2019年1月8日(火)から1月13日(日)まで、札幌ギャラリーエッセで開催されている「札幌MOGA」美人画展に行ってきました。
この展示会では、18名の作家さんの作品を見ることができます。
そのうちのお一人、こみや梢子さん。
以前からTwitterでフォローし、素敵な作品の数々を拝見していました。
なんと、そのこみやさんの作品も展示されるというじゃありませんか。
ぜひとも間近で原画を見てみたい!
ということで、今日は美人画展に行ってきた感想をご紹介します。
「美人画」というテーマで企画
今回とてもラッキーなことに、この展示を企画されたプロデューサーの方とお話しすることができました。
このような絵の展示をするときは、画材や技法を統一して展示するらしいのですが、今回は画材や技法関係なく「美人画」というテーマで企画されたそうです。
私のようにあまり絵や美術に詳しくなくても、今回の「美人画」のようにとっつきやすいテーマがあると、展示に行きやすいなと感じました。
(写真は許可をいただき撮影しました)
画材は多種多様。
油彩や水彩、アクリル、岩絵具、墨などなど……。
アナログ画材とデジタル、両方それぞれを使って制作されている作家さんもいました。
同じ作家さんでも、画材が変わると絵の印象もまた違うのが面白かったです。
ちなみに、作家さんは美大や美術系の専門学校を卒業された方だけでなく、独学で始めた方も多数いらっしゃるとのこと。
「美人画」というテーマ1つでも、作家さん1人ひとりそれぞれ絵の味があって面白い!
様々な美人さんの絵をたくさん見ることができます。
札幌の作家さんの作品も見ることができます
今回の「札幌MOGA」では、札幌で活動されている作家さんの作品も展示されています。
実はそれを聞いて、
「札幌でも絵を描いて活動している人がいるんだ!」
と感動しました。
というのも、これまで私が行ったことのある展示会は、どれも大規模なものばかり。
今回のように、個人で活動されている方々の作品を集めた展示会には行ったことがなかったのです。
実際に間近で絵を見ることで、
「札幌でもこうやって絵を描いて活動している作家さんがいる」
ということを強く実感できて、なんだかそれがとても嬉しかったです。
↑ 札幌の作家さんの作品が展示されているスペース
興味深い美術の世界
プロデューサーの方から、展示の内容や美術界についてのお話を色々と教えていただきました。
画材の違いや、日本画と西洋画の違いに関するお話。
絵の値段のつけ方。
絵の売り方でも地域によって個性があること。
作家さんはみなさんどのような方々なのか。
などなど……。
美術についてはど素人な私に、とても親切に教えてくださいました。
また、お話を聞きながら、「絵を描いて生計を立てていくこと」について考えさせられました。
今回の展示会では、展示だけでなく原画の販売も行われています。
自分の絵に値段を設定して売るということ。
絵を描いて生計を立てていくということ。
ちょっとまだ上手く言葉にできないんですが、今まで自分が知らなかった世界を、ほんの少しだけ垣間見たような気がしました。
終わりに
先月、さっぽろファクトリーで開催されている山本二三展に行き、「原画を見ることができる贅沢さ」を知りました。
また原画を見ることができる機会があったらぜひ行きたい!
そう思っていたら、ラッキーなことに今回の美人画展が開催され、新年早々原画を見る贅沢を味わうことができました。
特に今回は、好きな作家さんの原画を見ることができてとても嬉しかったです!
「札幌MOGA」美人画展、お近くの方はぜひこの機会に立ち寄ってみてください。
「札幌MOGA」銀座MOGA札幌巡回展
2019年1月8日(火)~1月13日(日)
12時~19時(最終日は~17時)
会場 ギャラリーエッセ(入場無料)