みなさん、あけましておめでとうございます。
いつもこのブログを見てくださってありがとうございます。
昨年は塗り絵をしばらくお休みしましたが、そのおかげで色々と気づきがあり、もっと塗り絵を楽しみたいと思えるようになりました。
今年はたくさん塗って、ブログでもちょこちょこご紹介していけたらいいなと思っているので、みなさんに少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
今年もよろしくお願いします。
早速ですが、現在塗っている「森の少女の物語」、前回の続きに取りかかっていきます。
前回はこちら。
今日は、この塗り絵で1番やりたかった「透け感」にチャレンジします!
使用した塗り絵本
ポストカードサイズの塗り絵です。
私が持っているのは旧版。現在は新装版が発売されています。
使用した色鉛筆
私が持っている中で1番芯がやわらかい色鉛筆です。
▼こちらの記事でご紹介しているので、あわせてご覧ください。
透け感にチャレンジしたい!
今回の塗り絵は、2021年に放送されていた朝ドラ「おかえりモネ」のOP映像をヒントに塗っています。
残念ながらOP映像はYouTubeで現在非公開なんですが、透け感のあるやわらかい布の風にたなびく様子がとても印象的なOPでした。
それを塗り絵で表現したくて、背景に布を描きこんでいます。
そのときの様子がこちら▼
そして背景だけじゃなく、布の透け感も表現したい!
透け感にチャレンジするために、線画に被せるように1枚布を描いてみました。
どうしたら透け感っぽく見えるか、頭を抱えながら塗る様子をご紹介します。
白い色鉛筆で黒い線を薄くする
最初に、線画を白い色鉛筆でなぞります。
使っているのはプリズマカラーの白(938)です。
布は水色で塗る予定。
下の写真のように、水色のラインの間の線画を、白い色鉛筆でなぞりました。
線画の色が少し薄くなりましたね。
この時点では、まだお花や葉っぱの色が決まっていなかったので、透け感チャレンジはここで一旦ストップしました。
透けて見える物はうっすら塗る
周りのお花や葉っぱを塗り終えました。
お花や葉っぱの色もすべて決まったので、いよいよ透け感チャレンジ再開です。
まずは、水色で布を端から少しずつ塗ります。
濃ゆいオレンジ色のお花が透けて見えるようにしたいので、オレンジ色を塗るときに使った色をそっと塗ります。
このとき、線画に沿ってきっちり塗るのではなく、線から少し距離をとって塗るようにしました。
水色でじわじわとオレンジ色を囲むように塗っていきます。
オレンジ色の上からも、水色を覆いかぶせるように少しだけ塗り重ねました。
これで透け感が1か所できあがりました。
ほかにもいくつか同じように透ける箇所を塗って、手前の布の完成です。
布がターコイズブルーから水色のグラデーションだったので、色みが近そうな葉っぱの緑色などは省略。
濃ゆいオレンジ色のお花や、オレンジ色のお花のところだけ、透けるようにしてみました。
今の自分の精いっぱいで塗ったんですが、透け感ってこんな感じでいいんだっけ……?
透け感の塗り方で意識したポイント
以前、白い色鉛筆の実験をしたときに、透け感の実験もしました。
このときの反省を踏まえて、今回は「透けて見える物の色はきっちり塗らないようにする」ことを意識しました。
そのため、線画に沿って塗るのではなく、線画の線から距離をとったところに少しだけ色を置くことで、ぼんやり色が見えるように塗っています。
正直「透け感」ってこれで合ってるのか不安ですが、以前の実験のときよりはそれっぽく見えるので、少しは進歩しているといいなと思います。
メイキング動画はこちら
今日ご紹介した透け感メイキング、Instagramに30秒ほどの動画を載せています。
倍速編集なので、こんな感じで塗ったんだな〜というざっくりしたイメージを楽しんでいただければと思います。
ぜひあわせてご覧ください。
終わりに
「透け感チャレンジ」いかがでしたか?
この塗り絵を始めるときから1番やりたかったことであり、同時に1番不安なパーツでもあったので、どうにかこうにか塗り終えることができて一安心です。
残すは女の子と背景のみ。
この塗り絵のメイキングも次回で終わる予定なので、あと少しだけお付き合いくださると嬉しいです。
それでは〜。