先月から始めた「ジョハンナの塗り絵アクティビティブック」。
グラフィック社さんからプロモーションを含めてご依頼をいただき、想像力が瀕死だった私にとって良いきっかけになるかもと思い、自分に刺激を与えるために始めました。
1日最低10分、塗り絵やお絵描きのワークに取り組む30日チャレンジ。
昨日無事に30日目を終えることができました!
今日は、30日チャレンジのまとめと、アクティビティブックに取り組んだ感想をお話しします。
【目次】
30日で3ページのワークに取り組みました
1〜9日目
最初は比較的塗りやすそうなお菓子のページからスタート。
キャンディとアイスを3つ塗りました。
このときはまだ配色が何も思いつかなかったので、ランダムで色を決めることにチャレンジしました。
なんとも言えない色合いのアイスが爆誕したりしましたが、前から1度やってみたかったことができて楽しかったです。
本当はもっと塗りたかったんですが、いかんせん塗るのが遅すぎて、30日間このページだけで終わってしまいそうだったので、ここで一旦おしまいにしました。
30日チャレンジは終わりましたが、せっかく選んだランダムの配色をもう少し楽しみたいので、このページについては続きを塗ろうと思っています。
10〜25日目
ここらへんでお絵描きにも挑戦してみようと思い、気球をデザインするワークをスタート。
久しぶりにお絵描きをしました。
「自分で考えて決める」ということがクリエイティブにつながるのかもしれないなと感じたワークでした。
チャレンジ期間中に塗り終わるかヒヤヒヤしましたが、25日目に無事終了。
少しづつでも毎日続けていれば、ちゃんと進むし完成することを思い出させてくれたワークでもありました。
26〜30日目
最後はジョハンナさんのメッセージの塗り絵です。
細かいイラストが多かったので、久しぶりに水性ペンを使うことにしました。
配色本を参考に色を決めたり、模様系の塗り絵以外でペン塗りをしたりと、前からやってみたかったことができて満足です!
ちなみにこのメッセージの意味は、「完璧さより前進を」。
完璧主義の傾向がある私には身に染みる……と思い、このページを選びました。
実は1番刺激的だったハビットトラッカー
毎日のワークを終えたあとに塗るハビットトラッカーのページ。
当初は、その日ワークで使った色で塗っていました。
しかし、お絵描きのときは色鉛筆を使わなかったり、連日同じ色ばかり使っていて面白みがなくなってきたりしたので、そういうときはランダムで色を選ぶことにしました。
これがめちゃめちゃ楽しかった……!!
ランダムで2色選び、色を混ぜてグラデーションを作りながら塗りました。
普段は同系色でグラデーションを作ることが多いので、組み合わせたことがない色で塗るのはとても新鮮で刺激になりました。
「うおー!意外といけるじゃん!」のオンパレード。
それと同時に、 もっと色で冒険してもいいんだなと思いました。
ハードルが低いから取り組みやすい
30日チャレンジを通して感じたこの本の最大の魅力は、「取り組みやすさ」でした。
普通の塗り絵だと、どのイラストもかわいくて、失敗して台無しにするのが怖くて、「キレイに完成させなきゃ」と身構えてしまいます。
しかし、アクティビティブックは、あくまで「毎日短い時間でもいいからワークに取り組み、クリエイティブな時間を持つこと」が目的。
キレイに完成させることが目的ではないし、なんなら完成させなくてもOK。
普通の塗り絵よりも、取りかかるまでの心理的なハードルが低いと感じました。
そのため、新しい塗り方にも挑戦しやすかったです。
ランダムで配色を決めたり、模様以外の塗り絵をペンで塗ってみたり。
失敗が怖くてなかなか挑戦できなかった塗り方を試すことができました。
また、前回の記事でたっぷりお話ししましたが、「1日10分でOK」というルール。
これが私にはとても良かったです。
「10分ならできるか」と思えたことで、毎日の取りかかるまでの億劫さが激減し、続けやすくなりました。
そして、続けられたことで「もっと塗りたい!」という気持ちになれたのがとても嬉しかったです。
塗り絵やお絵描きを楽しんでいる人はもちろんのこと。
これから塗り絵を始めてみたいと思っているけれど、何を塗ったらいいかわからない……という人にとっても、気になるページからちょこちょこっと塗り始めることができるのでオススメです。
また、私のように、自分の塗り方に行き詰まりを感じている人。
なにか新しいことにチャレンジしてみたい人。
キレイに完成させることが目的の本ではないので、新しい塗り方や配色を試しやすいですし、取り組んでみることできっと何かしら刺激になると思います。
私も始める前は、こんなに発見や気づきが出てくるとは正直思っていませんでした。
また行き詰まりを感じたり、自分の凝り固まった頭をほぐしたいときは、アクティビティブックに取り組もうと思います。
取り組むときのコツは、目的を忘れないこと
30日チャレンジの期間中、早く完成させたいがために、10分以上の時間をとって塗る日が数日ありました。
しかしそのうち、「まとまった時間がないと塗れない」という考えに陥りそうになりました。
今日は時間とれないから休もうかな……。
そんな考えが頭をよぎりましたが、ふと
あれ、なんのためにアクティビティブックをやっているんだっけ?
と思いました。
アクティビティブックを始めたのは、想像力が瀕死の自分に刺激を与えるため。
完成させることが目的ではなかったはず。
結局その日は「10分でいいから」と決めて塗り始め、気づけば10分では塗り足りず30分近く塗っていました。
続けていると、つい、いつの間にか目的を見失いがちになります。
なんのためにやるのか。
何かを続けるときは、簡単なことでもいいから、自分なりの目的を持っておくのは大事だなと感じました。
一旦塗り始めてしまえば10分以上塗れる
前回の記事で、「1日10分でOK」というルールが塗り始めるハードルを下げてくれるというお話をしましたが、実際、1回塗り始めてしまえば10分以上塗ることに気づきました。
アクティビティブックを始めた頃は10分で切り上げていましたが、毎日続けていくうちに、塗り足りなくて1日あたりの時間を延ばすようになりました。
チャレンジ中盤からは、1日30分前後塗ることが多かったです。
今回30日チャレンジに取り組んでみて、私の塗り絵の取り組み方における課題は、取りかかるまでのハードルを徹底的に下げることだとわかりました。
一旦塗り始めてしまえば、あとは勝手に塗り続ける。
どうしたら自分が取り組みやすくなるかがわかったので、しばらくは他の塗り絵でも「1日10分でいいから」のルールを意識してみたいと思います。
終わりに
30日チャレンジ、ここまでお付き合いくださってありがとうございました。
進め方の1つのサンプルとして、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
7年近く塗り絵をしてきましたが、アクティビティブックに取り組んだおかげで、塗り絵を始めたばかりの頃の、色で冒険する楽しさを思い出しました。
また、7年目にして、自分に合った「塗り絵を続けやすくするコツ」を知れたことは大きかったなと思います。
一応この本のルールとして「30日間毎日取り組むこと」とありますが、体調が良くないときや、忙しくて時間が取れないとき、余裕がないときは、もちろん無理して取り組まなくてもいいと思います。
ご自身のライフスタイルに合わせて、無理なく楽しめる範囲で取り組んでみてください。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは~。
30日チャレンジの記録をTwitterのモーメントにまとめました
1日目から30日目までのTwitterの投稿をまとめました。
毎日かかった時間も記録しているので、アクティビティブックの具体的な進め方のサンプルとして、お役に立てたら嬉しいです。