みなさん、こんにちは。
今日は、「和もよう」塗り絵の竹やぶのイラストを塗ってみました。
出来上がりがこちら。
正面から見るとこんな感じです。
今回はパステルに初挑戦しました。
使用した塗り絵本
使用画材
水性ペンのstabilo point88を使用しました。
使用した色は、上から順に
・ライトライラック(59)
・バイオレット(55)
・ブルー(41)
・ミドルブルー(32)
・ライトブルー(57)
の5色です。
紫色から青色にかけてのグラデーションにしました。
また、一部黄色を使用しました。
・stabilo point88 イエロー(44)
・ダイソーパステル きいろ
*パステルの詳細は記事後半に記載しています。
斜めにグラデーション
今回は、少し角度をつけて斜めのグラデーションで塗ってみました。
グラデーションの境目の目安にするため、塗り始める前にシャープペンで薄く線を引きました。
少し見にくいですが、こんな感じです。
グラデーションの幅を測るのが面倒だったこと、そして、斜めなら等間隔じゃないほうが良いかなと思ったので、感覚で適当に線を引きました。
あとは、線に合わせて塗っていくだけです。
塗り終わった後は、竹と竹の間の線を消しゴムで消しました。
最後にパステルで仕上げをするので、パステルを塗る前に消しておきます。
テーマは「竹取物語」
今回の絵が竹やぶということで、「竹といったらあれしかないだろう!」と、竹取物語の一節「もと光るたけなむ一筋ありける。」を表現しました。
*冒頭、「おじいさんが竹を取りに行くと、根元が光っている竹が1本あった。」という部分です。
中学の頃、古典の授業で竹取物語の冒頭を暗唱させられた記憶が蘇ります。
まさかここで役に立つとは……。
人生何があるかわかりません。
当初は5色のグラデーションのみにしようかと思いました。
しかし塗っている間、頭のなかで「もと光るたけなむ一筋ありける。」の一節がしつこいほどにリピートしてきます。
これはもうやるしかない。
ということで、竹の一部分を黄色で塗りました。
目立たせたかったので、竹の根元ではなく絵の真ん中あたり。
また、光っている様子を表したかったので、初めてパステルを使用することにしました。
パステル初挑戦
以前から気になっていたパステル。
Instagramで多くの方が塗り絵に使用しているのを見て、とても心惹かれていました。
ぼかすようにふんわりとした表現ができます。
しかし、今までパステル自体見たこともなければ触ったこともありません。
クレヨンとは違うの?
どうやって使うの?
私にとって謎の物体でした。
調べたところ、パステルにも種類があり、また発売しているメーカーもたくさんあるみたいです。
夫に「せっかくだから良いの買えば?」とさらっと言われましたが、なにせこちらはパステル超初心者。
いきなりお高いパステルを買う勇気はなく、使いこなせる自信はもっとありません。
ダイソーのパステル発見
そんなときに発見したのが、ダイソーのパステル。
中はこんな感じです。
左が「基本色」18色、右が「蛍光色+補助色」18色です。
2種類買っても200円(税込216円)です。
安い!
このダイソーパステル、Instagramで何度か目にしていました。
ダイソー製品ですが、とても素敵に使いこなしている方がいらっしゃる。
これは心強い!
早速、近所のダイソーへいそいそと買いに行きました。
また、使い方がよくわからなかったので、書店でこんな本も買ってみました。
タイトルに「パンパステルではじめる」と書いてありますが、内容を確認したところ、細長いパステル(ソフトパステル)の説明もありました。
写真で塗り方が丁寧に説明されているので、パステルの使い方について知りたい方におすすめです。
茶こしと綿棒で塗る
塗る道具はいろいろありますが、今回は絵の一部分のみなので綿棒で塗りました。
手順は、
①ダイソーパステル(基本色)のきいろを茶こしで少し削り、粉末状にする。
汚れないように紙やお皿の上で削りましょう。
②削った粉を綿棒につけて、塗る。
以上です。
こんな感じになります。
イラストをすべて水性ペンで塗った後、上から綿棒で塗りました。
色鉛筆とはまた異なった雰囲気で、ふんわりした塗り方ができます。
今回は簡単に丸く塗っただけですが、本を見ると様々な表現方法があるみたいです。
使い方も思ったほど難しくなかったので、これからどんどん使っていきたいと思います。
*綿棒は家にあったものを、茶こしはこのような取っ手付きで底が浅いものをダイソーで購入しました。
竹取物語といえば地井武男さんを思い出す
先日、金曜ロードショーで初めて高畑勲監督の「かぐや姫の物語」を見ました。
何かの番組でアフレコ風景を見たのですが、竹取の翁(おきな)を演じる 地井武男さんが本当に素晴らしかったです。
物語の序盤で、まだ幼いかぐや姫が初めて歩くシーンがあるのですが、よちよちと歩くかぐや姫によびかけるおじいさんの必死さがすごい。
また、演じた地井武男さんはもう亡くなってしまったのかと思うと、いろいろこみ上げてきて、このシーンだけは何度見ても毎回必ず泣いてしまいます。
作画も時間がかかったというだけあります。
この映画をまだ見たことがない方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。
ちなみに、個人的に超オススメなのが帝(みかど)。
金曜ロードショーで放送された後、Twitterのタイムラインが帝で埋め尽くされるくらい帝が大人気でした。
終わりに
ついにパステルに手を出してしまいました。
こんなに画材を増やして使いこなしていけるか不安!
しかし、一方で表現方法が増えるというわくわく感もあり、これからますます塗り絵が楽しくなりそうです。
では、また次回〜。