先日完成したリベンジ塗り。
ものすごく楽しくて夢中になって塗りました。
しかし、楽しすぎるあまり全部を出し切ってしまったのか、次に塗りたいものがなかなか思いつきません。
塗りかけもいくつかあるけれど、どれも塗りたい気分ではない。
どのページを見ても想像力がわかない。
塗る気力も起きない。
リベンジ塗りに全てを注ぎ込んだ結果、自分の中の色々なものが枯渇してしまったようです。
どうしよう。
技法書を買いました
塗る気が起きない。
そんなとき、いつもなら塗り絵をお休みし、本を読んだり映画を見たりと別のことをするんですが、今回は違いました。
せっかくだからこの間に新しいことをインプットしよう!
そう思い、こちらの色鉛筆の技法書を購入しました。
河合ひとみさんの「描き込み式色鉛筆ワークブック」です。
河合ひとみさんは有名な色鉛筆画家さん。
色鉛筆の技法書を多数出版されているので、ご存知の方も多いと思います。
この本はその名のとおり描き込み式なので、実際に自分で手を動かしながら段階的に技術を身につけていくことができます。
内容は、色鉛筆の動かし方や力の入れ方、均一な濃さで塗るための練習といった基本的なことから始まり、重ね塗りや配色、陰影、質感の表現方法……と、少しずつレベルアップしていきます。
色鉛筆の塗り絵に関する技法書はほかにも何冊かありますが、私がこの本を選んだ理由は、作者の河合ひとみさんのお手本の塗り方がとにかく好みだったから。
そして、ほかの技法書ではアッサリした説明で飛ばされがちな、基本的な塗り方や均一な塗り方を練習することにかなり多くのページ数が割かれていたから。
左ページのお手本を見ながら、右ページで実際に塗ることができます。
最初の方は単調な練習ばかりかもしれませんが、逆に頭をあまり使わずにただひたすら手の動かし方に集中できそうなところも良かったです。
技法書を買った理由
以前こちらの記事でも少し触れたんですが、今まではこういった技法書は必要性を感じていませんでした。
理由は、自己流の塗り方でも十分塗り絵を楽しめていたから。
そして、気持ちにあまり余裕がなかったのか、ほかの人の技術を積極的に受け入れる気分になれなかったからです。
しかし最近、自分の塗り方になんとなく行き詰まりのようなものを感じ始めていました。
そんな中でリベンジ塗りを経験し、
「もっと塗り絵で色々なことをしてみたい!」
「もっと塗り方を上達させたい!」
という積極的な気持ちが生まれました。
自然とプロの技術を学んでみたいと思えるようになり、今回河合ひとみさんの本を手に取りました。
塗り絵を始めて来月で2年になります。
今までずっと自己流で塗ってきたので、ここらへんで一度プロの技術に触れて自分に足りないものをインプットしてみたいと思います。
また、このワークブックを実際に進める様子やどんなところが難しいかなどを、ブログでご紹介していけたらなと思っています。
塗り絵の技法書はほかにもたくさん
今回ご紹介した本以外にも、塗り絵に関する技法書はほかにも数冊あります。
作者さんによって塗り方の説明やお手本の絵や色塗りの雰囲気が異なります。
「こういう技術を身につけたい」、「お手本の塗り方が好み」、「内容が好き」などなど、自分の求めるものに合わせて選んでみてください。
「色鉛筆ワークブック」を進めている様子はこちらからどうぞ