数年前まで、私の趣味と言えば読書くらいでした。
一方、夫は、休日になるとあちこちに出かけて写真撮影をし、趣味を楽しんでいる。
その姿がうらやましくてたまりませんでした。
「私にも何か熱中できる趣味が欲しい!」
そんな悩みを抱えていた中で、3年前に大人の塗り絵に出会い、それから充実した時間を過ごせるようになりました。
そして最近、塗り絵以外にも新たに趣味と呼べそうな楽しみが増えてきました。
今日は、最近私が楽しんでいることと、趣味が増えて感じたことをお話しします。
スクラッチアート
今年の夏に初めて挑戦しました。
それまでは、「削るだけだしすぐ飽きちゃうんじゃないかな」と思っていましたが、やってみたら楽しい!
最初から削る場所が決まっているため、頭をあまり使わずにひたすら細かい作業に没頭できます。
削ったところから現れる色のグラデーションもとてもキレイで、完成したときの達成感もあります。
今後も、塗り絵の合間にちょこちょこと楽しみたいです。
編み物
編み物は、学生時代に家庭科の授業で教わったアクリルたわししか作ったことがありませんでした。
しかし、編む作業自体は割と好きだったことを思い出し、先日急に思い立って編み物を始めました。
ありがたいことに、今の時代はネットで検索すれば、編み方を丁寧に説明してくれるウェブサイトや動画がたくさんあります。
慣れない編み方も、手順を繰り返していくうちに手が編み方を覚えてくれて、少しずつスムーズに編めるようになることがとても楽しいです。
ただし、自分や夫のものは一切作らず、編むのはわが家のコリラックマの物ばかり。
この間は、コリラックマサイズの腹巻を作って遊んでいました。笑
正直まったく意味のない遊びですが、「楽しければそれでいいや」と、ゆるい姿勢で気楽に楽しんでいます。
これから少しずつ色々な編み方を覚えていきたいです。
読書
以前は、趣味で読むものは漫画か推理小説ばかりでした。
それ以外のジャンルにはあまり興味がなかったのです。
しかし、2年くらい前から、他のジャンルの本も読むようになりました。
本の読み方も変わりました。
以前は、例えば新書などを読んでも、特に付箋を貼ったりすることもなく、ただ読むだけ。
そして、読んでしばらく経ったら内容を忘れてしまうことが多かったです。
しかし、「レバレッジ・リーディング」を読んでから、読み方が変わりました。
以前は本に直接線を引いたり、書き込んだりすることをためらっていましたが、「レバレッジリーディング」に書かれていた、
本はとにかく汚してボロボロにするべき。汚くするのが本に対する愛情の示し方。
という考え方に触れ、本に書き込むことに抵抗がなくなったのです。
本に直接線を引いたり、読んで感じたことや、自分だったらどうするかをページの余白に書き込んだり。
読んだ後は、線を引いた文章や書き込んだことをパソコンに打ち込み、印刷してファイリングしています。
受け身の姿勢だった読み方から、積極的な読み方に変えたことで、以前よりも読んだ本の内容が記憶に残り、実生活に活かそうとするようになりました。
この方法は私に合っていたようで、昔よりもさらに本を読むことが楽しいと感じています。
少しずつ読むジャンルを増やしていって、知識を身につけ、自分の中の選択肢を増やしていきたいです。
もっとゆるく色々なことを楽しんでいい
数年前までは、趣味と言えそうなものは読書くらいでした。
それから大人の塗り絵にハマり、3年が経ちました。
大人の塗り絵を始めてから、新たに趣味と呼べるものができたのはとても嬉しかったし、何より楽しかった。
でも、もしかしたら、心のどこかで
「せっかく始めたんだから、塗り絵に専念しなきゃ!」
と思っていたところがあったのかなという気がします。
先日、3周年の記事でも少し触れたんですが、最近良い意味で肩の力が抜けたみたいで、色々なことに対して気楽に構えられるようになってきました。
以前より気持ちに余裕が出てきて、それが、スクラッチアートや編み物といった趣味を新たに増やすことにつながったのかもしれません。
「私は塗り絵以外も楽しんでいいんだ!」と自然に思えるようになり、楽しみが増えたことが嬉しいです。
以前は、「趣味」は深く追求して楽しむもの、熱中するもの、長く続けられるものじゃないといけないのかな、と思っていました。
「この程度で趣味って言っていいんだろうか」と。
でも、本当は、自分が思っていたよりも、もっともっとゆるく気楽に楽しんでいいのかもしれないな。
最近よくそう感じています。
これから、さらに色々なことに興味をもって楽しめる自分になっていけたらいいなと思います。