ちづるのもっと!ぬりえライフ

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前はできなかったことができるようになった!これに気づくことが自信への第一歩。

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先日、初めて自分の病気について書かせていただきました。

この記事を投稿した後、読者の方から「私も似たような経験をした」「勇気づけられた人も多いと思う」というメッセージをいただきました。

嬉しくて泣いてしまいました。

改めて、メッセージをくださった方、読んでくださった方ありがとうございました。

 

さて、今日の本題。

この記事の中でも少し触れたんですが、私は、時間の経過とともに以前はできなかったことができるようになり、それが自信につながりました。

私が「うつ」という病気を経験して気づいたことではありますが、病気に限らず、様々なところで当てはまる大事なことだなと思ったので、今日はこのことについて詳しくお話したいと思います。

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発症当初から最近までの間の私の症状の変化

私は、うつ状態・適応障害を発症してから、できなくなったり怖くなったことがあります。

それは、

・意味もなく突然涙が出る

・スーパーのレジに並ぶと心臓がばくばくする

・バスやJRなどの乗り物に乗ることができない

・スタバなどのカフェで、両脇に人がいる席に座れない

・病院の待合室にいることが落ち着かない

・外に出て知り合いに会うのが怖い

代表的な症状はこんな感じです。

しかし最近、この中のいくつかがいつの間にか平気になっていることに気がつきました。

いくつか具体的に見てみましょう。

 

意味もなく突然涙が出る

去年までは涙腺がぶっ壊れていました。

発症当初から、理由もなくふとしたことで涙が出てしまうことが多かったんです。

今思うと、辛さやストレスを上手に消化できなかった私の体が、そのとき唯一できたことが、泣くことだったのかなと思います。

しかし、最近はほとんど泣かなくなりました。

感動してこみあげて泣くことはあれど、わけもわからず涙が出ることは少なくなったように思います。

 

スーパーのレジに並ぶと心臓がバクバクする

スーパーのレジに並んでいるとき、自分の後ろに人が並んだら、心臓がバクバクして怖くて逃げ出したくなっていました。

前後を挟まれて逃げ場なしという状況がいけなかったのか、圧迫感を感じて息苦しくなってしまうんです。

だからスーパーに行くときは、できるだけ空いてる曜日や時間帯を狙って行くようにしていました。

ほかの、「スタバなどのカフェで、両脇に人がいる席に座れない」とか「病院の待合室にいることが落ち着かない」も似たような理由で、落ち着いて座っていることができませんでした。

夫に相談したら、「人の気配がダメなんじゃない?」と言われ、なるほどー!と納得しました。

そして現在、スーパーのレジは平気になりました。

後ろに人が並んでも平常心でいることができます。

おそらくストレスの影響で神経過敏になっちゃってたんでしょうね。

なお、病院の待合室と乗り物はまだダメですね。

異常に緊張してしまって心臓がバクバクするので、平気になるまではもう少し時間がかかりそうです。

平気になることを楽しみに、気長に頑張ります( ´ ▽ ` )

 

外に出て知り合いに会うのが怖い

これ、平気になりました。

私の自宅は職場から近かったので、お昼休みの時間帯に外出する用事があるとき、職場の人に遭遇するんじゃないかととても怖かったんです。

道行くスーツのサラリーマンがみんな知り合いに思えてしまい、もし知り合いだったとしても自分だと気づかれないように、うつむき加減で歩いていました。

しかし、「自分が今やるべきことは心身ともに元気になることだ!」とはっきり自覚してからは、休むことに対する罪悪感が薄れ、すっかり平気になりました。

あと、そんなに簡単に遭遇しないことに気づきました。笑

 

自分で自分の変化に気づくことが第一歩

ちょっと調子が崩れると、

「あー、全然ダメだー、治ってない……」

「いつになったら治るんだろう……」

と落ち込みそうになります。

しかし、以前の自分ではできなかったこと、今はできるようになったことを洗い出してみたら、

「あれ、私良くなってるね!」

ということに気づくことができました。

短期的に見たらあまり変わっていないように感じるかもしれませんが、長期的に見たら大きく変化しているんです。

自分が良くなっていることに気づいたら、それが自信になり、「私絶対治る!」と今までより力強く思えるようになりました。

 

今回は私の病気を例に挙げましたが、これはほかのことにも幅広く当てはまることだと思います。

塗り絵はもちろんのこと、何かを勉強することや、練習することなど。

ついついほかの人と比べがちですが、本当に比べなきゃいけない相手は以前の自分自身。

そして、自分で自分の変化に気づいてあげることが大切です。

 

自分はあの人に比べて全然できてない……。

いつまでも良くならない……。

本当にそうですか?

もしかしたら、あなたが気づいていないだけで、そんなことはないかもしれません。

できないことではなく、できること、できるようになったことに目を向けてみてください。

そして、そんな自分を頑張ったね、頑張ってるねとたくさん褒めて、認めてあげてください。

自分で自分の変化に気づき、認めてあげることが何よりも力強い自信になりますよ。

 

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