大人の塗り絵を始めたはいいものの、どの鉛筆削りを買ったらいいのかわからない!
こんなことで困ったことはありませんか?
現在、鉛筆削りの買い替えを機に、ポケットタイプの鉛筆削りを数種類使用して比較するという試みを行なっています。
前回はファーバーカステルの鉛筆削りを試してみました。
今日は三菱鉛筆のuniポケットシャープナーをご紹介します。
uniポケットシャープナー
「色鉛筆専用」の鉛筆削りだそうです。
Instagramで、数個まとめ買いしている方をお見かけしたことをきっかけに知りました。
それまで鉛筆削りをまとめ買いするという発想がなかったため、
「こんなにまとめ買いするなんて、もしかしてすごく良い鉛筆削りなのかも!」
とずっと気になっていました。
削り穴は1つ。
後ほど実際に削った様子をご紹介しますが、持った感じが少し太めのポリクロモスも問題なく削ることができました。
刃は日本製。
Amazonのレビューにも少し書いてあったんですが、この「NJK」という刻印が気になり調べてみたところ、刃は「中島重久堂」という会社で作られていました。
中島重久堂さんのHPによると、
国内主要文具メーカーの鉛筆削りをOEM製作しております。刃にはJAPANの文字と弊社ブランドのNJKの刻印がされており、力を加えず軽く削れる品質を高く評価いただいております。
とのこと。
見てみたら、なんとトガールの刃にも「NJK」の刻印がありました。
知らなかった……!
色鉛筆の削り具合を比べてみました
削ったのは次の3種類の油性色鉛筆。
・ポリクロモス
(持った感じ太め・芯の硬さは硬すぎず軟らかすぎず)
・色辞典(太さ普通・芯硬い)
・プリズマカラー(太さ普通・芯軟らかい)
ポリクロモス
まずは1本削ってみました。
芯先がちょっとクイっとしてますね。
2本目も削ってみました。
こちらもクイっとしてます。笑
これはこれで尖っているので細かいところも塗りやすかったです。
色辞典
2本削ってみました。
やっぱり芯先がわずかにクイっとした感じに。
ちなみにこの写真はマクロで撮影しています。
肉眼で見ると、このような芯先の微妙な具合はあまりわかりません。
肉眼ではキレイに削れているように見えました。
プリズマカラー
芯が軟らかいプリズマカラーも2本削ってみました。
芯が軟らかいと折れたり欠けたりしないか心配になりますが、特に大きく欠けることもありませんでした。
結構尖ってくれたので塗りやすかったです。
削った感想
3種類とも特に問題なく削ることができました。
芯先まですごいキレイというわけではなく、芯先がわずかに跳ねたような感じに仕上がりますが、これはこれで尖っているので塗りやすく感じました。
削り心地も、軽い力でスルスル削ることができてとても良かったです。
これで108円ならまとめ買いするのも納得です。
また、この鉛筆削りは他の鉛筆削りよりも小型サイズ。
上からトガール、けずりじょ〜ず、ファーバーカステルメタル2穴シャープナー、uniポケットシャープナー。
大きさはファーバーカステルのメタル2穴シャープナーと同じくらいですが、重さはuni・ポケットシャープナーの方が断然軽いです。
削りカス収納がないので削る場所は選ぶかもしれませんが、軽い・小さい・削りやすいと三拍子揃っていて、持ち運ぶ際にも邪魔になりません。
価格もお手頃なので、気になる方はぜひ1度試してみてください。
終わりに
uni・ポケットシャープナー、いかがでしたか?
今回は、国内メーカーの鉛筆削りの刃がどこで作られているかという視点を得たことがとても勉強になりました。
次に鉛筆削りを買うことがあれば、中島重久堂さんの刃が使われているかも視野に入れながら選んでみたいなと思います。
ではまた次回〜。
刃を作っている中島重久堂さんのHPはこちら。
次に試した鉛筆削りはこちら