ずーっとやろうやろうと思っていた、油性色鉛筆・ポリクロモスのカラーチャート(色見本)の作りなおし。
ようやく実行できました!
今回はカラーチャートを作る様子を撮影してみました。
カラーチャートを作るときの色鉛筆の塗り方を、写真と動画でご紹介します。
使用した色鉛筆
今回は、油性色鉛筆・ポリクロモスの120色セットを使ってカラーチャートを作っていきます。
ポリクロモス色鉛筆は塗り絵を始めて2年目に書いました。
当時もカラーチャートは作っていましたが、当時と今とでは塗り方が大きく変わっています。
塗り方によって色鉛筆の色の出方が大きく変わるので、
「今の塗り方で塗ったらどんな色になるか」
という確認も兼ねて、今の塗り方バージョンに作りなおすことにしました。
使用した紙
B5サイズのルーズリーフ・方眼タイプを使用しました。
方眼タイプは近くで見るとこんな感じです。
塗り絵を始めて最初に作ったカラーチャートは、ほぼ日手帳のメモページを使っていました。
ほぼ日手帳は方眼タイプだったため、その影響か、何度かカラーチャートを作りなおした今でも、方眼タイプの紙がお気に入りです。
カラーチャートの色鉛筆の塗り方
1色につき、正方形になるように方眼紙の4マスを使います。
左上が濃く、右下が薄くなるようなグラデーションを目指します。
1.色鉛筆を横に動かすように、上半分をざっと塗ります。
2.色鉛筆をたてに動かすように、左半分をざっと塗ります。
3.左上のマス目の中の、左ななめ上半分に、三角形を作るように塗ります。
できあがったときに、ここが1番濃くなります。
4.全体の左ななめ上半分に、三角形を作るように塗ります。
ここまで、左上が1番濃くなるようなイメージで塗り重ねています。
5.ここでようやく右下をざっと塗ります。
右下は1番薄くしたいので、ここでやっと塗りました。
この後どんどん色を重ねていきますが、右下は濃くしすぎないように気をつけます。
6.正方形の右端と下のラインがバラバラだったので、整えます。
正方形の右側と下は薄くしたいので、塗るときは
・左から右へ向かって色鉛筆をたてに動かしながら、少しずつ力を抜いていく
・上から下へ向かって色鉛筆を横に動かしながら、少しずつ力を抜いていく
というように、力加減に気をつけながら、正方形の端っこを整えました。
後ほど動画でも塗り方をご紹介しているので、ぜひそちらも合わせて見てみてください。
7.あとは好みの色になるまで濃くしていきます。
左上から右下にかけて、色鉛筆をクルクル動かすように塗ると、濃さの調整がしやすいことに途中で気づきました。
これで完成です。
グラデーションんん……?
肉眼で見ると少しはグラデーションに見えるんですが、写真で見るとあまりわかりませんね。泣
一応左上が濃く、右下が薄くなるように塗っています。
どこまで右下の薄さを保てるかが、毎回勝負でした。
しかし、つい塗りすぎてしまい、全体が濃くなるということもしばしば。
やっぱりグラデーションはいつまで経っても難しいですね。
塗り方を動画にしてみました
実際に色鉛筆を動かす様子を見ることができます。
ぜひ合わせてご覧ください。
カラーチャートを作り始めたときは手順が定まっていませんでしたが、120色塗り続けていくうちに、今回ご紹介した手順に落ち着きました。
1色あたりかかっていた時間は10分弱。
濃い色より薄い色のほうが塗るのが難しく、薄い色はもっと時間がかかっていました。
ちなみに、カラーチャート作りは1回50分と決めてタイマーをセットし、その50分の中で4〜5色塗れたら良いほう。
これを1日2回が限度だったので、1日のトータルで10色塗れるか塗れないかというペースで作っていました。
毎色「自分が満足したら完成」が基準だったので、納得いくまでなかなか切り上げられず、予想以上に時間がかかってしまいました。
完成
ポリクロモス色鉛筆120色のカラーチャートが完成しました。
完成後はクリアファイルに入れて、塗り絵のときに活用します。
塗り方が大きく変わると色の出方も変わる
2016年に作ったカラーチャートと見比べてみましょう。
結構色が違いますね。
3年前に「色鉛筆ワークブック」に取り組んだことをきっかけに、自分の塗り方が変わりました。
すると、塗り絵をするときに、カラーチャートの色と実際に塗った色との間に差を感じるようになりました。
「カラーチャートではこんな色なのに、実際に塗ったらちょっと違うぞ……?」と。
その差をなくすために、今回カラーチャートを作りなおしました。
これで塗り絵のときに色選びがよりスムーズになったらいいなと思います。
終わりに
ポリクロモスは私の塗り絵で出番の多い色鉛筆ですが、まだまだ使えていない色がたくさんあります。
今回全色カラーチャートを作りなおしたことで、「この色、こんないい色だったんだ!」と改めて気づくことができて楽しかったです。
カラーチャート作りは時間がかかるので大変ですが、できあがったときの満足感が大きく、塗り絵作品を1つ完成させたかのような気分を味わうことができるので、とても好きです。
今回ご紹介した塗り方は時間がかかるので面倒かもしれませんが、もしご興味があればぜひやってみてください^^