ブログのPV数がなかなか増えない……。
インスタグラムのいいねの数が少ない……。
こんなことで悩んだことはありませんか?
私も今でこそ数字は気にならなくなりましたが、過去に何度も数字で一喜一憂することがありました。
数字の増減を必要以上に気にしてしまうときはどうしたらいいのか?
先日、インスタグラムの通知欄を見ていて強く感じたことがあったので、今日は数字の捉え方についてお話します。
ありがたさでいっぱいになった
インスタグラムでは、いいねやコメント、フォローをしてくれた人を一覧で知らせてくれる通知欄があります。
つい先日、その通知欄を見ていてふと思いました。
「なかなか完成しない塗り絵の途中経過の画像や、ブログ更新のお知らせ画像ばかりにも関わらず、私の投稿を見てくれて、いいねまで押してくれるなんて……、皆さんなんて優しいんだ!」と。
インスタグラムは自分なりに考えて投稿しているので、内容自体に後悔はありません。
しかし、塗り絵作品をたくさん投稿している人や、もっと上手な人に比べたら、自分なんてまだまだ大したことないなと思ってしまうのも事実です。
そんな未熟な投稿にも関わらず、見てくれて、いいねまで押してくれる。
すごくありがたい!
いつも思ってはいたけれど、なんだか急に嬉しさとありがたさが心の底からぶわぁっとあふれ出してきたのです。
そのままそのときの気持ちを投稿しました。
数字の向こう側を想像する
インスタグラムのいいね数においても、ブログのPV数においても、数字の先を想像してみる。
すると、数字の意味が変わってくるような気がします。
数字ばかり見ていると、ついついその増減だけを追ってしまいがち。
私もPV数やいいねの数で一喜一憂したことは何度もあります。
しかし、その数字の向こう側には、自分と同じように毎日を生きている1人1人がいます。
私がほかの人の投稿に対していいねを押すことと同じように、スマートフォンの画面の向こう側で、私の投稿にいいねを押してくれる人がいるのです。
インターネットというとてつもない広い世界で、日々忙しい中、見るものや読むもの、コンテンツがたくさんあふれているのに、わざわざ貴重な時間を割いて、私のブログやSNSの投稿を見てくれる。
いいねまで押してくれる。
そう思ったら、あまりのありがたさに感激しました。
「1票でいい」はおかしくない?
ちょうど同じようなときに、テレビで放送されていた選挙演説の中でとても引っかかったフレーズがありました。
「1票でいいんです、お願いします!」
1票「で」いい。
ちょっとこれはおかしくないかな?
この選挙演説を最初から最後まで聴いたわけではなく、あくまでテレビで切り取られた1場面しか見ていないので、全ての内容を聴いたら受ける印象は違うのかもしれません。
しかし、「1票でいい」=「たくさん持っているうちの1つでいい」というニュアンスにしか聞こえなくて、とても違和感を感じました。
選挙権は、1人1票しか与えられていない貴重なもの。
1票の向こう側には1人1人の日々の生活があります。
皆それぞれ生活の中で大事に思っていること、重視していることがあります。
その意思表示をする貴重な機会が選挙です。
「1票」を単なる数字として見るのか、数字の向こうの1人1人の生活まで想像するのか。
候補者さんは必死なのかもしれませんが、「1票でいい」というたった一言に、その人の根底にある思いが全て表れてしまっているのではないかと思いました。
個人的には「1票でいいんです」よりも、「あなたの1票が欲しいんです」と言ってほしかったです。
数字で悩んだときは
いいねの数もPV数も票数も、全て数字の向こうには「人」がいます。
PV数が少ない、いいねが少ないと悩むことは、私も経験があるのでよくわかります。
しかしそれで悩んでいるときは、PV数もいいねの数も「単なる数字」としてしか捉えられていないのかもしれません。
数字の少なさに悩んだときは、一旦立ち止まって考えてみてください。
数字の向こうには自分と同じような1人1人がいると、具体的に想像してみる。
そして、その数字の向こうにいる1人1人に対して、自分は今どれだけ価値のある内容を提供できているか振り返ってみる。
ただ数字が欲しい欲しいというだけではなく、数字の向こう側を想像したり、自分自身を省みると、いいねの数やPV数に対する感じ方は変わってくるのではないでしょうか。
終わりに
私も過去にPV数で悩んだことが何度もあります。
しかし、読者の皆さんから、感想だったりご相談・ご質問をいただく度に、
「読んでくれている人がいるんだ」
と、数字の向こう側にいる1人1人の存在を心から実感することができています。
皆さんが貴重なお時間を割いて読んでくださっていることを忘れずに、引き続き私にできる精一杯でブログを書き続けていきたいと思います。
今回のお話は、頭ではわかっていても、なかなかすぐには腑に落ちないかもしれません。
数字の向こうには自分と同じ1人の人がいる。
頭ではわかっているけれど、数字ばかりを追っているとついつい忘れそうになってしまいますよね。
すぐには難しいかもしれませんが、数字の捉え方の1つとして少しでも参考になれば嬉しいです。
ではまた次回〜。