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大人の塗り絵(コロリアージュ)を通して、自身の体験をもとに、ぬりえライフをもっと楽しむための情報を発信しています。

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色鉛筆カラーチャート(色見本)の作り方

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ずーっとやろうやろうと思っていた、油性色鉛筆・ポリクロモスのカラーチャート(色見本)の作りなおし。

ようやく実行できました!

今回はカラーチャートを作る様子を撮影してみました。

カラーチャートを作るときの色鉛筆の塗り方を、写真と動画でご紹介します。

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使用した色鉛筆

今回は、油性色鉛筆・ポリクロモスの120色セットを使ってカラーチャートを作っていきます。

ポリクロモス色鉛筆は塗り絵を始めて2年目に書いました。 

www.chizurumaro.com

当時もカラーチャートは作っていましたが、当時と今とでは塗り方が大きく変わっています。

塗り方によって色鉛筆の色の出方が大きく変わるので、

「今の塗り方で塗ったらどんな色になるか」

という確認も兼ねて、今の塗り方バージョンに作りなおすことにしました。

 

使用した紙

B5サイズのルーズリーフ・方眼タイプを使用しました。

マルマン B5 ルーズリーフ 5mm方眼罫 L1207
 

方眼タイプは近くで見るとこんな感じです。

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塗り絵を始めて最初に作ったカラーチャートは、ほぼ日手帳のメモページを使っていました。

ほぼ日手帳は方眼タイプだったため、その影響か、何度かカラーチャートを作りなおした今でも、方眼タイプの紙がお気に入りです。

 

カラーチャートの色鉛筆の塗り方

1色につき、正方形になるように方眼紙の4マスを使います。

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左上が濃く、右下が薄くなるようなグラデーションを目指します。

 

1.色鉛筆を横に動かすように、上半分をざっと塗ります。

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2.色鉛筆をたてに動かすように、左半分をざっと塗ります。 

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3.左上のマス目の中の、左ななめ上半分に、三角形を作るように塗ります。

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できあがったときに、ここが1番濃くなります。


4.全体の左ななめ上半分に、三角形を作るように塗ります。

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ここまで、左上が1番濃くなるようなイメージで塗り重ねています。

 

5.ここでようやく右下をざっと塗ります。

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右下は1番薄くしたいので、ここでやっと塗りました。

この後どんどん色を重ねていきますが、右下は濃くしすぎないように気をつけます。

 

6.正方形の右端と下のラインがバラバラだったので、整えます。 

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正方形の右側と下は薄くしたいので、塗るときは

・左から右へ向かって色鉛筆をたてに動かしながら、少しずつ力を抜いていく
・上から下へ向かって色鉛筆を横に動かしながら、少しずつ力を抜いていく

というように、力加減に気をつけながら、正方形の端っこを整えました。

後ほど動画でも塗り方をご紹介しているので、ぜひそちらも合わせて見てみてください。

 

7.あとは好みの色になるまで濃くしていきます。

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左上から右下にかけて、色鉛筆をクルクル動かすように塗ると、濃さの調整がしやすいことに途中で気づきました。

 

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これで完成です。

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グラデーションんん……?

肉眼で見ると少しはグラデーションに見えるんですが、写真で見るとあまりわかりませんね。泣

一応左上が濃く、右下が薄くなるように塗っています。

どこまで右下の薄さを保てるかが、毎回勝負でした。

しかし、つい塗りすぎてしまい、全体が濃くなるということもしばしば。

やっぱりグラデーションはいつまで経っても難しいですね。

 

塗り方を動画にしてみました

実際に色鉛筆を動かす様子を見ることができます。

ぜひ合わせてご覧ください。


色鉛筆カラーチャート(色見本)の作り方

カラーチャートを作り始めたときは手順が定まっていませんでしたが、120色塗り続けていくうちに、今回ご紹介した手順に落ち着きました。

1色あたりかかっていた時間は10分弱。

濃い色より薄い色のほうが塗るのが難しく、薄い色はもっと時間がかかっていました。

 

ちなみに、カラーチャート作りは1回50分と決めてタイマーをセットし、その50分の中で4〜5色塗れたら良いほう。

これを1日2回が限度だったので、1日のトータルで10色塗れるか塗れないかというペースで作っていました。

毎色「自分が満足したら完成」が基準だったので、納得いくまでなかなか切り上げられず、予想以上に時間がかかってしまいました。

 

完成

ポリクロモス色鉛筆120色のカラーチャートが完成しました。

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完成後はクリアファイルに入れて、塗り絵のときに活用します。 

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塗り方が大きく変わると色の出方も変わる

2016年に作ったカラーチャートと見比べてみましょう。

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結構色が違いますね。

 

3年前に「色鉛筆ワークブック」に取り組んだことをきっかけに、自分の塗り方が変わりました。

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すると、塗り絵をするときに、カラーチャートの色と実際に塗った色との間に差を感じるようになりました。

「カラーチャートではこんな色なのに、実際に塗ったらちょっと違うぞ……?」と。

その差をなくすために、今回カラーチャートを作りなおしました。

これで塗り絵のときに色選びがよりスムーズになったらいいなと思います。

 

終わりに

ポリクロモスは私の塗り絵で出番の多い色鉛筆ですが、まだまだ使えていない色がたくさんあります。

今回全色カラーチャートを作りなおしたことで、「この色、こんないい色だったんだ!」と改めて気づくことができて楽しかったです。

カラーチャート作りは時間がかかるので大変ですが、できあがったときの満足感が大きく、塗り絵作品を1つ完成させたかのような気分を味わうことができるので、とても好きです。

今回ご紹介した塗り方は時間がかかるので面倒かもしれませんが、もしご興味があればぜひやってみてください^^

 

マルマン B5 ルーズリーフ 5mm方眼罫 L1207
 

 

ほかの色鉛筆のカラーチャートはこちらでご紹介しています

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