みなさん、こんにちは。
以前から、もったいなくて塗れないと言っていた「ロマンティックカントリー」。
ついに塗り始めました!
今回は、1番最初の見開きページから塗ってみました。
左ページ
右ページ
色々と描き込んでみました。
使用した塗り絵本
使用した画材
空はダイソーのパステルを使いました。
パステルの詳細は、こちらの記事をご覧ください。
描きこみが楽しい!
今回、好き勝手に描きこみをしてみました。
描きこんだ箇所は以下のとおりです。
右ページ右下
草を生やしました。
色鉛筆のみどり・きみどり・はいみどりの3色でランダムに生やしました。
コツは、下から上に向かって描き、根を太め、葉先を細めにすること。
そして、物が置いてある所は濃く塗ることです。
椅子の足元の草の色を濃くし、椅子の重みを意識しました。
また、カゴは右から光があたっているイメージで、左側の草を濃く塗りました。
木の椅子は、木の繊維の方向を意識して、木目を描くように塗りました。
元の絵は、あまり木目は描かれておらずもう少しあっさりしています。
木目を意識するだけで、一気にリアルさが増しました。
右ページ左下
茂みに葉っぱを描きました。
茂み全体の色を含めて、上から下にかけて濃くなるようにグラデーションにしています。
茂みに使用した色は、ふかみどり、みどり、きみどりの3色です。
葉を描き始めて早々に「やらかした!」と失敗の予感しかしなかったのですが、最終的にはなんとか形になってくれました。
茂み全体は、ぐるぐると円を描くように塗ってみました。
左ページ左側
ビンの中身に模様をつけました。
1番上のビンの中身は、無地の丸い物体だったのですが、水玉模様にしました。
上から2番めのビンの中身も、同じく無地の棒だったのですが、ストライプにしました。
海外のお菓子をイメージしてみました。
ちなみに、上から3番目は果物かと思って、すももをイメージして塗ったのですが、夫に「梅ぼしかい?」と言われました。
う め ぼ し w
梅ぼしならもうちょっとシワシワ感出すよ!
あんずにすればよかったです。笑
左ページ右側
今回最大の描きこみです。
木の板を描きこみました。
実は、この部分、何もない空中から玉ねぎと唐辛子(?)がぶらさがっていました。
どこからぶらさがっているのかと疑問に思ったのが始まり。
何もなくてもよかったんですが、このスペースが寂しいなと思ったので、木の板を描いてみました。
おうどいろ、ちゃいろ、こげちゃいろの3色を使用しています。
手順は、茶系で1番薄い色のおうどいろを使用し、木の板4枚を力を抜いて描きます。
薄く描くと、間違えたときに消しゴムで消しやすいです。
大体の輪郭ができたら、ちゃいろ、こげちゃいろと順番に塗り重ねていきます。
板と板の隙間、木目の部分は濃い色で塗ります。
先ほどの木の椅子同様に、木の繊維の方向を意識して、木目を描くように塗るとそれらしい感じが出ます。
もうちょっとそれらしくできたかもしれないんですが、今の私にはこれが限界でした。
木の板をイメージしたものの、まるで、木に直接たまねぎと唐辛子がぶら下がっているみたい。
これはこれで面白いので良しとします。
左ページの下にも草を生やしています。
先ほどの木の椅子部分と同じ描き方です。
あひるや羊の足元を濃く塗っています。
以上が、今回自分で描きこんだ箇所です。
ただ塗るのもつまらないかなと思って、描きこんでみたら予想以上に楽しかったです。
今回のページは余白も多かったので、いつまでも描きこめそうでした。
描きこむことで、「自分だけの絵」ということをより強く感じられました。
今年は、このロマンティックカントリーをたくさん塗りたいので、描きこめそうなところはどんどん描きこんで、自分だけの1冊を作っていきたいと思います。
色鉛筆は36色で十分かもしれない
去年、三菱色鉛筆(全36色)の他に、色辞典(全90色)と水彩色鉛筆(全60色)を買い足しました。
塗り絵を始めてしばらくたつと、沢山の色がそろった色鉛筆が欲しくなります。
色辞典、水彩色鉛筆、ともにそれぞれの色みや特性があるので、買って後悔はしていません。
しかし、今回ロマンティックカントリーを塗るにあたって、36色色鉛筆のすごさを感じました。
いつもあらかじめ使う色を決めて塗ることが多いのですが、今回のようなページはそれができません。
場所によって使う色が変わるので、色を選びながら塗る必要があります。
私は自由に色を選ぶのがあまり得意ではなく、色数が増えれば増えるほど混乱してしまいます。
そのため、今回は色を選びやすいようにシンプルに36色色鉛筆を使いました。
色鉛筆は色数が多ければ多いほどいいなと思っていたのですが、そうではありませんでした。
緑系の3色だけで草の質感を表現できたり、茶系の2色だけで木の椅子をリアルに表現できる。
重ね塗りをすることで、36色以上の色も作れます。
当たり前のことかもしれませんが、大切なのは色鉛筆の色数ではなく技術なんだなと今さら感じました。
そもそも、色数があまりあっても私の場合使いこなせる気が全くしないので、基本は36色あれば十分のようです。
ロマンティックカントリーは、しばらく36色色鉛筆で塗ることにします。
36色でどこまでできるのかいろいろと実験してみたいです。
もう少し余裕が出てきたら、水彩色鉛筆や色辞典も取り入れてみたいと思います。
終わりに
今回は、初めて自分で描き足すことに挑戦してみました。
出来はともかく、とても楽しかったし、お気に入りの作品になりました。
ロマンティックカントリーは比較的描きこみがしやすい塗り絵本なので、ダメ元でどんどん描きこんでみたいと思います。
では、また次回〜。
「ロマンティック・カントリー」次の作品はこちら