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大人の塗り絵(コロリアージュ)を通して、自身の体験をもとに、ぬりえライフをもっと楽しむための情報を発信しています。

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【マジカルタワー・その6】果たして水彩下地の意味はあったのか!?壁塗りの感想とまとめ

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「マジカル・タワー」、先日壁塗りが終わりました。

今日は壁塗りで使用した色鉛筆や水彩下地の感想をお話します。

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マジカル・タワー記事一覧

1.建物の壁を色鉛筆2色で塗り込む様子をご紹介します

2.異なる2色の境目をグラデーションで塗ってみよう!

3.建物の壁を立体感を意識して塗りました

4.思い切って好きな色で塗っちゃおう!レンガを水色で塗ってみた

5.青色から水色へのグラデーションで塗ってみた

6.果たして水彩下地の意味はあったのか!?壁塗りの感想とまとめ ←今回の記事はこちら

7.ピンク系3色で濃さを変えながら立体感を表現

8.同じ色で塗っても単調にならない小物の塗り方

9.色鉛筆で影をつけて立体感を表現することが楽しくて仕方ない

10.背景を色鉛筆でマジックアワー風にグラデーションで塗ってみた

 

使用した塗り絵本

 

使用画材

ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆セット 120色 缶入 110011 [日本正規品]

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壁塗りで使用した色鉛筆は以下の4色です。

・146 SKY BLUE(薄い青)

・141 DELFT BLUE(紫色)

・120 ULTRAMARINE(青色)

・145 LIGHT PHTHALO BLUE(水色)

 

ホルベイン  透明水彩絵具 18色セット W403 5ml(2号)

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 透明水彩「コンボーズブルー」で薄く塗った上から、色鉛筆で塗り込みました。

 

透明水彩下地の感想

実は当初、全て水彩で塗る予定でした。

今思えばなんという無謀なことを……。笑

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面相筆で塗り、素早く水筆で伸ばす。

これを繰り返しました。

細かい箇所は難しいですが、今回の壁のような広い面であれば、水彩は色鉛筆よりも早くたくさん塗ることができるので楽だなと感じました。

 

私は建物に影をつけるのが大好きです。

最初は水彩を重ね塗りすることで影をつけようとしました。

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しかし予想以上に色が薄い。

物足りない。

もっと塗り込みたい。

そうだ!水彩を下地にして上から色鉛筆で塗り込んでみよう!

ということで、急遽、透明水彩は下地の役割にチェンジしたのでした。

 

さて、水彩の上から油性色鉛筆を重ねて塗るのはこれが初めて。

本当に塗ることができるんだろうか。

最初はかなりビクビクしながら塗り始めました。

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透明水彩が乾いてから塗りましたが、やはり水彩を塗った箇所は紙の質感が少し変わったように思います。

紫色の色鉛筆【141】は、問題なくがっつり塗り込むことができました。

しかし、青色【120】はあまり力を入れて塗りすぎると、少し紙の繊維が毛羽立つことがありました。

水彩の上から色鉛筆で塗り込むときは、力の入れすぎに注意すること。

色によって重ねやすさ、重ねにくさがあるので、塗りながら色鉛筆と紙の相性をよく観察すること。

今後透明水彩を下地に使うことがあれば、この2点に気をつけたいと思います。

 

透明水彩下地の意味はあったのか

悲しいかな、私の場合全く意味がありませんでした( ;∀;) 

理由は全部塗りつぶしてしまったから。

水彩下地の青色によって、色鉛筆の各色にも良い変化が生まれるかなと期待したんですが、下地の色が見えなくなるほど塗りつぶしてしまったため、水彩下地はどこへやら〜……。

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水彩を下地として上手に活かしている方はたくさんいらっしゃいますよね。

水彩で塗った箇所を効果的に見せつつ、色鉛筆で要所要所を重ね塗り。

そんな素敵な塗り方に憧れていたんですが、私の場合、水彩下地と色鉛筆のバランスが全く取れていませんでした。

今回は色鉛筆での塗り込みがとても楽しかったので、これはこれで満足です。

またいつか水彩下地を効果的に表現したくなったら、そのときは改めて頑張ろうと思います。

 

1箇所だけ描き込みをしました

今回の壁塗り、基本的にイラストに沿ってひたすら塗り続けていましたが、1箇所だけアレンジして描き込んでみました。

塗ったのは建物真ん中のこちらのベランダ。

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青色【120】でレンガを描いてみました。

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この描き込みはするかしないか悩みましたが、せっかく思いついたので突き進んでみました。

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なんて不恰好なレンガ……( ;∀;)

最後に薄い青色【146】でレンガ周りを塗り込んで完成です。

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レンガを描き込むにはあまりに範囲が小さすぎましたね。笑

レンガというよりヒョウ柄に見えて仕方ありません。

壁部分は全体的に影をつけることがとても楽しかったので、このベランダの他に描き込みは思いつきませんでした。

 

壁塗り使用色のまとめ

建物の壁は、以下の色鉛筆の組み合わせで塗りました。 

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ご覧の通り【146】が大活躍です。

グラデーション部分にも【146】を重ねています。

私は「メインの色のなじませ役」、「色同士の境目のぼかし役」として薄い色を重ねることが多いです。

今回使用した【146】はお気に入り。

特に紫色【141】とは相性がとても良いみたいで、重ね塗りしやすく、また重ねることで色が変化していく様子もとても好みでした。

まだ色鉛筆を単色で買い足したことがないのですが、今回の壁塗りで【146】をかなり削ったので、今後1番最初に買い足すことになりそうです。

 

それぞれの塗り方の詳細はこちらからどうぞ

建物の下から、紫色、青色、水色の順でグラデーションにしています。

1番下の壁を紫色で塗る様子がこちら。

壁の1番下から真ん中にかけて、紫色から青色のグラデーションで塗る様子がこちら。

壁真ん中部分を青色で塗る様子がこちら。

壁1番上を水色で塗る様子がこちら。

壁真ん中から上にかけて、青色から水色のグラデーションで塗る様子がこちら。

 

終わりに

壁塗りの途中経過を詳しくご紹介してきました。

この「マジカル・タワー」の壁塗りを通して、「私は建物を塗ることが好きなんだ!」と気づくことができたので、この塗り絵本に出会えて本当に良かったです。

「マジカル・タワー」のようなキレイな線で描かれた細かい建物イラストの塗り絵本が、もっともっと増えてほしいな〜とひっそり願ってます^^

次からは、壁以外の細かい部分をカラフルに塗っていく予定です。

10月中の完成を目指して頑張るので、もう少しお付き合いください。

ではまた次回〜。

 

次>「マジカルタワー・その7」はこちら

 

「マジカル・タワー」を塗り進める様子はこちらからどうぞ