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大人の塗り絵(コロリアージュ)を通して、自身の体験をもとに、ぬりえライフをもっと楽しむための情報を発信しています。

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【後編】「ジョハンナからの贈りもの」をもののけ姫のシシガミ風に塗ってみた。

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前回、妄想全開で始めたこちらの塗り絵。

今回は背景を塗る様子をご紹介します。

背景は、人生で初めての透明水彩に挑戦しました!

完成がこちら。

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初めての透明水彩

今回は「もののけ姫」のシシガミをモデルに塗っています。

シシガミといえば森の中だよなと思い、背景は森をイメージして塗ることにしました。

実は去年の6月にすでに透明水彩絵の具を購入していたのですが、使うタイミングを逃したのと、水彩に対する謎の恐怖心によるブレーキがものすごくかかっていました。

しかし水彩をやりたいという気持ちがずっとあったのも事実。

透明水彩購入から約7ヶ月。

勇気を出して、背景を透明水彩で挑むことにしました。

 

使用した塗り絵本

 

使用した画材

ホルベイン  透明水彩絵具 18色セット W403 5ml(2号)

ホルベイン 透明水彩絵具 18色セット W403 5ml(2号)

  • 出版社/メーカー: ホルベイン工業
  • メディア: おもちゃ&ホビー
  • クリック: 12回
 

購入前に色々調べたところ、とりあえず18色あれば大丈夫らしいと知り、18色セットを購入しました。

 

まずはパレット作りから

透明水彩はあらかじめパレットに絵の具を出しておき、パレットは洗わずに使い続けるらしいです。

検索したサイトを参考にしながら、早速パレットと色見本を作りました。

絵の具を1本ずつちまちま絞り出します。

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パレットはこちらを使用しています。

サクラクレパス パレット 18色用 パレツト18

サクラクレパス パレット 18色用 パレツト18

  • 出版社/メーカー: サクラクレパス
  • メディア: オフィス用品
 

本当は絵の具が固まるまで2〜3日待たないといけないらしいんですが、待ちきれなかったのですぐに使い始めました。

色見本も作りました。

https://www.instagram.com/p/BP9lj0rgaaV/

ついに何ヶ月もしまいこんでいた透明水彩を開封しました。はい。実は持っていたんです。本当に持っていただけだったこの数ヶ月。なんで買ったらすぐに始めないのか自分でも不思議でたまらないこの性格…。とりあえずパレットと色見本を作りました。これで満足しないように頑張ります(笑)*#透明水彩 #色見本 #ホルベイン #透明水彩絵具 #watercolor #ホルベインアーチストウォーターカラー #holbein #holbeinartistwatercolor

 

背景を塗ります

調べたところ、透明水彩は乾いた絵の具の上に色を重ねていく「ウェットオンドライ」という方法があるとのこと。

今回はこの方法で森っぽくしていくことにしました。

 

タオルや水、筆を用意。(途中経過の写真のため、すでにパレットが大惨事)

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筆は、ダイソーで購入したナイロンの丸筆4本組のうち8号を使用しました。

 

まずはパーマネントイエローレモンを塗ります。

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葉っぱのように見せたかったので、筆をポンポン置くように塗りました。

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乾いたら、次にパーマネントグリーンNo.1を塗ります。

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先ほどより少し狭い範囲に塗ります。

同じように筆をポンポン置くように塗りました。

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こんな感じでいいんだろうか……。

 

再び乾いたら、次はパーマネントグリーンNo.2を重ねます。

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先ほどのパーマネントグリーンNo.1よりもさらに狭い範囲に塗りました。

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乾いたらビリジャンヒューを重ねます。

うっかり写真を撮り忘れました。

 

手持ちの緑で1番濃い色はビリジャンヒューなんですが、もっと濃い緑色が欲しい。

そこで色を作ることにしました。

パレット上で色を混ぜて濃い緑色を作ります。

ビリジャンヒューとコバルトブルーヒューを混ぜて塗ったのがこちら。

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なお、ツノとツノの間のぽっかり空いた部分が寂しかったので、ここも塗ることにしました。

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左下部分が混色で塗った箇所です。

ちなみに、透明水彩では色を混ぜるのは2色までが基本とのこと。

それ以上たくさん混ぜると色が濁ってしまうらしいです。

 

さらにもう少し濃くて暗めの緑色が欲しい!

最後にビリジャンヒューとプルシャンブルーを混色して塗りました。

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そうそう!こんな感じの色が欲しかったの!

近くで見るとこんな感じです。

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本当はもう少し木のような形を作り、枝も描いてみたかったんですが、そこまでの余裕がなかったので今回の水彩はこれにて終了です。

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マンガの集中線みたいな塗り方をしたために、シシガミがものすごく注目を浴びてるような雰囲気になってしまいました。

 

なお、塗り絵用紙は最終的に乾いたらこれくらい反り返りました。

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一応塗り始める前から水彩を視野に入れていましたが、初めてだったので水張りまではしませんでした。

というかあまりよくわかっていないんですが、こういう塗り絵本の用紙でも水張りって効果はあるんでしょうか……?

 

スパッタリングで大惨事

ここまで、初めての割にまあまあいいんじゃないかと調子に乗った私。

さらに白を散らそうとこれまた初のスパッタリングを試みました。

(スパッタリングは絵の具を弾き飛ばす技法です。)

 

ダイソーで購入した白のアクリルガッシュと歯ブラシを用意。

白のアクリルガッシュを少量の水で溶き、歯ブラシにつけて飛ばします。

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こんな感じです。

イラスト右下部分のスパッタリングは比較的上手くいきました。

 

イラスト左上部分は大惨事が起きました。

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おおう……。

おせんべいの「雪の宿」みたいになってる……。

三幸製菓 雪の宿 24枚入

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  • 出版社/メーカー: 三幸製菓
  • メディア: 食品&飲料
 

スパッタリングはデスクを汚さないように紙を敷いて行ったんですが、 それよりも私の手が盛大に白のアクリルガッシュまみれになりました。

 

なんやかんやで完成!

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スパッタリング頑張ったけど全然目立ってない!泣

スパッタリングは正直今回の背景には不要だったかなとも思っているので、これはこれで良かったのかもしれません……。

今回最後まで謎だったのは、透明水彩ってこんなに重ねても良かったんだろうかということ。

知識があやふやな状態でこんなに重ねてしまったんですが、もしかして透明水彩らしさをぶち壊してしまったんじゃないだろうか大丈夫だろうか。

 

終わりに

いかがでしたか。

当初は、シシガミが森の中で静かにたたずんでいるイメージでスタートしました。

ところがどっこい、

「シシガミだよ!みんな見て!俺シシガミだよ!」

みたいな非常に自己主張の強いシシガミが出来上がりました。

完全に背景のせいですね。

 

ずっとしまいこんでいた透明水彩。

「透明水彩は完全初心者だし、上手くいくかは考えずまずは使い始めるところから!」というものすごく低レベルからのスタートとなりました。

使い始めるまでの葛藤がひどかったもので……。

今後は透明水彩はしばらく背景を中心に使用していこうと思います。

そして次の記事では、今回透明水彩を始めるまで考えていたことを書いてみたいと思います。

ではまた次回〜。

 

追記:透明水彩を始めるまでの葛藤を書いた記事はこちら

 

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