昨年から、レイラ・デュリーさんのお花のイラストを塗っています。
3回目の今日は、色鉛筆3色を使い、補色で影を作りならがら、お花をピンク色で塗る様子をご紹介します。
「FLORIBUNDA」補色で影を作る塗り方 記事一覧
③(ピンク色編)補色で影を作ってお花を塗ってみた ←今回の記事はこちら
使用した塗り絵本
Floribunda: A Flower Coloring Book
- 作者: Leila Duly
- 出版社/メーカー: Laurence King Publishing
- 発売日: 2016/04/05
- メディア: ペーパーバック
厚手のしっかりした紙に片面印刷されている塗り絵本です。
ページを本誌から切り離すことができます。
日本語版もあり、こちらは海外版より一回り小さいサイズ。
多くの塗り絵本と同じような形で、ページを本誌から切り離すことはできません。
日本語版では、お花を1種類ずつ塗ることができるページがあります。
使用した色鉛筆
油性色鉛筆のポリクロモスを使っています。
ポリクロモス色鉛筆については、こちらの記事でもご紹介しています。
使用色
今回お花をピンク色で塗るために使用したのはこちらの3色。
・129 PINK MADDER LAKE
・123 FUCHSIA
・266 PERMANENT GREEN
薄めのピンク色と濃いピンク色、そして影部分には補色の緑色を選びました。
色鉛筆の120色セットとなると、ピンク色・緑色ともに何色もあります。
何パターンか組み合わせて重ね塗りを試し、最終的にこの3色に決めました。
塗り方
花びらを塗っていきましょう。
1.129 PINK MADDER LAKE
薄いピンクの【129】を全体に薄く塗ります。
2.266 PERMANENT GREEN
花びらの根元の部分に、緑色【266】を重ねます。
今回は影になるところがないので、根元部分にほんの少し塗りました。
3.123 FUCHSIA
根元に塗った緑色の上から、濃いピンク色【123】を重ねます。
緑色よりも少し広めの範囲に塗りました。
4.129 PINK MADDER LAKE
最後に、薄いピンク色【129】を全体に重ねます。
花びらの根元から先に向けて。
花びらの根元が濃く、花びらの先が薄くなるように塗ります。
これで花びらが1枚完成しました。
もう1枚、今度は重なって影になっている花びらを塗ってみましょう。
塗り方の手順は先ほどと同じです。
薄いピンク色【129】を全体に薄く塗った後、影になる部分に緑色【266】を重ねます。
緑色の上から、濃いピンク色【123】を重ねます。
この後重ねる薄いピンク色となじみやすいように、緑色よりも広い範囲に塗りました。
最後に、薄いピンク色【129】を全体に重ねます。
影になる色濃い部分から、影になっていない薄い色の部分に向かって塗りました。
これで完成です。
実際に塗る様子を動画で見てみよう
先ほどご紹介した手順で実際に塗っている様子を、動画で撮影しました。
(大人の塗り絵)補色で影を作ってお花をピンク色で塗ってみた
以上の塗り方でお花を塗り終え、こんな感じになりました。
予想外の毒々しいピンク
当初の予定では、もっと明るい可愛い感じのピンク色になるはずでした。
しかし、試し塗りも終えていざ本番。
気づけば出来上がったのはなんとも毒々しいピンク色。
どうしてこうなった……!orz
おかしい。
試し塗りしたときは、もっと爽やかなピンク色だったのに……!
もう後戻りはできないので、このまま進むしかありません。
そして時間が経つにつれて、毒々しいピンク色でも良い感じに見えてくる不思議。笑
どちらにしろ今はこの塗り方しかできません。
見慣れてくると良い感じにも思えてきたので、このまま最後まで突き進むことにしました。
今日はここまで
事前に色を決めていた箇所をすべて塗り終えました。
毒々しいピンク色になってしまってどうしようかと焦りましたが、レイラさんのイラストの美しさのおかげで、なんとかまとまってくれそうです。
イラスト上部のお花はまだ色が決まらないので、次からは先に葉っぱを塗っていこうと思います。
終わりに
一時はどうなることかと思いましたが、色の変化を楽しんで塗ることができました。
完成までもう少しかかりそうですが、最後まで頑張りたいと思います。
ではまた次回〜。
今回使用した塗り絵本と色鉛筆はこちら
Floribunda: A Flower Coloring Book
- 作者: Leila Duly
- 出版社/メーカー: Laurence King Publishing
- 発売日: 2016/04/05
- メディア: ペーパーバック