ちづるのもっと!ぬりえライフ

大人の塗り絵(コロリアージュ)を通して、自身の体験をもとに、ぬりえライフをもっと楽しむための情報を発信しています。

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水性ペン・プレイカラーKのムラになりにくい塗り方

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昨年購入した水性ペン・プレイカラーK 。

0.8mmと0.3mmのペン先があるツインペンです。

1本で細かいところと範囲の広いところを塗ることができるので、とても便利。

なんですが、色によってムラができやすかったり、用紙によってはボソボソができてしまうことがあります。

このボソボソだけでもどうにかならないかと塗りながらあれこれ試したところ、比較的ムラになりにくい塗り方があったのでご紹介します。

なお、今回ご紹介する塗り方はムラになりにくいというものであり、全くムラができないというものではないので、その点だけご注意ください。

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使用した塗り絵本

イスラム文様とモザイクのぬり絵ブック

イスラム文様とモザイクのぬり絵ブック

  • 出版社/メーカー: パイインターナショナル
  • 発売日: 2015/06/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

1番塗っているであろう塗り絵本です。

プレイカラーKを使うとたまに用紙がボソボソになってしまいます。

水性ペンstabilo68は大丈夫だったんですが……。

 

使用したペン

トンボ鉛筆 水性ペン プレイカラーK 36色 GCF-013

トンボ鉛筆 水性ペン プレイカラーK 36色 GCF-013

  • 出版社/メーカー: トンボ
  • 発売日: 2016/02/18
  • メディア: オフィス用品
 

ペン先0.8mmは色によってムラができやすかったり、用紙によっては紙がボソボソになることがあります。

ペンと用紙の相性があることをこのペンで初めて知りました。

今回使用したのは、【86】ミントグリーンです。

 

塗り方を変えるとこれだけ変わりました

まず初めに、何も考えずに塗り始めた頃の状態がこちら。

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あー!!ものすごいボソボソになってしまいました。

当然ムラもすごいです。

ここまでひどいのは初めてだったので、かなり焦りました。

さー、困ったぞ。

 

そして塗り方を変えてみた結果がこちら。

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なんということでしょう!

ボソボソがなくなりました。

縦に筋が入ったような跡は残ってしまいましたが、先ほどと比べると雲泥の差。

これくらいなら許容範囲です。

では、ここまでムラを少なくできたポイントをまとめてみました。

 

①ペンは上から下へ一定方向に動かす

ペン先0.8mmを想定して説明します。

最初にボソボソができたとき、私はペンをジグザグに動かして塗っていました。

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これを上から下へ一定方向へ動かすように変えたところ、ボソボソが出なくなりました。

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今回は上から下へ動かすのがやりやすかったですが、一定方向であれば上下でなくてもやりやすい塗り方で大丈夫だと思います。

 

②ペン先に力を入れない

ペンを一定方向へ動かすことと同時に、力を抜いて塗ってみました。

ペン先を紙に押し付けるように塗ると、ボソボソが出やすくなります。

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力を抜いて、ペン先は紙に触れる程度にやさしく塗ると、ボソボソは出にくくなりました。

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ペンで用紙を強くこすることがボソボソ発生の原因の1つだと考えられるので、ペンと紙の摩擦を少なくすることを意識するだけでかなり変わります。

 

③インクのたまりは端っこへ持っていく

塗っているときにペンを止めると、その止めた場所にインクが少したまります。

それをそのまま放っておくと、その部分だけ他より色が濃いまま乾いてしまい、ムラの原因になります。

そのため、このインクのたまりは乾く前に素早く塗る範囲の端っこへ持っていきます。

インクのたまりは、塗る範囲のど真ん中にあるよりも端っこにある方が断然ムラは目立ちにくくなります。

これは言葉で説明するのが難しいので、このあとに載せている動画で実際のペンの動きを確認していただければと思います。

 

動画で見てみましょう

3つのポイントを意識しながら塗ってみました。

特に3つ目のポイントのインクのたまりについては、ペン先がどんな動きをしているかを注意して見ていただけるとわかりやすいかと思います。


水性ペン・PLAYCOLOR Kのムラになりにくい塗り方

終盤若干グチャグチャになりました(笑)

この動画で塗った範囲の出来上がりがこちらです。

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いかがでしょう。

全くムラをなくすことはできませんが、ボソボソは回避できました。

なお、かなりはみ出していますが、はみ出した部分はこの後別のペンで塗りつぶす予定なのであまり気にせず塗りました。

 

まとめ

プレイカラーKでムラになりにくくするための3つのポイントは、

①ペンはジグザグではなく一定方向に動かす。

②ペン先はやさしく紙に触れる程度の力で摩擦を少なくする。

③インクのたまりは乾く前に素早く端っこへ持っていく。

①と②を意識するとボソボソが出にくくなります。

【ボソボソが出ない=ムラが減る】ということなので、この①と②のポイントを意識するだけでかなり変わるはずです。

そして余力があれば③もぜひ意識してみてください。

さらにムラが少なくなります。

残念ながら縦の筋が残ってしまったりはしますが、ボソボソによるムラがないだけで見栄えが大分良くなります。

 

終わりに

いかがでしたか。

プレイカラーKでボソボソが出て困っているという方は、ぜひ今回ご紹介した塗り方を試してみてください。

コツをつかむまでちょっと時間がかかるかもしれませんが、慣れたらきっと変化がわかるはず。

ムラの出ないペンを探すのも楽しいんですが、ペンは物によっては意外と値段が高いんですよね。

探すのもなかなか大変だし、セット買いとなると出費が大きい。

今ある手持ちのペンでどうにかできないかと思い、今回の塗り方にたどり着きました。

全くムラができないという域まではたどり着けず、今回はこれが限界でしたが、ボソボソ回避の方法がわかったのでこれで引き続きプレイカラーKを活用できそうです。

全くムラができない方法があれば、ものすごく助かるのでぜひ教えていただけると嬉しいです^^

ではまた次回〜。

 

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