今回は、「グリム童話ぬりえブック」から、「オオカミと七匹の子ヤギ」の見開きページを塗ったのでご紹介します。
子ヤギ達がものすごく可愛かったです。
できあがりがこちら。
左ページ
右ページ
使用した塗り絵本
グリム童話の有名なお話を描いた本。
「シンデレラ」、「白雪姫」、「いばら姫」などのお姫さまが登場するのはもちろんのこと、「ブレーメンの音楽隊」や「オオカミと七匹の子ヤギ」といった、他ではあまり見ないようなお話も描かれています。
使用画材
三菱の36色色鉛筆です。
ぬりえを始めて1番最初に買ったのと、使用頻度が高いのとで、全体的にいい感じに減ってきました。
36色セットは色選びに悩まなくても良いので重宝しています。
子ヤギの服装は七色でカラフルに!
子ヤギの服の色は、悩んだ末に七色を選びました。
①緑色
きみどりいろ、みどりいろ、ふかみどりいろの3色を適当にグラデーションしたり重ね塗りしたりしています。
②紫色
うすむらさきいろ、むらさきいろ、こいあかむらさきいろの3色を使用しています。
こいあかむらさきいろは、上着の裾と、中のチョッキの裾部分にのみ、ほんの少し重ね塗りをしています。
内股が可愛いですね。
③ピンク色
ももいろ、うすべにいろ、べにいろの3色を使用しています。
④赤色
うすべにいろ、あかいろ、べにいろの3色。
この子の表情がしょんぼりしているように見えます。
背景も赤色が被ってしまって、「なんか、ごめん……」みたいな心境になりました。
⑤黄色
れもんいろ、きいろ、やまぶきいろの3色を使用しています。
⑥青色・⑦オレンジ色
左は、みずいろ、あおいろ、あいいろの3色。
右は、やまぶきいろ、だいだいいろ、しゅいろの3色を使用しています。
この2匹は漫才コンビのボケとツッコミにしか見えませんでした。
子ヤギたちのページは他にもあるので、次は服の色を変えて塗ってみたいです。
上着だけおそろいにしてみたり、全員同じ色にしたり、いろいろ考えられて面白そうです。
小物やお花は色数を絞る
食器や家具、掃除道具、そして葉っぱやお花。
たくさんの小物が描かれています。
小物やお花を普通の色で塗ったらつまらないなと思いつつも、そんなにたくさん配色を考えるのは面倒だし、ごちゃごちゃする可能性が高い。
ということで、使用する色を絞って塗ってみました。
木製の家具はすべて緑色
きみどりいろ、みどりいろ、はいみどりいろを重ね塗りしています。
「きみどりいろ」と「みどりいろ」を重ね塗りすると、すごく鮮やかな色合いになるので感動しました。
色鉛筆すごい!
植物は黄色と紫色
童話の世界だし、植物はトリッキーな色にしよう!と思ったらこんなことになりました。
毒入ってそう。
真ん中のお花は、2色で交互に花びらを重ねるのがすごい楽しかったです。
この他、木製以外の家具は青色、掃除道具はオレンジと青色で塗っています。
小物の種類によって色を揃えると、配色で悩まずに済むのでオススメ。
また、小物をありえない色で塗るのは新しい発見があって楽しかったです。
描かれている絵をひと通り塗り終わった時点でこんな感じでした。
こっちの方が、一つひとつの色がはっきりしていてわかりやすいですね。
でも寂しいので背景も塗ります!
背景はテーブルクロスをイメージ
チェック模様のテーブルクロスのイメージがどうしても頭から離れなかったので、やっちゃいました。
しかも赤色と水色の2色づかい。
30cm定規で線を引っ張り、ひたすら地道に塗りました。
チェック幅はすべて2.5cmくらいです。
歪んでしまって線幅がちがうところもありますが、見て違和感がなければ放置しました。
見開きにわたって違和感がないように直線を引くのが1番難しかったです。
模様が重なるところは、濃い目に塗っています。
水色と赤色が交差するところは、水色を先に塗り、上から赤色を重ねました。
この背景作業、覚悟はしていましたがなかなか辛かったです。
なにせ全部色鉛筆。
しかも背景作業中に風邪をひく(今シーズン2回目)というハプニング。
それでも、なんとかチェック模様に見える出来になったので良かったです。
完成!!
頭の中のイメージを出しきったので満足です。
植物も毒々しい色合いだけど後悔はしていない。
ただし、色鉛筆で背景を塗るのはしばらくやめようと思いました。
すごく疲れた……!笑
終わりに
グリム童話が好きな方にはおすすめの1冊です。
子ヤギが可愛いと思った方は、ぜひお手に取ってみてください。
最近見開きページが続いていたので、次はサクッと1ページで済むものを塗ろうと思います。
ではまた次回〜。