今日は久しぶりに鉛筆削りのご紹介です。
去年、色々な鉛筆削りを使ってみたくて、ポケットタイプの鉛筆削りを数種類購入し、ブログでもご紹介していました。
購入した中で、最近ようやく開封して使い始めたものがあります。
それが、今回ご紹介する「かるスピン」。
この鉛筆削りの特徴は、短くなった鉛筆も削りやすいということ。
せっかくだから、持っている色鉛筆が短くなったら使おう!
……と思っていたら、なんだかんだで色鉛筆が短くなるまで1年かかってしまいました。
もうすでにお持ちの方も多いかとは思いますが、今回私が使ってみて良かったなと思う点をご紹介します。
「かるスピン」とは
文房具メーカーのソニックから発売されている鉛筆削りです。
特徴は、
・従来品の約1/3の力で削れる
・短くなった鉛筆も削りやすい
・5段階の芯先調整機能
・削りカス収納あり
と、小さいながらも至れり尽くせりな鉛筆削りです。
形はころんとしていて、まるでロケットのようです。
ぱっと見てどこが何の機能なのかわからなかったので、整理してみました。
芯先調整は5段階
グレーのポコっとしている印に、薄いピンク色の出っ張っている部分を合わせることで、好みの芯先を選ぶことができます。
↑ これはグレーの印が細いですよね。
これで削ると、1番細い芯先になります。
こちらは、グレーの太い印に合わせた状態。
この状態で削ると、芯先が平べったく削れます。
去年ご紹介した、ダイソーの「けずりじょ〜ず」と同じような5段階の芯先になっているみたいです。
↑ 「けずりじょ〜ず 」で削った5段階の芯先の様子です。
削った芯先を見てみよう
今回「かるスピン」で削ったのは、次の3種類の油性色鉛筆です。
・ポリクロモス
(持った感じ太め・芯の硬さは硬すぎず軟らかすぎず)
・色辞典(太さ普通・芯硬い)
・プリズマカラー(太さ普通・芯軟らかい)
いずれも、5段階のうち1番細い芯先を選んで削りました。
ポリクロモス
最近短くなってきた黄色を削りました。
削った芯先はこんな感じです。
いい感じですね。
1ヶ月ほど「かるスピン」で削って塗っていたんですが、きちんと尖ってくれて塗りやすかったです。
軽い力で削ることができ、数回回すだけでスムーズに尖ってくれます。
色辞典
こちらもキレイに削ることができました。
プリズマカラー
芯が軟らかいので、折れてしまわないかとおそるおそる削ります。
芯先がわずかに欠けているようですが、折れることもなく尖らせることができました。
油性色鉛筆3種類とも、たまに芯先がちょっとだけ欠けるときもありましたが、尖ってはいるので塗りやすさとしては特に問題ありませんでした。
ちなみに、「かるスピン」は削り穴のところにフタがついていて、削りカスがこぼれにくくなっています。
持ち運びにも便利そうですね。
短くなったらスピナーを使おう
先ほどご紹介したポリクロモスの黄色。
1ヶ月ほど使っていたらここまで短くなりました。
そろそろ普通に削るのが難しくなってきたので、「スピナー」を使ってみましょう。
「スピナー」は、濃いピンク色の丸っこいパーツです。
「かるスピン」本体から外し、色鉛筆のおしりに装着します。
キノコみたい!
この状態で、削ります。
キレイに削ることができました!
スピナーを装着した後は、こんな風に溝が残ります。
色鉛筆が短くなってくると、削るときに指で持ちにくくなりますよね。
「かるスピン」だと、スピナーが色鉛筆にしっかりはまってくれるので、短い色鉛筆も削りやすかったです。
これでまたしばらくは、この黄色の色鉛筆を使えそうです。
なお、短くなった色鉛筆は、補助軸を装着して使っています。
ギリギリまで大事に使いたいです。
「かるスピン」の感想
最初、構造が複雑でどこがどうなっているのかわからず戸惑いましたが、使い慣れてくると、今まで試したポケットタイプの鉛筆削りの中で1番好きだなと感じました。
たまに芯先がちょっとだけ欠けることはありますが、尖っているので問題なく塗ることができます。
1ヶ月使ってみましたが、芯が折れることもありませんでした。
削りカス収納もついていて便利。
余計な気をつかわずに使用できる鉛筆削りです。
今回「かるスピン」を使ってみて、私にとって鉛筆削りはストレスなく使えることが1番大事なんだなと改めて感じました。
今後は、通常はカール事務器の手回し型の鉛筆削り、色鉛筆が短くなってきたらかるスピン、というように使い分けていこうと思います。
終わりに
久しぶりの鉛筆削りのご紹介となりました。
現時点でベストな鉛筆削りの使い分けが決まったので、これからまた塗り絵を楽しんでいきたいと思います。
皆さんのお気に入りの鉛筆削りは何ですか?
ぜひ、自分好みの鉛筆削りを使ってぬりえライフを楽しんでくださいね。
ではまた次回〜。
これまでご紹介した鉛筆削り