチをゴールドのペンで塗りつぶしました。
使ったのは、PILOTのjuice up 0.4mmです。
今回はペンで塗る様子を少しだけ動画にしてみました。
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ゴールドで塗りつぶしたらこんな感じになりました。
赤色を背景にゴールドでフチ取りをしたら、着物みたいに豪華になるんじゃないかと思ってやってみました。
近くで見たり光に当てたりしないとわかりにくいですが、やりたいことができたので満足です。
完成!
「ひみつの花園」じょうろのイラストが完成しました。
使う色数は絞ったものの、少し散らかったような印象になってしまいましたね。汗
これまであまり塗ったことがない色の組み合わせだったので、どこにどの色を置くかでものすごく悩みました。
難しかったですが、今まで塗ったことのない配色に挑戦できて良かったです。
終わりに
3年半前に塗っていたときとかなり印象が変わる仕上がりになりました。
再開したとき配色を思いついてはいましたが、実際に塗ってみたらこんな仕上がりになるとは思っていませんでした。笑
どこにどの色を置くかで印象が変わるので、それを決めるのが1番難しかったですが、同時に、慣れない配色だからこそ塗っていてとても面白かったです。
こうやって少しずつ新しい配色にも挑戦していけたらいいなと思います。
さて、次回は3年半もの間置いておいた塗り絵を再開したことについて、感想をまとめようと思います。
それでは〜。