先日からスクラッチアートに挑戦しています。
前回の記事では、スクラッチアートブック「ときめきの花」を削る様子を、写真と動画でご紹介しました。
前回は、決められた箇所を一通り削り終わったところで終了しました。
今日はその続き。
黒いところを自分好みに削ったり、背景をアレンジしたりする様子や、スクラッチアートの感想をご紹介します。
使用した本
黒いところも削ってみよう!
前回は、灰色の箇所を一通り削り、この状態で終了しました。
せっかくなので、さらに黒い箇所も削ってみたいと思います。
……とはいえ、やりすぎると悲惨なことになりそうなので、今回は削っても問題なさそうなところだけにしましょう。
葉っぱの黒い部分を削ってみます。
はー!削っちゃった!
もう1箇所削り、こんな感じになりました。
このスクラッチシート、灰色部分より黒い部分の方が簡単に削れてしまうように感じました。
黒い部分をうっかり削ってしまわないように気をつけた方がよさそうです。
もう1つの葉っぱも黒い部分を数カ所削り、こんな感じになりました。
先ほどより、葉っぱの色が目立つようになりました。
お花部分は何もしない方がキレイかなと思ったので、今回はこのままにしておきます。
背景に雨を降らせてみよう!
当初は背景は何もしない予定だったんですが、夫と話しているうちに
「雨とか降らせたら良いんじゃない?」
という流れに。
「どんな感じになるのか見てみたい……!」
好奇心をおさえられず、失敗覚悟で背景のアレンジに挑戦することにしました。
使用したのは次の3つ。
①定規
②付属のスクラッチスティック
③裁縫用の針
削り方
定規に沿って、スクラッチスティックや針で線を引いていきます。
針だと細い線を引くことができますね。
長い線や短い線をランダムに。
スクラッチスティックだと少し太めの線ができます。
細い線の間にランダムに太い線を入れて、雨の存在感を強調してみました。
完成!!
背景に線を引くとき、定規がこすれてあちこち削れてしまいましたが、イメージした雨が降る様子を表現できたのでよかったです。
アレンジ前と後で見比べるとこんな感じになります。
アレンジ前は、黒い背景にお花の存在感が映えて素敵ですね。
アレンジ後も、「どうなるのか見てみたい!」という自分の好奇心を満たすことができてとても楽しかったです^^
頭を使わずに楽しめる
塗り絵の場合、1から自分で配色を考える必要があります。
ときにはアレンジを加えたり、塗り方を工夫したりすることも。
それが塗り絵の楽しいところではあるけれど、疲れているとき、特に頭を使いたくないときはそれを億劫に感じてしまい、塗り始めるまでに気合いがいる……。
そんな風に思うことがありました。
しかし、スクラッチアートは、頭を使いたくないときも取り組みやすい趣味だなと感じました。
決まった箇所を削るだけ。
自分で色を考える必要もありません。
自分であれこれ考えなくて良いので、気楽に始めることができます。
でも決してただ削るだけではなく、どこに何色が出てくるかわからないワクワクしたお楽しみ感も味わえます。
細かい作業なので、適度な緊張感も味わえて、やりがいや達成感も十分!
気負わずに、ひたすら削る作業だけに没頭できるところがとても良かったです。
頭を使ったり、色を考えたりすることはしたくない。
でも何か細かい作業に没頭したい。
そんな方には、このスクラッチアート、とてもオススメです。
人と比べずに気楽に楽しめる
スクラッチアートが気楽に楽しめる趣味だと感じた理由がもう1つあります。
それは、オリジナリティや個性があまり出ないということ。
塗り絵の場合は、配色や塗り方、アレンジや描き込みといった部分で個性が出てきます。
他の人の塗り絵作品を見ていて楽しいと思う一方で、他の人と比べて「自分にはあんなにすごいことはできない……」と落ち込むこともしばしば。
しかしスクラッチアートの場合、オリジナリティや個性が出にくいため、人と比べる要素が少ないなと感じました。
人と比べる要素が少ないから、他の人を気にすることも、人からの評価を気にすることもなく、ただただ「削る」作業に没頭できる。
私にとってスクラッチアートは、他の人の目を意識せず、気楽に楽しめる趣味だなと感じました。
終わりに
削るだけだし、つまらないんじゃないか。すぐ飽きちゃうんじゃないか。
いえいえ、そんなことはありませんでした。
初めてのスクラッチアート、とても楽しかったです!
私が削っている様子に興味を持って、夫もスクラッチアートに挑戦しました。
失敗するのが怖くて、はみ出さないようにおそるおそる削る私。
一方、効率を考えながら勢いよくガシガシ削っていく夫。
削るときにそれぞれの性格が出るのがとても面白かったです。
そんな夫の削った完成作品はこちら。
花金の夜。妻から1枚もらって、グラフィック社の『スクラッチアートブック ときめきの花』をコリコリと削ってみた。1時間半ほどで完成。配色を考えずに線に沿って削るだけで綺麗な絵柄が浮かび上がってきて快感。https://t.co/3wyfyzTbAm pic.twitter.com/OKnbr7RkT1
— mad (@madhatter8708) 2018年8月10日
ガシガシ削っていたので近くで見ると結構荒いんですが、こうやって見るとキレイだし荒さも全然気になりません。
スクラッチアートすごい!
「ときめきの花」のサイズもちょうど良かったみたいで、達成感があって楽しいと言っていました。
今回スクラッチアートに初めて挑戦してみて、塗り絵には塗り絵の楽しさが、スクラッチアートにはスクラッチアートの楽しさがあることがわかりました。
これから趣味の1つとして、長く楽しめるといいなと思います。
ではまた次回〜。
こんな削り方も試してみました