先日「ねむれる森」のドクロのページを塗りました。
【前編では】イラストの色塗りまで終了していました。
さて、背景部分が完了したのでお披露目です。
完成がこちら。
久々のコロリアージュ切り絵です。
アクリルパネルにめちゃめちゃ反射するので写真を撮るのが難しかったです。
使用した塗り絵本
切り抜き道具
こちらを使ってイラストを切り抜きました。
切りましょう!
ただひたすらちまちまと根気よく切り抜きます。
私の進め方は、特に細かいところを先に終わらせます。
今回1番えげつなかったのがこちら。
この草!
これを切ると……
じゃーん!!
じゃーん!!
息を止めるようにしながら切り抜きました。
よく切れたなこれ……。
また、切るときはイラストの中心部分からスタートするようにしています。
外側に向かって少しずつ切り抜いていきます。
こちらはドクロの左目周り。
左目周りからスタートして、頭に向かって切っていきます。
イラストの外側はできるだけ紙から切り離さないようにしました。
このように、葉っぱの先だけは切り離さずに外側の紙とつなげておくと、他の部分を切り抜くときに紙がよれることなく切ることができます。
切った部分は服の袖に引っ掛けたりしないように、いらない紙をペタペタ貼り付けておきます。
イラスト部分を全て切り抜きました。
残すは外側の紙の切り離し作業のみ。
この時点で紙をひっくり返すとこんな感じになっています。
それでは外側の紙を切り離していきましょう。
先ほど葉っぱの先だけがつながっていた部分をカッターで切り離していきます。
ドクロの顔右側部分。
ドクロの頭部分。
逆さまから撮影しています。
実はこの最後の切り離しの作業が1番好きです。
イラストの周囲に用紙が残っているままだとどうしても塗り絵の印象が強く感じられます。
しかし外側の紙を切り離すと、途端に「切り絵」の印象が強くなるんです。
どんなイラストかはわかっているけれど、最終的に切り抜いてみないとわからない部分がある。
それを想像しながら作業するのが最高に楽しい!
コロリアージュ切り絵ではいつもそう感じています。
切り終えました!
カッティングマットの上だとよくわかりませんね。
デスクの上に置いてみました。
私のデスク白いからよくわからないじゃないか・・・。
手で持ってみました。
おお!ぽいじゃないか!
えげつなかった草の部分も最後まで無事でした。
こちらのアクリルケースに入れてみました。
じゃーん!!
じゃーん!!
この光景が見たかったんだよ……!
近くで見てみましょう。
ちなみにこのドクロのイラスト、実は線が全てつながっていたわけではありませんでした。
頬の矢印で指した箇所、実は線がなかったんです。
このままだと頬の葉っぱ部分だけ離れてしまう。
つなげるとしたらここしかないなと思い、塗っているときに自分で線をつなげました。
この部分です。
うっかり切ることもなく、無事にドクロのほっぺたが維持されました。
ほっぺたが無事で何よりです。
終わりに
いかがでしたか。
去年コロリアージュ切り絵をした「ひみつの花園」のクジャクのページ。
こちらに比べると、今回は切るのが圧倒的に楽でした。
明らかに手をつける順番を間違えた気がします。
ラスボス(クジャク)からスタートしちゃったみたいな。
でもやっぱりコロリアージュ切り絵はめちゃめちゃ楽しいです。
今回コロリアージュ切り絵をしながら色々と気づいたことがあったので、そちらについてもまたご紹介したいと思います。
ではまた次回〜。
コロリアージュ切り絵はこちら