前回、大規模なお片付けをしても好きすぎて手放せなかったマンガ「王家の紋章」をイメージして塗ってみました。
今日は、前回と同じように、大好きなマンガ「伯爵令嬢」をイメージして塗ったのでご紹介します。
出来上がりがこちら。
ピンク色で塗ったもこもこした部分が、筋斗雲のようです。
「伯爵令嬢」とは
前回に引き続き、「王家の紋章」の作者である細川智栄子先生の作品。
1979年から連載がスタートしたマンガで、単行本は全12巻、完結済みです。
「王家の紋章」の舞台は古代エジプトでしたが、こちらは19世紀末のフランスが舞台になっています。
あらすじ
19世紀末フランス、孤児院で育った少女・コリンヌは、ある日、名門ロンサール伯爵家の令嬢だったことが判明。
伯爵家のあるパリへ船で行く途中、船内でスリの女・アンナを助ける。
しかし、船は事故で沈没。
コリンヌが泳げないことを知り、アンナはコリンヌになりすまして伯爵令嬢になるため、コリンヌを溺れさせる。
コリンヌは瀕死の状態で助かるが、記憶喪失になっていた……。
*wikipediaでも確認したんですが、あらすじがあまりに長かったので自分なりにざっくりまとめました。
孤児だった少女の身元判明……からの記憶喪失、という波乱万丈なストーリー。
さらに少女漫画らしく恋愛要素も盛り込まれています。
コリンヌは孤児院にいたときに盲目の少年・リシャールと出会い、愛しあうように。
しかし、コリンヌは事故で記憶喪失になり、孤児院にいたときのこと、リシャールのことを忘れてしまいます。
一方、パリで新聞社を経営するアランは、コリンヌが孤児院にいたときから、コリンヌを花嫁にと望んでいました。
そして、パリで記憶を失ったコリンヌを発見したときに、
「リシャールのことを忘れたのか!それは都合が良い!」
と、コリンヌを勝手に自分の婚約者として家に連れて帰ります。
このリシャールとアランとの三角関係も、見どころの1つです。
「伯爵令嬢」のここが良い!
読み終えたときの満足度が高いです。
「記憶喪失」、「なりすまし」、「恋愛」という要素が複雑にからみあっていますが、決して読者が置いてけぼりになるようなことはありません。
よくこんなに上手にまとめたな〜!と感心してしまうほど。
当時のフランスの文化や令嬢としての暮らしも見ていてワクワクします。
ぜひぜひ読んでみてください。
さて、この後は「伯爵令嬢」をイメージした塗り絵についてお話しします。
「伯爵令嬢」をイメージして塗ってみた
使用した塗り絵本
使用したペン
・ライトブルー(57)
・ピンク(56)
・ブルー(41)
いつもは、signo超極細(ペン先0.28mm)と合わせて塗っていますが、今回はこのstabilo point88(ペン先0.4mm)のみで大丈夫でした。
「伯爵令嬢」をイメージした配色
マンガ「伯爵令嬢」に対する自分のイメージがなぜか水色だったので、水色(ライトブルー)の面積を多めに塗りました。
また、単行本のカバーがピンク色でその印象が強かったので、ピンク色を選択。
2色じゃ寂しいなと、濃い青色(ブルー)も使いました。
ここ最近、1ページをすべて塗りつぶすことが多かったんですが、今回は白い部分を多めに残しました。
水色と白でフリル感を出したかったので、満足です。
本当はもっと塗りつぶそうかと思ったのですが、夫に全力で止められました。笑
止めてくれてありがとう、夫。
塗る過程のGIFアニメを作りました
絵が細かいなと思ったんですが、意外と塗りやすく、2〜3日で完成しました。
終わりに
最近Instagramを眺めていて、自分の色彩センスのなさに落ち込んでいました。
しかし、やっぱり塗っていると楽しいし、できあがりを見ると達成感でいっぱいになります。
今回の「伯爵令嬢」イメージ塗り絵もとても楽しかったので、楽しいと思う気持ちを大切にして、めげずに塗り続けていこうと思います。
では、また次回〜。