ちづるのもっと!ぬりえライフ

大人の塗り絵(コロリアージュ)を通して、自身の体験をもとに、ぬりえライフをもっと楽しむための情報を発信しています。

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水彩チャレンジ①お花を塗ってみた(森の少女の物語)

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前回の記事の最後で「水彩で1作品塗ることにチャレンジしています」とお話ししました。

www.chizurumaro.com

ようやく一旦キリの良いところまで終わったので、記録も兼ねて、今日は水彩でお花を塗る様子をご紹介します。

水彩って難しいねー!泣

 

使用した塗り絵本

井田千秋さんの塗り絵「森の少女の物語」に、今回もお世話になります。

ポストカードサイズの塗り絵です。

前回までの水彩練習での自分の塗り方を考慮して、これくらいのサイズがちょうど良いかもと思い選びました。

 

使用した画材

前回までの水彩練習で使ったものと同じ画材を使います。

※筆は最初キャムロンプロの細い筆を使いますが、大きいところを塗るには細すぎるので、ダイソーで買った細めの筆も併用します。

 

下塗り

それでは、大きいお花を塗りましょう。

基本的に、筆で色を置いて、水筆でぼかすという塗り方で進めていきます。

 

①花びらの外側に、筆で紫色を置きます。

 

②すばやく水筆でぼかします。

 

③ ②が乾かないうちに、花びらの内側に筆で黄色を置きます。

 

④すばやく水筆でぼかします。

このとき水筆は花びらの内側から外側にむけて動かし、黄色と紫色が混ざるようにします。

後ほど動画のリンクを載せるので、ぜひそちらもあわせてご覧ください。

 

これで下塗りは終了です。乾かします。

 

水分量とスピード

前回までの水彩練習を踏まえて、水分量は少なめで塗っています。

筆の水分量も、水筆の水分量も少なめです。

かといって少なすぎるとパサパサになってしまって塗れないので、水分量の加減が難しいです。

筆を洗った後や絵の具をつけた後は、タオルやティッシュに筆先を染み込ませて水分量を調節しています。

 

水分量が少ないということは、当然乾くのも早いです。

先ほどの下塗りのように、ぼかして紫色と黄色を混ぜたいときは、のんびりしていたら乾いて色が上手く混ざらなくなるので、急がないといけません。

色鉛筆のときは、考えこんだりぼーっとしていても大丈夫だったのに……。

このようなスピード感は色鉛筆にはなかったことなので、慣れるまでちょっと大変でした。

 

▼水分量を少なめにしている理由は、下記の水彩練習の様子をご覧ください。

www.chizurumaro.com

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加筆

下塗りが乾いたら、加筆していきます。

影をつけたり、花びらの繊維を描き足したりして、お花に表情をつけていきます。

 

①影をつけたいところに、細い筆で色を置きます。

下塗りのときは紫色1色でしたが、加筆では紫色に少しだけ黒色を混ぜた色を使いました。

 

②水筆でぼかします。

下塗りと自然なグラデーションになるようにぼかします。

 

ぼかしすぎて色が薄くなってしまい、肝心の影がなくなることがあります。(←よくやらかした)

そのときは、乾いてから再度やり直しました。

 

こちらは別の箇所を同じ塗り方で加筆する様子。

ちょっとずつお花の立体感が増していくように感じられて、この作業はとても楽しかったです。

 

次は花びらの内側を加筆します。

③花びらの内側に、筆で色を置きます。

下塗りのときは黄色1色で塗りましたが、ここでは黄色にオレンジ色を少し混ぜた色を使いました。

 

④水筆でぼかします。

こちらも、下塗りと自然なグラデーションになるようにぼかしました。

 

⑤花びらの内側に、筆で線を描きます。

イラストの線に沿って影をつけたり、花びらの繊維を描き足したりしました。

写真も動画も撮れませんでしたが、最後に、花びらの先の紫色部分も、同じように花びらの繊維を描き足しています。

 

そしてできあがったのがこちら。

おおー!なかなかいいのでは!?

花びらの中心部分がまだ塗り終わっていませんが、大きいお花の花びらは、ひとまずこれで終了です。

下塗りのときは水彩らしいふんわりした雰囲気がありましたが、加筆をするとキリッと引き締まる感じがしますね。

 

水彩で塗る様子を動画にしてみました

今ご紹介したメイキングの、実際に筆を動かす様子を動画にしました。

4倍速で編集した動画をインスタグラムに投稿しています。

こんな感じで塗っているんだなという雰囲気が伝わると嬉しいです。

 

楽しいけれど緊張する

水彩を塗った後は、高確率で耳の下が痛くなることに気づきました。

おそらく塗っている間、緊張して強く噛み締めてしまっているみたいです。気をつけねば……。

水分量が多すぎてもいけない。

乾くのが早いので急がないといけない。

加筆は筆が細いので神経を使う。

水彩ってこんなに緊張するものだったっけ???

 

私の場合、水彩に不慣れなことに加えて、水分量少なめという塗り方を選んだこともあり、緊張するポイントを増やしてしまったんでしょうね。

ある程度塗ってから、加筆は色鉛筆でもいいのでは?と気づきました。(遅)

塗り方によってはもっと余裕を持って楽しめると思うので、まずは水彩に慣れることを第一に、塗り方も模索しつつ、もう少しリラックスして塗れるようになったらいいなと思います。

 

終わりに

今回スピード勝負だったので、メイキングの写真をまったく撮ることができませんでした。

こうやって考えると、色鉛筆のときはとてものんびりしていたんだなと思います。笑

どうやって塗ったか後から見返せるように動画を撮っていたので、動画からスクリーンショットのように写真を抽出しました。

よかったよかった。

この記事を書いている現在、実はこれ以上塗るのが進んでいないので、遠くないうちに次のパーツに取りかかれるように頑張ります。

それでは〜。