前から気になっていた色鉛筆「色辞典」を買いました!
どーん!
今までは三菱色鉛筆の36色セットを使っていましたが、もっと色数が欲しいなと思い買いました。
色辞典をすでにお持ちの方も多いかとは思いますが、これから購入を考えている方の参考になればと思い、内容をご紹介をしていきます。
目次
- 色辞典とは?
- 外観
- 内容
- 初めて色鉛筆を買う人は、まずは第1集だけでも大丈夫
- 色見本(カラーチャート)を作ってみた
- トーン別をうまく使いこなせるか
- 終わりに
- 色辞典で塗った作品はこちらからご覧ください
- 色辞典を使った感想をまとめました
- こちらの記事もどうぞ
色辞典とは?
株式会社トンボ鉛筆製の色鉛筆です。
【特徴】
・自然界の色を再現している
・全90色
・10色ごと、トーン別のブック型パッケージに収納されている
自然界の色を再現している
このことを推しているだけあって、色の名前にこだわりを感じます。
一般的な「あかいろ」や「みどりいろ」というような色名はありません。
「珊瑚色」や「川蝉色」「枯葉色」というように、自然にありそうな色の名前ばかりなので、色に対する具体的なイメージがわきやすいです。
全90色
色辞典は、セットで買う場合は30色セットから購入可能です。
もちろん単色でも購入できます。
たとえば、まずは第1集(30色)を購入し、その後必要に応じて第2集、第3集(各30色)を追加で購入したり、好きな色を単品で購入したり……という買い方もできます。
すべて揃えると90色になります。
*2020年5月追記 新色が10色追加され、現在は全100色になっています。
*2020年5月追記 36色セットが発売されました。
10色ごと、トーン別のブック型パッケージに収納されている
色辞典はトーンごとに10色ずつまとめられています。
こちらは、第1集に入っている「pale tone(ペールトーン)」10色。
その名の通り、淡い色が10色入っています。
他に第1集には「vivid tone(ビビッドトーン)」10色、「deep tone(ディープトーン)」10色があります。
*「vivid tone」……鮮やかな色、「deep tone」……vivid toneより少し暗い深みのある色
色鉛筆でトーンを気にしたことがなかったので、この分け方は新鮮でした。
また、このブック型パッケージがなんとも心くすぐられます。
パッケージ蓋の裏には色名が記載されていて親切。
外観
背表紙
ちらり。
別角度から
左から第1集、第2集、第3集です。
第3集の帯「光のかけらが色になった。」という言葉が好きです。
内容
中はこのような装丁になっています。
こちらは、第1集です。
左から「pale tone」「vivid tone」「deep tone」です。
初めて色鉛筆を買う人は、まずは第1集だけでも大丈夫
第1集は基本の色がまんべんなく入っています。
・pale tone(ペールトーン)……明るい淡い10色
・vivid tone(ビビッドトーン)……色鮮やかな10色
・deep tone(ディープトーン)……深みのある10色
の30色。
他社製品の24色〜36色セットと同じような色が揃っています。
▼第1集。左から「pale tone」「vivid tone」「deep tone」
先にも書きましたが、まずはこの第1集を購入し、もっと色数が欲しくなったら追加で買い足しても良いと思います。
また、今現在すでに色鉛筆をお持ちの方は、第2集や第3集、または単品でお好きな色を購入すると良いでしょう。
第2集には「light graysh tone(ライトグレイッシュトーン)」という少し灰色がかった色が収納されています。
また、第3集は36色セットの色鉛筆ではなかなか揃わない色ばかり。
特にこちらの「fluorescence(蛍光色)」は珍しいかもしれません。
ちなみに、全90色を並べるとこのような感じになります。
左上3つが第1集、右上3つが第2集、下3つが第3集です。
こうやって並べると壮観ですね〜!
色見本(カラーチャート)を作ってみた
色辞典には、この「色名一覧表」という色見本が添付されています。
色の名前や由来、色相・明度・彩度を表す数値が載っています。
これがあれば、色見本はいらないね!
いやいやちょっと待って!
この付属の色見本は印刷だよ!
「色名一覧表」の表紙にも注意書きがありますが、印刷ゆえに現物と若干色が異なるものがありますよ、とのこと。
ということで、自分で色見本を作りました。
見比べやすいように明度・トーン順に並び替えました。
こちらは明度が高いトーン。
こちらは明度が低いトーンです。
deep toneが予想以上にステキな色で、この色見本を作っているとき興奮しました。
自分で実際に塗ってみて分かりましたが、やはり付属の一覧表とは少し色が異なります。
おそらく、わかりやすいように少し鮮やかに印刷されているんでしょうね。
トーン別をうまく使いこなせるか
これから色辞典を実際に使用していく上での課題です。
様々なメーカーの色鉛筆がありますが、今回はトーン別に分けられているところに惹かれて色辞典を購入しました。
私は色彩センスに自信がないため、直感で配色を選ぶと大変なことになります。
そんなときに、このトーンを目安にして色を選ぶことができるようになれば……という今後の自分への期待。
色辞典の購入をきっかけに、少しずつですが色彩の勉強をしています。
まだほんの少しかじった程度ですが……。
これからの塗り絵に、その成果が反映されていけばいいな……。
反映されていなければ、「こいつ勉強してないな……?」とそっと見逃してください。
終わりに
最近ずっと水性ペンで塗り絵をしていたので、これからしばらくは色鉛筆を満喫しようと思います。
塗り心地はまた後日感想を書きますね。
ではまた次回〜。
色辞典で塗った作品はこちらからご覧ください
色辞典を使った感想をまとめました