今日はこちらのご質問です。
塗り方の研究は何でしているのでしょうか?
ネットで検索ですか?
どうやったらちづるさんのようにいろんな塗りかたができるのかな、
研究できればなと思っていました。
わー!ありがとうございます。
私もまだまだ未熟なので恐縮ですが、今日は私が普段塗り絵において何を参考にしているかをご紹介したいと思います。
まずはGoogle検索
インターネットの検索が1番多いです。
「こんなイメージで塗りたい!」と思いついてから、具体的にどんな方法があるかを探すためにインターネットで検索します。
例えば先日ご紹介した肌色の塗り方。
少し深みのある肌の塗り方を知りたくて、
「肌色 色鉛筆 塗り方」
で検索し、検索結果に表示されたwebページを複数見て参考にしました。
また、金色の作り方や黒髪の塗り方も検索して調べました。
こちらは記事に、参考にしたページのリンクを貼っています。
画像検索
具体的なイメージがあるときはGoogleの画像検索が大活躍します。
以前塗った「憧れのお部屋」の和室。
タンスやふすまをツヤのある黒で塗りたくて、「黒 漆」などのキーワードで画像検索をし、自分のイメージに近い画像を観察しました。
ほかにも、去年塗った「オオカミと7匹の子ヤギ」の見開きページでは、背景のチェック模様を画像検索して参考にしました。
画像検索は自分のイメージに近いものを探すことができるので、とても便利です。
自分の好奇心
インターネット上の検索とは別に、塗り方の研究で多いのが「好奇心」。
検索で調べたことを自分で試していくうちに、「これもできるんじゃない?」という好奇心が出てきて、気づけば好き勝手やっていた……なんていうことがよくあります。
また、塗り進めていくうちにどんどん楽しくなってきて、一層突き詰めていきたくなることも。
それが昨年夢中になってやっていた、色辞典の同系色の重ね塗り。
最初は重ね塗りに慣れることを目的に始めました。
しかしそのうち、「色の組み合わせをあれこれ変えたらどうなるのかな」という好奇心が溢れてきて、気づけば「色の組み合わせをあれこれ試す」ことが目的になっていました。
非常に楽しかったです。
その他の塗り方研究アレコレ
塗り方を考えるときはGoogle検索、画像検索がメインですが、ほかにも以下のコンテンツを参考にしています。
・YouTube
・pixiv
・画集
ほかの方の塗り方を見て、想像力をビシビシ刺激してもらっています。
最近は画像を複数枚1度に投稿できるようになったので、塗りの途中経過や使用した道具の画像を投稿してくれる人もいてますます楽しいです。
また、最近盛んなInstagramのライブ。
リアルタイムで実際に塗っている様子を見せてくれる人が多いです。
とても参考になると思うので、機会があればぜひ見てみてください。
しかし、Instagaram、とても楽しいのですが、いざ自分が参考にしたいと思ったとき「検索性」という点で少し使いにくいのが難点です。
というのも、私が「いいね」やブックマークをしすぎて、あとから見返したくなったときに目的の投稿をすぐに見つけられないのです。
自分が「いいね」をした中で検索をかけることができたらいいのに……(´・ω・`)
そのため、調べたいことができたら、どうしても先にGoogle検索をかけてしまいます。
YouTube
YouTubeでも、実際に塗っている様子の動画を見ることができます。
特に私が好きなチャンネルはこちら。
最近はじっくり見ることができていませんが、少しずつ出来上がっていく様子を見るのはとても楽しいです。
pixiv
アナログの様々な塗り方を説明している投稿や、素晴らしいイラストがたくさんあります。
塗り方の研究だけでなく、配色や塗り絵のイメージの参考にもなります。
ちなみに塗り絵画集の作者・TAKUMIさんは、ジブリやディズニー等をミュシャ風にアレンジした版権イラストを投稿しています。
TAKUMIさんの画集を初めて見たとき、「この人の絵どこかで見たことあるような気がするんだけどどこだっけ……!」となかなか思い出せず、pixivのブックマークを開いたらTAKUMIさんがいました。笑
TAKUMIさんの版権イラストも必見です。
画集
私は尚月地さんと種村有菜さんの画集を持っています。
お二方とも素晴らしすぎて全く参考に出来ていませんが……。
尚月地さんはとにかく配色が素敵です。
シックな色合いや、和風、極彩色とバリエーション豊か。
デジタルイラストが多めですが、色使いはとても参考になります。
イラストの構図やアイディア自体もユニークで面白いのでオススメです。
種村有菜さんはもう説明などいらないでしょう。
当時小学生だった私にとてつもない影響を与えた漫画家さんです。
昔はイラストの可愛さとストーリーにばかり注目していましたが、最近改めてこの人の塗り方を見て、アナログの塗りがものすごい人だということを知りました。
中古ではありますが、急いで画集を全部揃えました。

種村有菜collection―満月をさがしてイラスト集 (集英社ガールズコミックス)
- 作者: 種村有菜
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/04/15
- メディア: 大型本
- クリック: 16回
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- 発売日: 2009/04
- メディア: コミック
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はぁ、目が幸せ……。
終わりに
こんな感じで答えになっているでしょうか。大丈夫かな。
塗り方の研究は、自分が必要なときすぐに、必要な情報を得られることができるため、Google検索に頼っています。
インターネット検索と、好奇心、そして楽しそう!と思う気持ち。
これらが私の塗り方研究の元になっているようです。
自分で必要な情報を探したり、SNSや動画、画集などでほかの方の作品を見たり。
日々様々な情報をストックしておくことはきっと役に立つので、ぜひ参考にしてみてください。
ではまた次回〜。
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