今日は、配色の決め方についてです。
おそらくみなさんお気づきかと思いますが、私は自分で配色を考えるのが苦手です。
配色センスにはまったく自信がありません。
でも塗り絵はしたい。
どうしたら楽しくできるだろう?
そこで思いついたのが、「自分でテーマを決めて塗る」ということ。
今日は、私が塗り絵をするとき、どのようにテーマを決めて塗っているかをご紹介します。
イメージは名探偵コナンの時限爆弾!?
こちらの塗り絵、自分でテーマを決めて塗ってみました。
イメージは、名探偵コナン劇場版1作目「時計じかけの摩天楼」の終盤に出てくる時限爆弾です。
映画終盤、ビルに閉じ込められた蘭ちゃんが、コナンくんの指示で時限爆弾を解体していくシーンがありますよね。
コナンの持つ爆弾の設計図には載っていない赤い線と青い線が残り、「どっちを切ればいいの!?」ってなるあのシーンです。
ほぼネタバレになっちゃって申し訳ないですが、このシーンは「運命の赤い糸」と絡めたエピソードになっております。
この塗り絵の絵柄を見たとき、植物の絡み合っている様子から、唐突にコナンの時限爆弾解体シーンが思い浮かび、塗らずにはいられませんでした。
時限爆弾の赤い線と青い線をイメージして、赤系と青系の色鉛筆を使って塗っています。
今回は、初めて色鉛筆でグラデーションっぽいことをしてみました。
グラデーションってこういうのでいいんだろうか……?
また、ハートのイラスト全体に、赤と青が複雑に絡み合っている。
そんな様子も表現したかったんですが、こちらは力量不足であまり上手にできませんでした……。
テーマを決めて塗る方法
①配色のモデルにするものを探す
②モデルに使用されている色を確認する
③モデルのイメージに近い絵柄を探す
④塗る
⑤できあがり!
①②③は順不同です。
たとえば、先ほどのコナンの時限爆弾は、③→①→②の順番で思いついたもの。
前回ご紹介した、Perfumeのシングル「Magic of Love」をモデルにした塗り絵は、①→③→②の順番で決めていきました。
自由に思いつくままに進めてみましょう!
①配色のモデルにするものを探す
自分の好きなデザインを選んでください。
たとえば、今回の場合は「コナンの時限爆弾」がモデル。
前回の記事でご紹介した塗り絵は、PerfumeのCDジャケットがモデルです。
色がはっきりしたものを選ぶと、実際に塗るとき色選びがしやすくなります。
②モデルに使用されている色を確認する
先ほどの「コナンの時限爆弾」イメージの場合は、爆弾の解体で残った赤い線と青い線がモデルなので、赤と青の2色になります。
また、以前ご紹介したセーラームーン 配色の塗り絵のときは、セーラー戦士それぞれの髪の色や服の色を参考にしました。
ドンピシャな色がなくても、それに近い色を使用すれば大丈夫です。
塗ったときに、これをモデルにしたのね!ということがわかるような色であればOKです。
③モデルのイメージに近い絵柄を探す
塗り絵本のどのページに塗るかを決めます。
たとえば、今回ご紹介した「コナンの時限爆弾」イメージの場合は、運命の赤い糸とも絡めたエピソードだったため、恋愛要素も考えて「ひみつの花園」のハートのイラストを塗りました。
他に、Perfumeのシングル「Magic of Love」のジャケットイメージのときは、あ〜ちゃん、のっち、かしゆかの3人が並んでいるジャケット写真だったので、3人並んでいるように見える絵柄を選びました。
自己満足だけど楽しい
このテーマを決めて塗る方法は、ぶっちゃけて言えば、自分の妄想みたいなものだし、できあがりも自己満足です。
できあがった作品は、決してテーマ通りに見えないことの方が多いかもしれません。
が、
この塗り方、めちゃめちゃ楽しいです。
できあがった作品に自分なりのストーリーがあると、思い入れもあるため、塗り絵の楽しみ方が広がります。
配色が思いつかない、なんとなく塗ることに飽きてきたという方は、ぜひ試してみてください。
ではまた次回〜。