今回はこちらのご相談です。
ポリクロモスのような高い色鉛筆を尖らせて塗り絵に使うのが、もったいない気がするんです。
1本300円以上するので、自分だったらちびちびしか使えない気がします。
ちづるさんは、そのもったいない気持ちをどう乗り越えましたか?
色鉛筆を削るのがもったいないと感じてしまうというご相談です。
特に高い色鉛筆を購入した方は、同じように感じたことがあるかもしれませんね。
さて、実は私は色鉛筆を削ることに対して、もったいないと思ったことがあまりありません。
それはなぜなのか。
色鉛筆を削ることに対して、私はどのように考えているかをお伝えします。
購入価格
ご相談者さんが例で挙げていたポリクロモス油性色鉛筆。
定価は120色セットで38,880円。
色鉛筆1本あたり、324円です。
私はポリクロモス120色セットをAmazonで購入しました。
購入時(2016年7月末時点)の価格は、21、980円。
単純計算で色鉛筆1本あたり、183円です。
定価の6割ほどの価格で購入できたのでかなりお得だと思っています。
このように定価より安く購入できたことは大きいですが、私がもったいないと思わない理由はこれだけではありません。
色鉛筆が短くなったことは何を意味するか?
ここからは、購入価格とは関係なく、ちょっと違った側面から考えてみましょう。
色鉛筆は削れば削るほど短くなっていきます。
そこでちょっと考えてみてください。
色鉛筆が短くなった分だけ、あなたは何を得ましたか?
例えば・・・
・色鉛筆でたくさん塗ることができた
・塗り絵をとても楽しめた
・塗り絵をすることで日常のストレスが減った
・塗り方が上達した
・塗り絵をすることによって毎日が楽しくなった
・SNSで塗り絵仲間とつながることができた
これは一例なので、他にもまだまだたくさんあるかもしれませんね。
色鉛筆が短くなるということは、それだけあなたがたくさん塗り絵をしてきたことを意味します。
色鉛筆が短くなるほどたくさん塗ってきて、どうでしたか?
塗り絵を始める前と後で、あなた自身に何か変化はありませんでしたか?
きっと何か得たものがあるのではないでしょうか。
私は色鉛筆が短くなってくると、もったいないという気持ちも少しはありますが、それよりも「あ~、こんなに塗ったんだ~。」ととても感慨深くなります。
私は、色鉛筆が少しずつ短くなっていく中でたくさんのものを得てきました。
塗り絵の楽しさはもちろんのこと、色鉛筆で塗ることがこんなに楽しいのだということも知りました。
また、今まで趣味もなく生活に張り合いもなかった自分の生活がとても大きく変化しました。
「塗り絵に対する熱い想いを伝えたい!」と強く思えるようになりました。
その結果、こうしてブログを書くようになり、たくさんの人に読んでいただけるようになりました。
SNSでもたくさんの人とつながることができました
色鉛筆が短くなった分だけ、こんなにもたくさんのものを得ることができました。
【色鉛筆が短くなった=それだけたくさん楽しんだ】
そう考えると、色鉛筆を削ることはもったいないとは思わないのです。
購入金額にばかり目が行きやすくなってしまうかもしれませんが、あなたが色鉛筆を思う存分楽しむことで得られる経験は、きっと値段以上の価値があります。
本当にもったいないのは?
色鉛筆を削ることに対して、もったいないなと感じる気持ちはわかります。
高い色鉛筆だと余計にそう感じてしまいますよね。
しかし、削ることを我慢することの方が、実はとてももったいないんです。
色鉛筆は尖らせた方が塗りやすいです。
しかし削るのがもったいないからと、先が丸いまま塗り続ける。
これ、地味~にストレスになりませんか?
色鉛筆を思う存分楽しめていますか?
せっかく買った色鉛筆なのに、削ることを我慢して使うとストレスになってしまうように思います。
塗り絵を楽しむはずが、なんだか塗ってても楽しくない……なんてことにもなりかねません。
削るのを我慢してストレスをためること。
我慢して使い続けるその時間。
それこそが1番もったいない!
せっかく買った高い色鉛筆だからこそ、どんどん使ってどんどん削る。
ストレスなく思う存分楽しまないと、返ってもったいないです。
繰り返しになりますが、あなたが色鉛筆を尖らせて思う存分楽しむことは、色鉛筆の金額以上の価値があります。
色鉛筆は、使わなければただの道具。
もちろんそれを眺めて楽しむこともありますが、そもそもは使うために買ったんですよね。
大切なのは、色鉛筆そのものよりも、色鉛筆を使ったその先。
色鉛筆を使うことであなたが感じるもの、得るものにこそ価値があります。
「価値」といっても大げさなものじゃなくていいんです。
その色鉛筆を使うことで、あなたが楽しいと感じる気持ちや充実感。
あなたの日常が今までよりも少し楽しくなること。
色鉛筆を削ることで得られる楽しさをもっともっと味わってください。
終わりに
いかがでしたか?
たまに、すごく短くなった色鉛筆の画像をSNSでお見かけします。
それを見ると、
そんなに短くなるまで使えるなんて!
それほどたくさん塗ったんだ!
すごい!
と、私はただただ尊敬するばかりです。
私もこんなに短くなるまで塗ってみたいとも思います。
色鉛筆が短くなることをもったいないと感じてしまうのは、もう仕方ないと思います。
おそらく多くの人が1度は感じたことがあるはず。
だからこそ、そこで終わるのではなく、
「色鉛筆が短くなった分だけ自分は塗り絵を楽しむことができたんじゃないかな?」
ということまでぜひ考えてみてください。
色鉛筆が短くなっていくのが楽しみになりますよ。
ではまた次回~。
追記:芯だけ削れる鉛筆削りはいかがですか?
色鉛筆を長持ちさせる方法として、芯だけ削れる鉛筆削りがあるみたいです。
色鉛筆を削るのがもったいないと感じている人は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
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