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⑤色辞典4色で肌塗りにチャレンジ!(エポルさん「森の少女」)

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エポルさんの塗り絵「森の少女」。

前回、植物のフレームを一通り塗り終わりました。

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今回からついに女の子を塗っていきます。

今日は、色辞典4色を使って肌を塗っていく様子をご紹介します。

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使用した塗り絵本

韓国のイラストレーター・エポルさんの塗り絵本の日本語版です。

詳細はこちらの記事(↓)でもご紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。 

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使用した画材

トンボの油性色鉛筆「色辞典」を使いました。

自然界を参考にした色が特徴で、色名も自然界に由来しています。

そのため、わかりやすく「はだいろ」という色名がなかったこと。

また、「これは肌色になりそう」という視点で見たり、重ね塗りをして自分で色を作るという発想がなかったこと。

このことから、色辞典を頻繁に使っていた5年前は、色辞典では肌色は塗れないと思い込んでいました。

5年前は重ね塗りもまだまだ不慣れでしたが、今は色鉛筆を塗り重ねることで色が作れるということが多少なりともわかるようになったので、今回は「色辞典では肌色は塗れない」という自分の思い込みをぶち壊そうと思います。

 

使用色

肌塗りに使ったのはこちらの4色です。

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・VP-3 ECRU(薄い淡いベージュ)
・P-12 APRICOT(薄いだいだい色)
・P-3 SHELL PINK(オレンジみのある薄いピンク)
・LG-10 SEA FOG(くすみのある薄い紫色)

 

メインで使用したのは、うすだいだいのP-12と、薄いピンク色のP-3です。

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この後ご紹介しますが、この2色を重ねて色が変化していく様子を見るのがとても楽しかったです。

 

今回肌色のイメージに1番近かったのはうすだいだいのP-12ですが、P-13と色が似ていてどちらにしようか迷いました。

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 P-13は少しオレンジが強かったので、今回はP-12を使うことにしました。

 

肌を塗っていきましょう

影をつけたいところに、紫色LG-10を薄く塗ります。

今回は写真(↓)の矢印のように、前髪の下、眉下、鼻筋の影になるところに塗りました。

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見えにくいですが、うっすら色をつけています。

この紫色は濃く塗ると、この後色を重ねたときに色がにごって顔色が悪くなってしまうので、線画の線にそって軽くなぞるような気持ちで塗りました。

 

紫色の上から、薄いピンク色P-3を重ねます。

紫色が目立たなくなるように、おおい隠すように塗りました。

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また、顔に赤みを足すため、目尻とほおにも色をつけました。

ほおは色が目立たないように、ほんのり気持ち程度に塗りました。

 

うすだいだいのP-12を重ねます。

影部分から少しずつ色を伸ばしていくように、色を重ねました。

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立体感を意識して、おでこや鼻には塗らないようにしました。

おでこがまぶしいです。

 

最後に、顔全体に淡いベージュのVP-3を重ねます。

おでこや鼻にも塗ったので、先ほどよりもテカリがおさまり、また、全体的に色がなじんで肌がやわらかい印象になりました。

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VP-3は色辞典の中で「ベリーペールトーン」に分類される、とても薄く淡い色です。

色がとても薄いので単色で使うのは難しいですが、今回の重ね塗りのように「あまり色はつけたくないけれど全体に塗りたい」というときに便利です。

いい仕事をしてくれました。

 

これで肌塗りは完了です。

塗る前と比べるとこんな感じになりました。

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ほんの少しの影の入れ具合で、表情が微妙に変わるのであせりました。

お化粧と同じように、色の塗り方したいでも顔つきは変わるんですね。

 

全身はこんな感じになりました。

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まだ髪の毛に色が入っていないので不思議な感じがします。

髪の毛を塗ったらまた印象がグッと変わりそうです。 

 

肌塗りの色の変化がとても楽しい

先ほども触れましたが、今回肌塗りにメインで使用したうすだいだいのP-12と薄いピンク色のP-3。

この2色を重ねたときの色の変化がとっても好みでした。

 

たとえば、おでこの影の部分から、うすだいだいP-12を重ねて少しずつ塗り広げていくとき。

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ほかにも腕を塗る際に、同じように薄いピンク色P-3の上からうすだいだいP-12を重ねたとき。

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あ〜!この色とっても好き!

人物を塗るのは本当に久しぶりだったので、塗る前は大丈夫か不安でドキドキしていましたが、実際に塗ってみたら、この色の変化がとても楽しい!

楽しすぎてあっという間に終わってしまいました……。

同じ4色を使って、次はもう少し人物が大きく描かれているイラストを塗ってみたいなと思いました。

 

終わりに

心配していた肌塗りが無事に終わりました。

色辞典でも問題なく肌色を塗ることができるとわかり、視野が広がったような気がして嬉しいです。

よかったよかった。

さて、次は人物塗りの第2の難関・髪の毛です。

髪の毛も心配なパーツなので、本番前に1回練習しようかな……。

髪の色や塗り方など不安要素ばかりですが、そんな不安も含めて次回ご紹介できたらなと思います。

それでは〜。

 

 

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「森の少女」のメイキングはこちらからも見ることができます

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過去の肌塗りはこちら

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