今年の初めから塗っていたエポルさんの「森の少女」。
先日無事に完成しました。
今日は塗り終えた感想として、
・人物イラストをなかなか塗れなかったこと
・久しぶりの色辞典はやっぱりいい色だったこと
についてお話ししたいと思います。
人物のイラストは憧れが強すぎて塗れなかった
私は小学生の頃、種村有菜先生が大好きで、漫画家になることが夢でした。
よく模写をしたり、ノートに自作のマンガを描いたりしていたことを思い出します。
中学・高校と進むにつれてマンガ家になりたいとは思わなくなり、絵もあまり描かなくなりました。
しかし、人物のイラストが上手く描けることへの憧れはありました。
そのせいか、塗り絵においても人物を塗ることに対して強い憧れがあり、その憧れが強すぎて、実はずっと心の中に高いハードルがありました。
人物を塗りたいと思う気持ちはとってもある。
でも、いざ塗ってみようかなと思うと、小さい頃漫画家になりたかったことが思い出されて、失敗したくなくて「完璧に塗れなきゃダメだ」と思ってしまうのです。
過去に何度か人物を塗りましたが、どれも塗るときはとても勇気が要りました。
そのうちの1つは、最後まで思う通り塗れるか自信がなくなり、途中で手が止まってしまいました。
こちらは諦めきれないので、いつか完成させたいです……。泣
今回塗ったエポルさんの「森の少女」は勢いで塗り始めましたが、肝心の女の子を塗る前はとても緊張しました。
何しろ人物を塗るのは本当に久しぶりだったのです。
肌は思うように塗れるかな。
髪の毛はキレイに塗れるかな。
大丈夫かな。
ドッキドキでした。
結局、心配とは裏腹に、思っていたよりはるかに楽しく塗ることができました。
あまりに楽しすぎて「また塗りたい!」と思うほど。
人物イラストの塗り絵は実は10冊以上持っているんですが、憧れが強すぎて、どうしても失敗したくなくて、大事にしすぎて、なかなか手を出せずにいました。
しかし、今回久しぶりに人物のイラストを塗ってみて、自分が楽しいと感じるポイントが確信できたので、人物イラストの塗り絵に対するハードルが少し下がったかなと思います。
今年、やりたいことリストの1つに
「人物の塗り絵を1つ完成させる」
と挙げていました。
今回のエポルさんの塗り絵で、無事に達成することができてとてもうれしいです。
きっと、次に人物のイラストを塗ろうとするときも、「完璧に塗れなきゃダメだ」という気持ちがまた出てきて怖気付いてしまうと思います。
しかし、ときには勢いで始めてみたり。
そして、心配性なら心配性なりに、事前に十分に準備をして臨む。
そうやって少しずつ経験値を増やしていき、人物イラストも怖気付くことなく、どんどんたくさん塗れるようになりたいなと思います。
▼今回の肌や髪を塗るメイキングはこちら
色辞典はやっぱりいい色だった
今回エポルさんの塗り絵で久しぶりに色辞典を使いました。
以前、色辞典を頻繁に使っていたときは、同系色の重ね塗りを楽しんでいました。
その後、私の塗り方が変わり、異なる色相の重ね塗りをするようになりました。
その塗り方で色辞典を使うのは今回が初めて。
上手くいくかドキドキしていました。
私の今の塗り方は、重ね塗りをすると色がにごることがよくあり、結果渋い色になりがちです。
色辞典ではどうなることやらと思っていましたが、私の塗り方でも色辞典を十分に楽しむことができるとわかりました。
そして何より、色辞典はやはり色がとてもキレイ!
最初に3色で植物を青色に塗り始めたときは、あまりのキレイさに感動しました。
わー!こんなにいい色だったのか!
これまでは、色辞典の使い道は同系色の重ね塗りで止まっていましたが、今の自分の塗り方でも色辞典の良さを再発見することができてとてもうれしかったです。
また、今まで「色辞典では人物の肌は塗れない」という思い込みがありましたが、今回で「色辞典でも肌塗りができる!」と発見できたこともとても大きかったです。
次に色辞典を使うときは、今回あまり出番がなかった大好きなライトグレイッシュトーンや、色辞典の新色10色も使って、さらに色辞典の楽しみ方を見つけていけたらいいなと思います。
終わりに
エポルさんの塗り絵を塗るのは今回が初めてで、インスタグラムで素敵な塗り絵作品をたくさんお見かけしていたので、自分に塗ることができるか少し不安でした。
結局、配色も背景も自分の好き放題塗り(笑)、時間はかかりましたが、最後まで楽しく塗ることができました。
エポルさんの塗り絵は、可愛く想像力をかき立てられるようなイラストがたくさんあるので、ぜひまた挑戦したいと思います。
ここまで長々とご覧くださってありがとうございました。
また次のメイキングも、少しでも楽しんでいただけたらうれしいです。
それでは~。
「森の少女」のメイキングを最初からご覧になりたい方はこちら