今日はエポルさんの塗り絵「森の少女 ひと休みしても大丈夫」の続きです。
前回から少し間が空いてしまいましたね。
前回は、色鉛筆で植物のフレーム中段を紫色に塗りました。
今日は、色辞典3色を使って、植物のフレーム下段をピンク色に塗る様子をご紹介します。
使用した塗り絵本
韓国のイラストレーター・エポルさんの塗り絵本の日本語版です。
この塗り絵本の詳細はこちらの記事(↓)でもご紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
使用した画材
トンボの油性色鉛筆「色辞典」を使いました。
自然界を参考にした色が特徴の、少し硬めの色鉛筆です。
色辞典の詳細はこちらでもご紹介しているので、どうぞご覧ください。
使用色
今回使うのはこちらの3色。
・P-1 ORCHID PINK(薄いピンク)
・DL-10 TYRIAN PURPLE(赤みの強い紫色)
・ D-17 CACTUS GREEN(渋めの緑色)
影部分に緑色と紫色を重ね、全体に薄いピンクを塗ります。
以前お花をピンク色で塗ったときに、似たような3色を使いました。
このときは少々毒々しいピンク色になりましたが、今回は色辞典ならではの色みができあがりました。
見ていきましょう。
塗っていきましょう
今回塗るのはこちらの葉っぱ。
葉脈の線が書かれているので、葉脈で少し遊んでみようと思います。
葉脈に沿って、緑色のD-17を薄く塗ります。
葉脈はすべて塗るのではなく、左右が互い違いになるように2〜3ヵ所くらい選んで色をつけました。
このほかに、葉の根元にも少し色をつけます。
緑色の上から、紫色のDL-10を重ねます。
緑色をすっぽり覆い隠すように。
あまり力を入れないように、少しずつ重ねました。
色をつけた葉脈の部分に、薄いピンク色P-1を重ねます。
ピンク色は、濃いところから薄いところに向かって、色を少しずつ伸ばしていくようなイメージで重ねました。
特に理由はありませんが、上の写真のように、葉脈の線の延長線上まで塗ることによって、「ここが濃くしたところですよ」とわかるようにするのが楽しかったです。
最後に全体に同じピンク色P-1を塗ります。
これで葉っぱが1枚完成しました。
今回使った赤みの強い紫色と薄いピンク色は、色がなじみやすかったのでグラデーションを作りやすかったです。
しかし、濃くしたいところをしっかり濃くしないと、グラデーションの色の変化が乏しくなります。
そのため、濃くしたいところに後から加筆することがよくありました。
植物のフレーム下段が完成しました
植物のフレーム下段を一通り塗り終えました。
左側
右側
葉脈を意識して塗るのが楽しかったです。
にごりが好きでやめられない
私の頭の中ではもっとかわいいピンク色になっているはずだったんですが、実際に塗ってみたら渋めのピンク色ができあがっていました。
ちょっとずつ塗っています。
— ちづる🌼ぬりえライフ (@chizurumaro) 2021年6月2日
ピンク系にしようと思っていたのに、実際に塗ったらピンクとは微妙に言い難い色になりました。
本番前に試し塗りをして確認をしてはいるものの、どうしても本番は気合いが違うのかできあがる色まで変わります。
いつもこうです😇#大人の塗り絵
「森の少女」/エポル pic.twitter.com/nUnbJNo2xk
今回は特に色の組み合わせのせいもあってか、影部分などの濃くしたところの「にごり」が目立ちやすかったです。
緑色を使わないで同系色2色だけにすれば、それはそれでキレイなグラデーションになるでしょう。
が、それだとどうしても物足りない。
にごらせたい。
にごらせることで「これ大丈夫だろうか」というハラハラ感を味わいたいんだということに気づきました。
あまりにごらせすぎると「北斗の拳」みたいな濃ゆい感じになることがわかったので、次からは影部分の濃さをもう少し調整したいところですが、きっとすぐ忘れてまた同じことを繰り返しそうな気がします。笑
植物のフレームを塗り終わりました
これで植物のフレームがすべて塗り終わり、現時点で全体はこんな感じになりました。
思ったよりも渋いピンクになってしまい、全体の色合いが合わないかもしれないとあせりましたが、見慣れてくると「これはこれでこういうものだ」と思ってしまう不思議。
これも塗り絵の醍醐味かもしれませんね。
とりあえずどうにか形になったみたいでホッとしました。
終わりに
なんとか植物のフレームが塗り終わりました。
次からはいよいよ女の子を塗っていきます。
人物はもう長いこと塗っていないので、久しぶりすぎて不安です。
大丈夫か不安だらけの人物塗りではありますが、次回は肌を塗る様子をご紹介したいと思います。
それでは〜。
次の記事はこちら
「森の少女」のメイキングはこちらからも見ることができます