みなさん、こんにちは。
今日は「和もよう」塗り絵の金魚(?)のイラストを塗りました。
出来上がりがこちら。
「THE・和柄」みたいな出来になりましたが、当初イメージしていたのは「和」とは真逆のものでした。
使用した塗り絵本
使用画材
水性ペンの、stabilo68、stabilo point88、signo超極細の3種類です。
stabilo68(ペン先1.0mm)
・ブラック(46)
枠部分に使用しました。
stabilo point88(ペン先0.4mm)
・ディープレッド(50)
・イエロー(44)
・グリーン(36)
signo超極細(ペン先0.28mm)
・赤
・緑
stabilo point88で塗ることが厳しい箇所に使用しました。
stabilo point88のイエローは、はみ出してもほとんど目立たないので、signo超極細は使いませんでした。
イメージはクリスマスカラー×ステンドグラス
今回、絵柄を浮き彫りにするような形で塗ることに決め、使用する色は3色に絞りました。
ステンドグラスのようにしたくて、本当はもう1色入れたかったんですが、絵のバランス的に4色をうまく配置できず、3色になりました。
3色で目立つ色ということで思いついたのが、クリスマスカラーでもある赤・緑・黄。
季節のイベントに合わせた配色で塗ってみることにしました。
しかし、実際に塗ってみると、なんだかあまりクリスマスっぽくありません。
赤と緑をメインにし、黄色の範囲を少なくすれば、もっとクリスマスらしくなったかもしれません。
ちなみに、これを見た夫から「アフリカの国旗みたい。笑」と言われました。
調べてみると、アフリカ方面の国では赤・黄・緑を使用した国旗が多いとのこと。
1つ賢くなりました。
さらにステンドグラスをイメージして、枠を黒で塗りつぶしてみました。
なんだか着物の柄みたい!
黒が入ることで引き締まり、まるで帯を締めたような印象になりました。
当初のイメージとは違う出来上がりになりましたが、これはこれで嬉しい誤算。
「和」とは真逆をイメージしたはずが、より和テイストに仕上がりました。
まだ色塗り経験値が低いので、最初のイメージと実際の出来上がりが大きく異なることが多々あります。
それが良い方向にはたらくこともあるんだなと感じました。
アートアクアリウムを思い出した
2年前に、札幌ファクトリーで開催されたアートアクアリウム展。
当時、何が何だかわからないまま夫に連れて行かれたんですが、大興奮でした。
今回のイラストを塗っていて、当時撮影したこちらの写真を思い出しました。
もしかしたら、無意識に反映されていたのかもしれません。
当時のアートアクアリウムの感想については、夫がこちらの記事で紹介しています。
アートアクアリウムは、ぜひまた見に行きたいです。
そもそもこれは金魚なの?
最初から疑問だったんです。
これは一体なんの魚なのか。
私は一体何を塗っているのか。笑
「和もよう」塗り絵だし、水草のようなものも描かれているので、「金魚かな?」とは思ったんです。
しかし、見れば見るほどに、塗れば塗るほどに、自信がなくなっていく。笑
金魚を上から見た様子として考えて良いのだろうか。
でもなんだか平べったい。
一瞬なまずかとも思いました。
以前この和もよう塗り絵についてご紹介したとき、元々別の国で出版されていた本の日本語版のようだというお話をしました。
最終ページに出版に関する記載があり、その中で同じ単語が何度も出てくることに気づきました。
「Shutterstock.com」
塗り絵本の各ページの説明で、作者名と思われる名前とセットで記載されています。
この「Shutterstock.com」が気になったので調べてみたところ、wikipediaでこのように説明されていました。
Shutterstock(シャッターストック)は、ニューヨークに本社を置くストックフォトサイト及びその運営会社。
世界中から寄せられた4,000万点以上の写真、イラスト、動画をデザイナーや一般ユーザー向けに販売している。(すべてロイヤリティフリーの素材。)
HPもありました。
数えたところ、この塗り絵本の72ページ中69ページがこのサイトから入手したイラストのようです。
「世界中から寄せられた」とあるので、おそらく世界のどこかのどなたかが日本の金魚をイメージして描いたのかもしれません。
塗るたびに少しずつ謎が明らかになる「和もよう」塗り絵。
奥が深い……。
終わりに
先日久しぶりに塗った「和もよう」。
改めて各イラストを見ると、以前は思いつかなかった配色がどんどん思いついて面白くなってきました。
塗りたくない、なんだか気分が乗らないときは、少し時間を置くと良いみたいです。
少しずつ謎が明らかになり、色々な意味で楽しい和もよう塗り絵。笑
次もまた、和もようを塗りたいと思います。
ではまた次回〜。