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難しいけれど楽しい!「ひみつのお絵描きぬりえ」で実際に絵を描いてみました

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前回ご紹介した、ジョハンナ・バスフォードさんの新刊「ひみつのお絵描きぬりえ」。

www.chizurumaro.com

この本の内容に沿って、私も絵を描いてみました。

今日は、絵を描く様子と、実際に描いてみた感想をご紹介します。

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実際に絵を描いてみました

今回は、「ひみつの花園」テーマのお花や葉っぱ、「ねむれる森」テーマのきのこやどんぐりを描いてみました。

本書で紹介している描き方レシピを参考に、紙切れやスケッチブックに何度も描いて練習しましょう。描きながら技法をマスターできます。

と本書に記載があったので、以前ダイソーで購入したスケッチブックに描くことにしました。

 

①下描き

下描きには、0.5mmのシャープペンシルを使いました。

下描きとはいえ、実際に自分の手で描いてみると、バランスを取るのが難しい!

円を描きたいのに丸くならない!

思うような線が引けずゆがんでしまう!

消しゴムでちょっとずつ消して描き直すことを何度か繰り返し、ようやくどうにかバランスの取れた下描きができました。

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また、もう1つ描いたこちらのお花。

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このお花は、外側5枚の花びらの大きさや配置のバランスを取るのが難しかったです。

花びらの外側のラインを何度か消して描き直しました。

 

下描きができました。

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②ペン入れ

ペン入れには、コピックマルチライナーの黒・0.3mmを使用しました。

太すぎず細すぎずちょうど良かったです。

 

下描きの線に沿ってなぞるだけだから簡単だろうと思いきや、下描きからズレる不思議……!泣

線に沿ってなぞるのは意外と難しいことがわかりました。

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特に曲線をなぞるのが難しく、不自然に変なところで線が太くなってしまったところも。

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しかし、集中して線をなぞっていると、程よい緊張感を感じられて気持ちが良いです。

最近なぞり描きの本をよく見るようになりましたが、人気なのもわかる気がします。

これは楽しい!

 

ペン入れまで一通り終わりました。

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ペンでなぞると、やはりイラストがくっきりはっきりしますね。

下描きのときよりも、一気にイラストらしさが増しました。

普段は絵を描いてもらくがきばかりなので、自分で下描きをしてペン入れまでするのは新鮮でした。

 

③消しゴムかけ

消しゴムは、以前ご紹介したMONO消しゴムのスティック型タイプ「モノゼロ」を使用しました。

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下描きの線が消えると、イラストがすっきりした印象になります。

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なぞるときに下描きからズレてしまった線も、下描きの線を消したらゆがみなどがあまり気にならなくなりました。

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④色塗り

最後に色を塗ります。

三菱色鉛筆880の36色セットを使いました。

今回は「下描き→ペン入れ→色塗り」という過程をお試しでやってみることが目的なので、あまり配色を考えずに済む36色セットを使用しています。

配色自体もテキトーなので、多少変でもスルーしていただけると助かります。汗

 

さて、色を塗り始めて思いました。

「やっぱり塗るの楽しい〜!!」

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ジョハンナさんのイラストを見て描いたので、デザインとして塗っていて楽しいのはもちろんのこと。

これを自分で描いたんだと思うと、なんだか嬉しくなりました。

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バランスを見ながら下描きをし、ペン入れもしたからか、色を塗ったときに絵が映えるような気がします。

今までのようならくがきだったら、色を塗ってもこんな風に絵が映えることはなかったでしょう。

ちゃんと描けて良かったです。

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今回は0.3mmのペンでなぞりましたが、ペンの太さを変えれば、色を塗ったときの印象がまた変わりそうです。

このように、自分の好みで変化をつけて楽しめるのも、自分で絵を描く醍醐味だなと感じました。

 

絵が完成しました。

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いきなり1発で完璧にしようと思わなくていい

今回絵を描く過程を体験して、

下描きは何度でも消して描き直すことができる

という当たり前のことに気づきました。

だから下描きって言うんですよね……。笑

 

ジョハンナさんは、絵を描くとき、必ず下描きをするそうです。

本書でも、事前に紙に描いて練習することや、下描きすることをオススメしています。

いきなり1発で完璧な絵を描こうとしなくていい。

何度でも消して描き直していいし、練習してもいい。

このことに気づいたら、絵を描くことに対するハードルが少し下がったような気がしました。

 

絵のバランスを取るのが難しくて、何度も消しゴムで消して描き直して、少しずつバランスをとっていく。

そしてペン入れをして、消しゴムをかけてきれいにしていく。

手間はかかりますが、その甲斐あって、「しっかり描けた!」「私にもできた!」と感じることができました。

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普段あまり絵を描かない人は、最初は難しく感じたり、不格好な出来に落ち込むことがあるかもしれません。

私も最初、ちょっとヘコみかけました。

でも、いきなり1発で完璧にしようとしなくていいんだと気づいたら、気楽に楽しんで描くことができました。

それに、「プロのジョハンナさんでも必ず下描きをするんだ」と思うと、下描きをし、ペン入れをし、消しゴムをかけて……という手順は、プロのイラストレーターの世界を味わったような気がして、なんだかとてもワクワクしました。

 

終わりに

ここまで感想を色々書きましたが、絵を描くことは思っていた以上に楽しかったです。

難しいところもありましたが、その難しさ自体も楽しい!

特にペン入れが楽しかったので、近々なぞり描きもやってみたいと思います。

 

自分でイラストを描けると、楽しみ方の幅が広がりそうです。

私は塗り絵の背景に自分で絵を描けるようになりたいです。

1つの作品として絵を描くことを楽しむのもいいし、手帳や日記などに描いてページをアレンジするのも楽しそうですね。

絵を描くことに興味のある方は、ぜひ「ひみつのお絵描きぬりえ」をチェックしてみてください。

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