今日は結婚式のお話です。
私は昨年入籍し、今年の9月に結婚式を挙げました。
結婚式の準備って大変ですよね。
やることは多いし、お金もかかります。
そんな中で、これはやっておいてよかったことを3つご紹介します。
なお、「式場は複数下見する」や、「手作りで費用を抑える」というような王道のお話は、ゼクシィやその他情報誌、ネット等をご覧になってください。
結婚式の準備でやって良かったこと3つ
①式場と打ち合わせをする前に、新郎新婦で打ち合わせをしておく!
②前撮りはしたほうが良い。新婦は衣装の締め付けに注意!
③親へのお手紙は、新婦だけでなく新郎も読むと感動2倍!
私達の状況
これからお話することは、地域や招待客の人数によって難しいことがあるかもしれませんので、まずは私がどういう形で結婚式を挙げたか簡単にまとめておきます。
・挙式は白無垢で神前式。
・披露宴は、少人数の会食スタイル。(全員で20名弱)
・新郎新婦ともに道産子。会費制。
・式場との打ち合わせはすべて新郎新婦ともに参加。
・準備期間は式場決定日から挙式当日まで1年ありました。
①式場と打ち合わせをする前に、新郎新婦で打ち合わせをしておく!
これは大事です。
自分たちで事前に打ち合わせをしておくことにより、式場との打ち合わせは毎回予定時間の半分で終わっていました。
担当プランナーさんからは「次回は3時間ほどかかる予定なんですが、お2人なら1時間ちょっとで終わりそうですね」と言われるほどまでになりました。
私達がお世話になった式場は、本番の10ヶ月前に、「Wedding WORK BOOK」というバインダーのファイルを送ってくれました。
打ち合わせは何回あるのか。
いつの打ち合わせで何を決めるのか。
同じ会場で式を挙げた先輩花嫁さんの経験談。
……などなど、結婚式の準備に必要な情報が記載されています。
このファイルを見ながらイメージをふくらませ、打ち合わせで決めることを、事前に自分たちである程度決めておきました。
もしこういったものがなくても、担当プランナーさんに、次回の打ち合わせで決めることをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
打ち合わせに新郎か新婦どちらかしか参加できないという場合は、事前に2人の間で決める事柄について話し合い、共通認識をもっておきましょう。
私達夫婦の打ち合わせ方法は以下のとおり。
・打ち合わせの前日夜は毎回2人で会議。
・議題は翌日の打ち合わせで決める事柄について。
・自分たちのイメージをある程度固め、疑問点を洗い出す。
・気になることや、担当さんに必ず確認することを箇条書きにしてノートにメモ。
(特に費用面に注意。)
式場との打ち合わせのとき、新郎新婦の意見がバラバラだと、話がなかなか進まないですよね。
「予め2人で考えてきたことを、式場側とすりあわせていく」
こういうイメージで打ち合わせに望むと、スムーズに進みます。
なぜこういうやり方になったかというと、実は式場の下見の際、2人とも疲れて「もうここで良いか」と結構テキトーに決めてしまったということがあったからです。
今はあの式場にして本当に良かったと思っていますが、下見の二の舞いを防ぐべく、そして打ち合わせ当日は冷静に判断できるようにするべく、このようなスタイルになりました。
ちなみに、私達の場合、親からは特に希望もなく事後承諾でOKだったので、基本的にすべて自分たちで決めました。
お家によっては、親との相談が必要なことが多いと思うので、状況を見ながら取り入れてみてください。
②前撮りはしておくと良い。新婦は衣装の締め付けに注意!
後半の文言に「!?」となった方いらっしゃるんじゃないでしょうか。
結婚式の衣装で大変な目にあったので、どなたかの参考になればと思います。
式の1ヶ月前に前撮りをしました。
午前中はウェディングドレス、午後は色打掛でした。
ウェディングドレスは、背中を紐で編んで締めていくタイプだったのですが、これがいけませんでした。
着付けのときに締め付けがきつくて、貧血を起こして倒れてしまったのです。
意識はありましたが、締め付けにより酸素が行き渡らず手足はしびれてくるし吐き気はするしで、てんやわんや。
すぐにヘアメイクさんにすべて脱がしてもらい、20分ほど横になりました。
気分が良くなり、さぁもう一度着てみようとするのですが、もはや締め付けの恐怖で胃を圧迫されることに耐えられず、補正下着も付けることができなくなりました。
結局普段の自分のブラジャーをつけ、背中もゆるめに締めてもらいました。
午後、色打掛で撮影です。
ドレスの締め付けの恐怖はなかなか消えてくれませんでした。
1度着付けたのですが、呼吸がままならず、またもやすべて脱ぐことに。
結局、簡単な襦袢姿で撮影場所に行き、撮影直前にその場で帯を締めてもらいました。
なぜこうなったか。
試着は本番同様の着付けをしなかったんです。
試着のとき、ドレスは簡単に着たので紐での締め付けもゆったりでした。
色打掛にいたっては簡単に羽織る程度。
しっかり着付けたらこんなに辛いなんて……!
前撮りの日はかなり衝撃を受けました。
ただ、この前撮りを行っていたおかげで、当日の衣装の見直しが出来ました。
先にも書きましたが、当日は白無垢で神前式。
倒れている暇はありません。
しかもそのまま白無垢で会食予定だったのです。
結局、白無垢は挙式のみにし、会食は楽なワンピースの方が安心ということで落ち着きました。
さて、肝心の挙式当日の白無垢の着付けは、前撮りですべてを察したヘアメイクさんが最新の注意を払ってくれました。
1つ紐を締めるたびに立ったり座ったりして呼吸ができるか確認しました。
ヘアメイクさんのおかげで、当日はとても楽でした。
前撮りをしていなかったら、挙式当日どうなっていたのか考えると、ぞっとします。
ということで、締め付けに弱い方へ。
・普段和装を着慣れない人、締め付けに弱い人、逆流性食道炎の人は、気をつけてください。
・試着の時に、どれくらいの締め付けになるのか確認できると良いですね。
・逆流性食道炎の人はきちんと薬を飲み、気休めでも良いので腹筋をつけましょう。
今回の事態で、締め付けに弱い人が当日どう乗り越えたのか、ネットでいろいろ調べてみたのですが、具体的な解決策がなく、当日まで不安な日々を過ごしました。
あまりいないかもしれませんが、同じような方の参考になれば幸いです。
③親へのお手紙は、新婦だけでなく新郎も読むと感動2倍!
披露宴のお決まりとも言うべき花嫁の手紙。
私は、結婚式という場を借りて、新郎も、改めて自分の両親へ今までの感謝の気持ちを伝えた方が良いと提案しました。
というのも、私達が結婚式をするにあたり、重視したのは
「両親へ感謝の気持ちを伝えること」
「一人前になった姿を見てもらいたい」
ということだったからです。
「こういうときじゃないと、なかなか言う機会ないよ」
結果、この提案は大成功でした。
夫は手紙を書いているとき、「感動系はすべて任せた!自分はさらっと読むから!」と言っていたのですが、いざ本番で夫が手紙を読み始めると、涙ぐむ夫と夫の母。
つられて泣く私と私の母。
夫は小さいころは体が弱く病院通いをしていたため、いつも付き添ってくれたお母さんへの想いは特別なものがあったと思います。
新郎の手紙のおかげで、「両親へ感謝の気持ちを伝える」という目的が十分に達成できたので、これは本当にやってよかったと思います。
ただ、地域やお家によっては、お嫁に行くスタイルが重要視されていることがあると思うので、双方のお家の雰囲気を見ながら検討してみてください。
私達の場合は、「お嫁に行く」というより、2人で自立して新しい家庭を作るという意識が強かったので、同様の考えをお持ちの方は、やりやすいかもしれません。
終わりに
さて、今回は長くなってしまいましたが、いかがでしたか?
結婚式を挙げた方みなさんそれぞれ、やって良かったことがあると思います。
私の体験談も、これから結婚式を挙げる方の、参考の1つになればうれしいです。
ではまた次回〜。
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