今日は、リベンジ塗り第5回です。
現在、2015年に塗ったこちらの塗り絵を塗りなおしています。
「当時と同じ色鉛筆、同じ配色で、今塗りなおしたらどうなるのか?」
というコンセプトで、「リベンジ塗り」と名づけて楽しんでいます。
今日は、2種類のあかむらさきを使ったお花を塗りなおしていきます。
「ひみつの花園」リベンジ塗り 記事一覧はこちら
5.2種類のあかむらさきを使ったお花、色の違いがわかるように塗りなおせる?
使用した塗り絵本
2015年に使用したのは塗り絵本「ひみつの花園」ですが、今回は「ひみつの花園 アーティスト・セレクション」を使用しています。
アーティスト・セレクションは、著者のジョハンナ・バスフォードさんが、塗り絵本「ひみつの花園」から選んだ20枚の塗り絵が収録されています。
厚手のしっかりした紙に片面印刷されていて、本誌から切り離すことができるのが特徴です。
2015年に塗った絵がアーティスト・セレクションにも収録されていたので、今回はアーティスト・セレクションを使ってリベンジ塗りをしています。
使用した画材
三菱の36色セットの色鉛筆を使います。
大人の塗り絵を始めるときに買った色鉛筆です。
今回リベンジするお花はこちら
左上のあかむらさきのお花をリベンジします。
使用色
このお花に使用しているのは、
・こいあかむらさき
・あかむらさき
・れもんいろ
の3色。
「あかむらさき」を2種類使用しているのが特徴です。
微妙な色の違いと当時のかすかな記憶から、「あかむらさき」と「こいあかむらさき」を花びら1段ごとに色を変えて塗っていたことを思い出しました。
このときは塗り方もあらかったので、 「あかむらさき」と「こいあかむらさき」の色の違いがあまりわかりません。
今回塗りなおしたら、どんな感じになるんでしょうか。
見ていきましょう!
こいあかむらさきの花びら
今回のリベンジ塗りにおいて、これまでも何度か登場した「こいあかむらさき」の花びら。
2015年当時は「こいあかむらさき」1色で塗っていましたが、今回は影になる部分に「ふかみどり」を足し、
・こいあかむらさき
・ふかみどり
の2色を使います。
花びら同士が重なって影になる部分に、ふかみどりを塗ります。
ふかみどりを塗った上から、こいあかむらさきを重ねます。
ふかみどりを覆い隠すように重ねました。
花びら全体にこいあかむらさきを塗ります。
花びらの先に向かって色が薄くなるように意識しましたが、今回もついつい塗り過ぎてしまい、ちょっと"のっぺり"したような仕上がりになってしまいました。
薄くキレイに塗るのってやっぱり難しい〜!
あかむらさきの花びら
「あかむらさき」の花びらは、影になる部分に「ぐんじょういろ」を足し、
・あかむらさき
・ぐんじょういろ
の2色を使います。
事前に数色の組み合わせを試し、1番好みの色合いだったこの組み合わせを選びました。
花びら同士が重なって影になる部分に、ぐんじょういろを塗ります。
ここからあかむらさきを塗っていきますが、いつもより手順をこまめに見ていきましょう。
ぐんじょういろを塗った上から、あかむらさきを重ねます。
この段階では、まだぐんじょういろがはっきり見えますね。
色はすぐには重ならないので、根気強く少しずつ少しずつあかむらさきを重ねます。
影になる部分に、さらにあかむらさきを重ねました。
先ほどよりもぐんじょういろが隠れて、うっすら見える程度になりました。
花びら全体にあかむらさきを塗ります。
まずは全体に薄くあかむらさきを塗りました。
グラデーションも意識しながら、少しずつ濃くしていきます。
花びら全体に、さらにあかむらさきを重ねました。
花びらの先に向かって色が薄くなるように、濃さを調整しながら塗りました。
これで完成です。
ここまで「こいあかむらさき」・「あかむらさき」、2種類のあかむらさきを使って花びらを塗り、こんな感じになりました。
「あかむらさき」はうすべに色みたいな赤みがあります。
一方「こいあかむらさき」は、色の名前からもっと赤みが強くなるのかと思いきや、紫色が濃くなることがわかりました。
色見本は作ってはあるものの、こうやって1つの塗り絵で一緒に使うことはあまりないので、改めて2種類のあかむらさきの色の違いがわかって面白かったです。
れもんいろの花びら
最後に、差し色となるれもんいろの花びらを塗りましょう。
・れもんいろ
・やまぶきいろ
の2色を使います。
花びら全体に、れもんいろを薄く塗ります。
花びら同士が重なって影になる部分に、やまぶきいろを重ねます。
花びら全体にれもんいろを重ねます。
花びらの根もとから先に向かって、やまぶきいろかられもんいろへのグラデーションになるように意識して塗ります。
このれもんいろの花びら、すべてのお花に使われているのでここまで毎回塗ってきましたが、ここに来てようやく、力を抜いて、やさしく少しずつ少しずつ濃くしていくとキレイに塗れることがわかりました。
2種類のあかむらさきを使ったお花のリベンジ塗りが終わりました
こんな感じに仕上がりました。
5年前と比べてみましょう。
2015年当時と比べると、「こいあかむらさき」と「あかむらさき」の色の違いがわかりやすくなりました。
今回塗っていて、「こいあかむらさき」、「あかむらさき」共にちょっと"のっぺり"した仕上がりになってしまいました。
本当は花びらの先の色をもう少し薄くしたかったんですが、どうしても濃くなってしまい、グラデーションが弱くべたっとした印象に……。
以前、色鉛筆ワークブックに取り組んでいたときも思いましたが、薄くキレイに塗るのは難しいと改めて強く感じました。
▼そのときの色鉛筆ワークブックの感想がこちら
終わりに
今回は2種類のあかむらさきの色の違いがわかるように、どうにか塗りなおすことができました。
しかし、薄くキレイに塗ることの難しさも感じました。
今回使った「こいあかむらさき」は次に塗りなおすお花にも使うので、改めて濃さの調整に気をつけながら塗ってみたいと思います。
それでは〜。
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