グラフィック社さんから本を提供していただき、現在取り組んでいる「ジョハンナの塗り絵アクティビティブック」。
半年近く塗り絵を休み、クリエイティブなことから離れてしまったので、この本に３０日間チャレンジすることで、クリエイティブな時間を持ち、自分に刺激を与えています。
始めてから２週間経ち、ワークに取り組んでいる中で、「クリエイティブってこういうことなのかも！」と思ったことがあるので、まとめてみました。
絵を描くと、自分で考えて決めることが多い
チャレンジ１０日目から、気球の模様を描くワークに取り組んでいます。
右ページの気球を自分でデザインします。
描き始めるとき、お花を大きく描くことしか決めておらず、あとはなんとなく思いつくままに描いていきました。
「塗り絵アクティビティブック」では、見本やジョハンナさんからのちょっとしたアドバイスはありますが、何を描くかは、基本的に自分で考えて決めます。
次から次へとイメージが思いつくわけでもなく、自分の乏しい想像力からどうにか捻り出して線画を完成させました。
少し難しかったですが、とても楽しくて、頭がスッキリしたように感じました。
そして何よりも「なんだかクリエイティブなことをした！」という気持ちが強く残ったのです。
なぜ、今回絵を描いて、「クリエイティブなことをした！」と感じたのか。
それは、最初から線画がある塗り絵では考えることがない「どんな絵を描くか」ということを、自分で考えて決めていったからではないかと思います。
自分で考えて決める。
これが、クリエイティブになるための１つのポイントなのかもしれない、と思いました。
塗り絵も実は「自分で考えて決めること」がたくさん
絵を描くときは、何をどう描くか１から自分で考えて決める。
では「自分で考えて決める」ことがクリエイティブにつながるなら、１から自分で絵を描かない塗り絵はクリエイティブではないということ？
いいえ、そんなことはありません。
私が気づいていなかっただけで、よく考えたら、塗り絵も自分で考えて決めていることがたくさんありました。
塗り絵の良いところの１つは、絵を描くのが苦手でも、色を塗ることでアートを楽しめるというところ。
さまざまな作家さんの素敵な線画。
どの線画を、どんなイメージで、どんな色で、どのように塗るか。
これだけでも、自分で考えて決めることがたくさんありますよね。
私は線画をどのようなイメージで塗るかを考えるときに、１番頭を使っているような気がします。
では、見本のある塗り絵を、見本どおりに塗る場合はクリエイティブじゃない？
いいえ、そんなことはないと思います。
たとえ見本で色番号まで指定されていたとしても、結局その色でどのように塗るかは自分で考えて決めますよね。
ベタ塗りにするか、グラデーションにするか、色を足して変化をつけるか。
また、見本と同じような塗り方で塗るとしても、見本をじっくり観察し、どのように塗ったら見本に近づけるかを自分で考えて決める必要があります。
このように、ちょっと意識して見てみると、塗り絵も「自分で考えて決める」ことがたくさんあります。
「自分で考えて決める」ことがクリエイティブにつながるのだとしたら、塗り絵もクリエイティブだらけです。
「自分で考えて決めている」ことをもっと意識する
「クリエイティブ」という言葉に対して、みなさんはどんなイメージがありますか？
私は「独創性」や「オリジナル」というイメージを持っていました。
そのためか、
「なにかすごいものを生み出さないといけない」
「すごいことをしないと、クリエイティブと言ってはいけない」
と思っていたような気がします。
しかし、今回絵を描くワークを通して、「自分で考えて決めること」もクリエイティブなことの１つではないかと感じました。
そして大事なのは、「自分で考えて決めているんだ」と意識すること。
塗り絵をする中で「自分で考えて決めていること」は何か考えてみたら、もうすでにたくさんクリエイティブなことをしていたことに気づきました。
今まで意識していなかっただけで。
なにかすごいことでなくても「クリエイティブ」と言ってもいいのでは？
「自分で考えて決める」ことがクリエイティブにつながるなら、「クリエイティブ」って実はとても身近なことなのかもしれないなと思いました。
終わりに
「自分で考えて決める」ことを積み重ねることで、独創性や個性が生まれて、クリエイティブになっていくのかなと思いました。
いきなりなんだかすごいことはできないし、すごいものを生み出すこともできないけれど、「自分で考えて決める」ことならできる。
自分で考えて決めることは、クリエイティブな時間を過ごすための最初の一歩なのかもしれません。
塗り絵で色々行き詰まっていたので、今回この考え方にたどり着けてよかったです。
ささやかなことでも「自分で考えて決めている」んだと自信を持って、もっと気楽に塗り絵を楽しんでいこうと思います。
私個人の感じたことではありますが、塗り絵をする上で「オリジナリティ」や「自分らしさ」に悩んだり行き詰まっている方にとって、今日の記事が何か少しでもヒントになったら嬉しいなと思います。
それでは〜。
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半年近く塗り絵をお休みしたら色々問題が出てきたので、自分に刺激を与えるために、ジョハンナさんの塗り絵アクティビティブックに30日間チャレンジしてみます！💪🏻✨
— ちづる🌼ぬりえライフ (@chizurumaro) 2022年6月10日
早速1日目。
10分が一瞬で過ぎ去りました……😇
ハビットトラッカーは使った色で塗っています✍🏻️🎨#30DaysofCreativity pic.twitter.com/RaKbOMfxMg
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